本を読んだら、自分を読め 年間1,000,000ページを血肉にする〝読自〟の技術

著者 :
  • 朝日新聞出版
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本棚登録 : 1621
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  • Amazon.co.jp ・本 (207ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784022510525

作品紹介・あらすじ

「中卒、家庭内暴力、家も燃えた。
そんな自分を押し上げてくれたのは、いつも本だった」。
書評ブロガーとしても知られる著者が、「自分の人生に希望が持てない」という若者たちに向け、読書で人生を豊かにしていく方法を説く。

感想・レビュー・書評

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  • 本との向き合い方がわかる本だと思います。
    読書術的なものではなく、どんな本を読むべきかとか、本との向き合い方を教えてくれる本と解釈しています。
    著者の主観とか感覚が中心な印象ですが、それでも共感だったり納得出来る部分も多く、興味を惹く形で多くの本を紹介してくれたりと次の読書にも繋がって行く読書が出来ると思います。

  • 本を通じて自分で自分を救う仕組みを教えてくれる本。この本に出会った時は、ビジネス書をよく読んでいたこともあり、確実に自分の読書論・価値観をを変えてくれた。かなり実践したことで人生が変わってきた自負があります!軽い文章だけどオススメの1冊。

    ・本はできるだけ多くのジャンルを読み浮気をする。知識は循環させるもの。
    ・ビジネス書ばかりを読むのは寂しい
    →何が自分の利益になるのかということを全部知ったつもりでいるのが貧しい。
    ・悪いのは、内容を覚えさせない本の方
    →わかる!!!本当にいい本は自分のなかに残る。
    ・「批判しながら読む」
    →胡散臭い本をあえて読み、批判するという発想。
    ・ロールモデルとなる人は3年が限界
    →変化止まってるよ
    ・何万円以上買う!と決める
    ・ベストセラーよりロングセラー

  • まさに、本と友達とはこの方のことだと思います。

  • 本も血液と同じで循環させる。自分の本棚の整理を一度してみようと思った。

  • <論旨>
    自分を救うのは自分だけ。色々な本を批判的にたくさん読んで、自分の「偏見」を育てましょう。仏教でいう「自燈明」。

    <感想>
    「血肉」化に関する方法ほぼ言及されてなかったように感じる。
    今後の大きな指針となる「北極星」を求めている人は買わずに図書館などで借りるのが良いと思う。本書は「北極星」的手法は紹介していない。ほぼ、自分の頭を使って地道に色々な本を読んでください、しか本筋的主張はしていない。
    かなりぶっとんだ経歴だったので興味が湧き読んでみたが、内容はかなり薄かった。
    論旨の統一感はない。自身の思い出と読書姿勢や選書にまつわるtipsをつらつら書いた印象。本に完全な正解を求めたり、人生を一変させてくれることを期待したり、そういうのを求めるのは違うよ、ってことをかるーくかんたんに説いている。
    確かに、自分の読んでいるジャンルは偏っていて、他分野にはあまり食指が伸びていなかったのでその点は反省。
    この人ジョブズ大好きなんだろうなとは感じた。

  • 【書評】

    自己読書啓発本。

    【留点】



    【雑記】

    読んだ後、しばらくして思い返して見たがビックリするほど記憶に残らなかった。暫く考えていたらその理由が分かった。形式が自己啓発本と一緒なのだ。本来自己体験を通して会得していくものが、言っちゃうと私見を箇条書きでマシンガンのように羅列されている構造なので全然残らない。多分頭の片隅には残っているんだろうけれども、これは何度も何度も復唱したり書き写したりといった丸暗記の手法じゃないと記憶に残せないパティーンだ。一つ一つの項目はきっと正しいのだろう。でも、それはきっと自分で見つてけいくもので、見い出した時にまたこれを読むとその時は共感しながら腑に落ちる感じなんじゃないだろうか。また、タイトルの「自分を読め」という部分の説明濃度が正直低いとも感じた。あと、著者はコンパクトな新書スタイル鬼推しだったのに肝心のこれ、ソフトでギリ片手でもてるけどでかい。

    ※あくまでも個人的な感想を忘備録として書き留めたものです。
    ※【書評】:自分の言葉で一言で言い表すとしたら。 
    ※【留点】:個人的に最も印象に残った点、思いに留めておきたい問題点など。
    ※【雑記】:ただのうんこです。

  • 著者の圧倒的な読書量とスピードは
    若干引くと言いますか…訓練したとしても真似できない部分ではありますが
    本の活用の仕方や響いた言葉などは沢山ありました。

    特に気に入った言葉は
    「本はきみを救ってはくれない。けれども、本を読むことで、自分を救える自分になれる」
    「自分で自分を救うしくみとは、立ち直る力と言い換えてもいい」
    「付き合う人を買えるように読む本も変える」
    「リア充になりたかったら本を読め。本を読んでいないで、何を話すのでしょうか。本を読んでいる人の言葉は、宴が終わった後にも心に残る」

  • この本を読んだおかげで、「ブクログ」を知ることができた。読書に対する自分の考えを、改めて考えさせてくれる。

  • 読書の楽しさと本に対する愛が滲み出ている。本を読むことで自分の心を耕し、自分で自分を救える人になることが大事という。広く深い読書をどんどんしていきたくなる。

  • おもしろくて納得したフレーズを1つだけ紹介します。

    ・リア充になりたかったら本を読め
    尊敬する人に出会ったとしても、本も読んでいないで、何を話す?
    事実、本を読んでる人は話題が豊富で、人間的な魅力も備えてある場合が多い。

    他にも読書熱を上げてくれるフレーズがたくさんあり、私がブクログを始めるきっかけになった一冊です。

    これから読書量を増やそうと考えてる方には特にオススメします。
    「読書は人生を豊かにする」

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著者プロフィール

1969年生まれ。ブロガー、プログラマー、投資家。カリフォルニア大学バークレー校中退。オン・ザ・エッジ(現ライブドア)のCTO(取締役最高技術責任者)を務めた。現在、ディーエイエヌ有限会社代表取締役。2004年に開始したブログ「404 Blog Not Found」は月間100万ページビューを誇る。著書に『弾言』『決弾』『未来改造のススメ一脱「お金」
時代の幸福論」(岡田斗司夫氏との共著)(以上アスペクト)、『小飼弾の「仕組み」進化論』(日本実業出版社)、『空気を読むな、本を読め。小飼弾の頭が強くなる読書法』(イースト・プレス)、『新書がベスト』(ベストセラーズ)など。

「2011年 『働かざるもの、飢えるべからず。』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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