ふくわらい

著者 :
  • 朝日新聞出版
3.45
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本棚登録 : 3094
レビュー : 457
  • Amazon.co.jp ・本 (264ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784022509987

感想・レビュー・書評

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  • 2016.12.15読了
    まだ出会えない…(図書館)

  • 言葉の持つ力を感じた不思議な作品
    ヒトは言葉から、そのヒトの経験からそのヒトだけが描ける世界を想像する。

    清々しい読了感でした。

  • むむむ
    難しかったー

    深く考えなくて、感覚でいいのかもしれないけど…

    普段から、よく思考しないの
    バレちゃうわ~

  • 自分と世界の間にガラスの壁があると感じている主人公、定がその壁を壊していくお話。自分と世界、自分と他人、自分とその顔、自分と発する言葉…ときに混乱しつつも自分のあり方を見つけていく登場人物たち。読了後しばらくは、この作品の世界観を引きずりました。キャラクターがとにかく魅力的です。主人公の定は、はじめこそなにを考えているのかわからず、不気味な存在でしたが、読み進めると愛すべきキャラクターであることがわかります。彼女の純粋さ、人や物事に真っ直ぐに向き合う様子に、いつしか心を掴まれています。 脇役の廃尊さんもいいキャラしてます。

  • 2016.09.20

  • 放浪の紀行作家である父が旅行先でワニに襲われて亡くなったときにその肉を食したという編集者の主人公、主人公に雨乞いや晴れ乞いを求める作家、度重なるけがで顔面の崩れたプロレスラー兼随筆家、主人公に一目ぼれしたというイタリア人の顔を持つ盲目の男性などという規格外の人物(どこからこういう人物を発想するのか?)を配しながら、全く破綻しない骨太な構成と筆力。

    共感力に欠ける主人公が人間性を取り戻し、周囲の人々との絆を深めていく終盤のカタルシスは快感ですらある。

  • なんだか、気持ち悪くなってさっぱりわからない。の、本でした

  • 最初は西加奈子さんなんでこんなの書いたのかなーってもうやめようかなと思った 定かさんに近づけるように努力しながら、 なんだかとても可哀想な人ででも最後に 柔らかい心を持つ女になれた様でしたえつこさんの存在がなかったら凄く怖かった

  • 無理です…さすがに無理です。
    地下鉄の中で何度血圧が下がって倒れそうになったか。
    あまりのグロテスクさに思い出しても、今食べたものを吐き出しそうです。
    西加奈子先生、なかなか普段から奇抜な作品があったけど、ちょっとこれは出だしはいけましたが69ページから飛んで最後のページだけ読んでやめました。
    人肉は気持ちが悪すぎました。私には、その話を聴くことも聞くことも読むことも見ることもできません。おええ

  • (2016.04.03読了)
    2013年本屋大賞5位!
    マルキ・ド・サドをもじって名付けられた25歳の女性、鳴木戸定(ナルキドサダ)。
    趣味が暗闇でのふくわらい。
    かなりエキセントリックです。
    学校のクラスに1人ぐらいはいたような、誰ともかかわらずひとりだけ違う世界にいるような、まわりからちょと変わってると思われてしまうような、そんな女性が主人公です。
    もしかしたらアスペルガー症候群かもしれません。
    主人公の言動には共感できないところも多いのですが、なぜそうなのか理解はできるように描かれてます。
    かなり上手いです。愛すべき主人公になってます。
    グロテスクな場面もあり、もしかしたら面白くないと思う人もいるかもしれませんが、私はけっこう良かったです。

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著者プロフィール

西加奈子(にし かなこ)
1977年、イランのテヘラン生まれ。エジプトのカイロ、大阪府堺市で育つ。関西大学法学部卒業。雑誌「ぴあ」のライターを経て、2004年『あおい』でデビュー。
2007年『通天閣』で織田作之助賞大賞、2011年咲くやこの花賞、2013年『ふくわらい』で第1回河合隼雄物語賞、2015年『サラバ!』で第152回直木三十五賞を受賞。
その他代表作として、宮崎あおい・向井理出演で映画化された絵本『きいろいゾウ』、同じく映画化された『円卓』、20万部を超えるベストセラー『さくら』、本屋大賞ノミネート作『i』など。2020年初夏、『さくら』が映画化決定。プロレス好きとして知られる。お気に入りの本は『アントニオ猪木詩集』。

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