- Amazon.co.jp ・本 (352ページ)
- / ISBN・EAN: 9784022510020
感想・レビュー・書評
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とても読みやすく、サクサクと読めるのですが、なんだかよく分からない内容で、とまどってしまいました。
2巻を読むかは、考え中。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
(図)
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色々なこの世の物でないものも出ますが、メインは、道ならぬ恋に苦しむ人たちかな。
先が気になります -
面白いなあ、この作者の手にかかると、あの人たちがこうなるのか!という感じと、そうだよねえ、そうなんだよねえ、という感じと。
社会人になってすぐ、何一つ成すこともなく23歳になり、義清が西行になった歳になってしまったと、ショックを受けたことを思い出します。
昨年の大河ドラマの演者で映像化したいような気分。璋子は特にそう思いました。
芥川の「袈裟と盛遠」も読み直しました。
陰陽師から150~200年ですか?この雰囲気を出せるのは、今はこの作者が随一かもしれないと思います。
早速第2巻にかかります。 -
新シリーズよりも既シリーズを先に進めてくれ~
ってこれもよいな~ -
平清盛と義清を中心とした短編集。
平安、もののけ好きにはストライクなゾーンです(^^)d -
大河ドラマの平清盛はこちらを原作として描けば良かったのにと思うのは、ただ単に作者のファンだからだけど、あの時代を平清盛と西行から観て描くというのは、共通認識なんでしょうね。
でも、西行の出家に向けての挿話はこちらの方が良いと思う。そして、こちらの清盛の方が骨太でもある -
新聞連載の時もちょこちょこ読んではいたのだが、やはり単行本でいっきに読むとおもしろさが倍増する感じである。
後の西行法師である佐藤義清が主人公。
歌、蹴鞠、競馬、弓と何をやらせても人より優れた才能をみせる義清だが、常人には見えない異形のものが見えてしまうという能力を持っているというところがこの作者らしい設定。
才あるものはその身内に鬼をかかえているという業のようなものが人を苦しめ、なおかつ救いを与えるのだろうか。