なぜヤギは、車好きなのか? 鳥取環境大学のヤギの動物行動学

  • 朝日新聞出版 (2012年5月8日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (208ページ) / ISBN・EAN: 9784022509727

みんなの感想まとめ

動物と人間の関係を温かく描いた本書は、動物行動学者の視点から、ヤギやその他の動物たちの魅力を存分に伝えています。著者の文体は親しみやすく、力を抜いて楽しめる内容となっており、読者は動物たちに対する愛情...

感想・レビュー・書評

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  • 全体的に動物的な人間らしさのが出ている文体で、力を抜いて読めました
    ところどころの自画自賛する表現が、温かみを感じられる
    少し本の内容とはずれるけど、動物が好きで、好きなものを学問として職業にできるのは良いなぁと思いましたよ

  • 小林先生の撮る写真は愛情に溢れていて、動物達がとても可愛く写っている。
    動物行動学者としての目線で書かれているが、親のような温かさに溢れているので、実際には会ったことのない登場人物(動物)に私も愛着が湧いてしまう。
    先生シリーズに何度も登場したヤギコ、いたか鳥取に遊びに行き会いたいと思っていたのでとても悲しい。

  • 新しい大学に勢いでできてしまったヤギ部。その顧問に成り行きでなってしまった先生のお話です。ヤギが好きな先生がヤギを魅力的に語ってくれます。ヤギは可愛い。

  • ヤギをペットでもなく家畜でもなく、できるだけ野生の姿で認識しようとしているところが、本書の個性。ヤギとヒトとの独特な距離感がなんともいえぬ味わいを。鳥取にて大学生活を満喫したヤギコ、卒業おめでとう。

  • 全体的に緩い。なので、軽い気持ちで読める。
    "ヤギ部"の存在はうっすら聞いたことがあったので、詳しく彼らの日々の様子が伺えてよかった。

    ヤギ部で飼ってるヤギ同士の関係性や性格など、それこそ多種多様で全てのヤギが好きになる。

    ヤギ部発足から関わってきた著者の眼差しがとても暖かい。掲載されてる写真もどれも素敵。

  • ヤギコ…

  • ☆動物行動学が専門。大学に思いつきで始まったヤギ部がある

  • 以前読んだ『先生、巨大コウモリが廊下を飛んでいます!』がとても面白かったので、他の本も…と思い、読んでみた。
    この本では、鳥取環境大学のヤギ部で飼われているヤギが主役だ。

    「緑の中に、ヤギが草を食んでいる姿はいいだろうな~」
    「皆さんで、大学のキャンパスでヤギを飼ってみてはどうですか?」
    そんな小林先生の思いつきから始まったヤギ部。
    生後1、2か月ほどの子ヤギから始まったヤギ部は、その後5頭のヤギを飼育することになる。
    女王のように君臨するヤギ。脱走するヤギ。駐車場に止まっている車を点検するヤギ…。

    「ヤギたちを、家畜としてではなく、ペットとしてでもなく、野生の特性を色濃く残した対象として、動物行動学の視点から描」いている。
    残念ながら、5頭のうち2頭はお亡くなりになるのだけれど、特に創部当初からいたヤギ子の死には、小林先生のヤギ子への愛情がひしひしと感じられる。

    それにしても、小林先生は本当にヤギをよく観察しているよなぁ。

  • サイエンス
    動物

  • ヤギを飼っている大学でヤギの行動を観察していた教授のエッセイ。ヤギかわいいなあ……先生の目線がヤギ愛に満ち溢れていて、でも観察も怠らない感じが面白かったです。

  • 動物行動学。エッセイ。
    『先生、〜』シリーズのヤギ特集、みたいな感じ。内容はいつも通り。
    表紙のヤギ可愛い。

  • 鳥取環境大学の先生による動物行動学エッセイのヤギ特別編。家畜でもペットでもない自由奔放なヤギ部のヤギ達の不思議な行動を(意外と)真面目に考察。
    全編通してヤギコの行動にはヤギも人と同じく意思を持った存在なのだということを教えられます。

    ちなみにタイトルにもなっているヤギが車好きかどうかについては第2話で語られますのでぜひ答えを見つけてください。

    (日高門別 N)

  • 表紙のヤギが笑ってるみたいでほんとにかわいい!ヤギも羊も黒目が横になってるせいか今ひとつ何を考えてるのか分からない存在でしたが、出てくるエピソードがどれもほほえましくて、よかったです。 生き物なので当然のことですが、やっぱりいなくなってしまうくだりは泣けました・・。ヤギ、かわいいなあ。

  • 鳥取環境大学教授の小林先生による、おもしろ研究エッセイ。

    「大学のキャンパスでヤギを飼ってみてはどうですか」
    講義中、思いつきで言ったひとことがきっかけで「ヤギ部」が誕生。

    ヤギ部の顧問となった先生が、部で飼育しているヤギたちの”ちょっとした面白い行動”に注目し、その行動に潜む様々な謎について、わかりやすく、ユーモアのある語り口で解説しています。

    動物行動学者としての考察もさることながら、部員やヤギたちとのあたたかい交流をつづったエピソードがとても素敵です。先生のヤギたち(特にヤギコ)への愛情がひしひしと伝わってきました。

    図書館スタッフ(東生駒):ホーランドロップ

  •  タイトルと、表紙のヤギの写真が目を引くこの本。鳥取環境大学には「ヤギ部」という、名前の通りヤギを飼って観察を行う部があるそうで、そのヤギ部で飼われているヤギたちのエピソードが書かれています。著者は鳥取環境大学の教授であり、ヤギ部の顧問でもある動物行動学者。そのため、単にヤギたちの行動を紹介するだけでなく、しっかりと分析を行っています。

     失礼ながら、あんまりヤギが好きじゃなかった私。何考えてるか分からない目がちょっと怖いし、人の服をむしゃむしゃして穴開けたりするし(実体験)。でもこの本を読んで、ちょっとヤギがかわいく思えました。角突きとかヤギの習性もおもしろい。次に動物園かどっかでヤギに会ったらもう少し仲良くなれそうな気がします。

     それにしても、本の端々から著者のヤギに対する愛が伝わってきます。動物を単に研究対象としてだけ見ているのではなく、友達のように接していてなんだか和みます。先に書いたように、ちゃんと動物行動学に基づいた解説や分析が行われていますが、ユーモアを交えて一般人にも分かりやすいように書かれているので、とても読みやすいです。

  • 2.8。ヤギ可愛いv。が、いつものシリーズよりは下。なのは、どうにも前書きのせいで全体に物哀しさを感じてしまうせいかも。

  • 鳥取環境大学のヤギの動物行動学。今回のメインはヤギ!

    ヤギコ、シバコ、ミルク、クルミ…個性はぞろいのヤギ達の日常(!?)をあますことなく凝縮した1冊。

  • ちょっとピンボケなんだけど、表紙の笑ってるヤギのかわいさにはやられます。表紙買い(笑)
    小林さんの、「先生」シリーズのスピンオフ的なエッセイ。先生と学生たちの関わりの中で、一番重要なヤギ部についてのお話。動物行動学という学問によって、個性を与えられた、先生の書く動物たちは、みんな好きにならずにはいられないのだけど、ヤギの描写はほんとうに飼ってみたいとおもわせるほど魅力的。子供みたいなところのある先生も相変わらずで、ほほえましいです。

  • 普通に面白かった!
    ヤギコ。

  • 大学で飼われていたヤギのお話。

    所謂「先生シリーズ」を読んでいたので、あーこんなこともあったな、と思い返しながら読めた。
    いつかはくるとわかっていても、やっぱり最後は悲しいね。

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著者プロフィール

1958年岡山県生まれ。
岡山大学理学部生物学科卒業。京都大学で理学博士取得。
岡山県で高等学校に勤務後、2001年鳥取環境大学講師、2005 年教授。
2015年より公立鳥取環境大学に名称変更。
専門は動物行動学、進化心理学。
これまで、ヒトも含めた哺乳類、鳥類、両生類などの行動を、動物の生存や繁殖にどのように役立つかという視点から調べてきた。
現在は、ヒトと自然の精神的なつながりについての研究や、水辺や森の絶滅危惧動物の保全活動に取り組んでいる。
中国山地の山あいで、幼いころから野生生物たちとふれあいながら育ち、気がつくとそのまま大人になっていた。
1日のうち少しでも野生生物との"交流"をもたないと体調が悪くなる。
自分では虚弱体質の理論派だと思っているが、学生たちからは体力だのみの現場派だと言われている。

「2023年 『先生、ヒキガエルが目移りしてダンゴムシを食べられません!』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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