橋本治という立ち止まり方 on the street where you live

著者 :
  • 朝日新聞出版
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本棚登録 : 81
レビュー : 9
  • Amazon.co.jp ・本 (248ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784022510013

作品紹介・あらすじ

この国の未来を本当に考えるのであれば立ち止まれ、ニッポン!リーマンショック、政権交代、東日本大震災を経てふたたび歩き出すための英知が、ここにあります。

感想・レビュー・書評

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  • 賢い人だなぁ
    と 思ってしまう

    「わからない」ということを
    これほど「わかりやすく」書けてしまう
    その柔軟な思考力と筆力に
    そりゃ そうだ と
    何度も 頷いてしまう

    読んでいて
    一緒に 思考ができる
    作家のお一人です

  • ひところのようなおもしろさに欠けるので、飛ばし読み。
    入院体験記あり。
    いくつかある読書感想文は、再読したい。

  • リーマンから東日本大震災までのエッセイ。この頃から政治は機能しなくなったんだ。

  • 物事の本質をすっと捉え、自身の考えを易しい言葉で論理的に説明する。なぜそうなのか、自分はなぜそう思うのかと、自分が納得するまで考えることの楽しさを教えてくれる。

  • この本は『橋本治という行き方』『橋本治という考え方』に続くもので、
    タイトルはすでに考えられていたものだというけど
    実際に難病を患って、立ち止まらざるを得なくなったというのが凄いというか。
    前半は政治的な話が多く、途中から病気が発覚し、
    入院して治療を受けながら書いたもので
    時事的な話の中にも、他に様々な個人的な背景が影響してたのがわかる。
    病院にいて「病人として生き方を変える」となるところが橋本さんだなと思う。
    終わりの方にある「自明の理は自明の理でしょう?」という文章が
    もっと普通に通らなければいけないなと思う。
    あえて問いただして解剖するまでもないものまで
    フラットな場所に置いてつつきまわすから、わけわからんことになるのだ。

  • 日本の病院には幽霊がでる
    高度経済成長を支えた団塊の世代のエラソーな幽霊が。

    なんて書き出しの小説が書けそうな闘病記

  • 図書館で借りて読んだのですが、とても面白かった。

    面白いというのは、これまで「考える」ことをしなかった問題について、「考える」ことができた、そのきっかけにこの本がなったことである。

    今度は書店で購入して、手元に置いておきたいと思う。

  • DVD ブロークバック・マウンテン

    「普段の自分の状態とは違う状態」になっているのが病気というもんで、年取って病気になると、その違う状態とつきあっていくしかなくなる。だったらすこしは、「自分の思い通りにならない状態」と付き合って行くことに慣れようとするべきなんじゃないかな

    「絶対反対」という人を説得することは不可能に近いと思う。
    「絶対反対」をいう人は妥協点を探すということをしない。それをしたら負けだとおもっているから、議論とか対話をするといっても、根本の所でこれを拒絶している。なにしろ説得されるはイコール負けなんだから、妥協しないおうに、私のいうことを聞けばかりを繰り返す

    全体状況というのは、歩み寄ってよりマシな全体状況を作ろうといううごきを持たない限り、全体状況にはなれないものだ。

    譲歩しない個人状況同士のぶつかり合いなんて不毛じゃないか

    人はあんまり忙しすぎると、「忙しすぎてもう無理」とは言わずに、「えー、どうすればやれるかな?」などという算段を始めてしまいます。過労によって、自分を守ろうとする防衛回路ばぶっとんでしまうから

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著者プロフィール

橋本治(はしもと おさむ)
1948年、東京生まれ。イラストレイターを経て、77年小説『桃尻娘』を発表。『「三島由紀夫」とはなにものだったのか』で小林秀雄賞、『蝶のゆくえ』で柴田錬三郎賞、『草薙の剣』で野間文芸賞を受賞。著書多数。

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