ことり

著者 :
  • 朝日新聞出版
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本棚登録 : 1796
レビュー : 295
  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784022510228

感想・レビュー・書評

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  • 2018.7.12

  • このお話を気に入るかどうかは、
    主人公の小父さんに好感を持てるかどうかで決まると思うのだけど、
    わたしの場合、途中からどうにも小父さんを好きになれなくなってしまい、
    最後の方はちょっと読むのが苦しくなってしまった。

    前半部分のいくつかのエピソードはよいものもあり、
    淡々とていねいにつむいでいく様子は
    好きだった。

  • 小鳥の小父さんが死んだ時から物語が始まる、小鳥の小父さんの物語。

    メジロの鳴き声の描写が多いんだけど、よく分からなかったので、you tubeで聞きながら読んだ

  • 2014.4.27 読了

    ポーポー語という 他の人には
    理解してもらえない言葉しか話せない
    お兄さんの言葉を 世界で唯一
    理解できる 小鳥の小父さんの
    一生の物語が 淡々と
    描かれています。

    ちょっと独特の世界観で
    読むのが ちょっと辛かったかな。。。

    けど、キライとまでは いかないので
    この作者の 他の作品も読んでみたいかな、
    と 思いました。

  • 人と違うと住みにくいと思っているのは、人を気にしているから。小父さんは、幸せだったのか。ことりが嫌いな私には、なかなか感情移入できず、ある小父さんの生涯にとどまってしまった。

  • なんらかの障碍のある小鳥好きの兄と、生涯支え続けた弟、小鳥のおじさん。淡々と静かに、時に漣がたってもまた元通りに・・・読んでいるほうはともすれば飽きてしまうが、小川さんの筆致がそうはさせない。

  • 「ことり」という題名で、ことりのこと、関する描写は沢山出てくるのに、読後の印象派小父さんさんとお兄さんと、司書と薬屋のおばさんと・・・人間のことばかり。小川さんのマジックって本当にすごい!!

  • "図書館員との淡い恋"のあらすじに惹かれて読んだが図書館司書は全然出てこないし、あっという間に終わってしまった…。『ことり』にすべてを捧げたある小父さんのお話。最期までお兄さんとことりでいっぱいの世界で小父さんは幸せだったと思う。

  • 終わりから始まる物語。「小鳥の小父さん」と呼ばれ、ひそやかで目立たぬ人生を送った一人の男。

    鳥篭を抱いた亡骸が発見されたシーンから、「小鳥の小父さん」が「小鳥の小父さん」であったという事実を、その一生を通じて振り返る物語。

  • 鳥を愛し、ポーポー語を話す兄と唯一ポーポー語を理解する弟の生活。
    私には、この淡々としたストーリーは早過ぎたみたい。

著者プロフィール

小川 洋子(おがわ ようこ)
1962年、岡山県生まれ。高校時代に文芸を志し、早稲田大学第一文学部文芸専修入学。在学中から文芸賞に応募。卒業後一般企業に就職したが、1986年の結婚を機に退職、小説家の道に進む。
1991年『妊娠カレンダー』で芥川賞、2004年『博士の愛した数式』読売文学賞、本屋大賞、2006年『ミーナの行進』谷崎潤一郎賞、2012年『ことり』で芸術選奨文部科学大臣賞、2013年早稲田大学坪内逍遙大賞をそれぞれ受賞。芥川賞、太宰治賞、読売文学賞、河合隼雄物語賞などの選考委員を務める。
『博士の愛した数式』は映画化され、大ヒットとなった。受賞作以外の代表作として、『薬指の標本』『人質の朗読会』『猫を抱いて象と泳ぐ』。

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