本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
Amazon.co.jp ・本 (248ページ) / ISBN・EAN: 9784022510549
みんなの感想まとめ
作品は、私小説や文学の分類に対する懐疑を通じて、秩序と混沌の間で揺れる人間の思考を探求しています。著者は、過去の価値観や視点を再評価し、時代の進行における分類の重要性とその限界を示しています。特に、混...
感想・レビュー・書評
-
詳細をみるコメント0件をすべて表示
-
改めて若い頃、私小説と言うものが大嫌いだったことを思い出させてくれた。
-
分類されたものがその仕分けに拠って不都合であっても「分けられた」という事実があれば秩序を生み、それを軸に時代は進む。
もしそれを不自由に思う人間がいれば、その人はしつこく混沌を観察しなくてはいけない。その作業はとても手間のかかることだ。その行為はもう終わった事だと周囲は考えているから何を今更?とバカにされる。だからもしその疑問が正しいと確信あったとしても誰もやりたがらない。
そんな面倒なことをコツコツと地道に行う著者は流石、橋本治。きっと本人はいたって当たり前の仕事をしていると思っているでしょうが。
歴史的価値はわかるが実用的でない狭い視野で描いた地図でも地図は地図と惰性に任せていつまでも使っている文学者に鉄槌を加える本。
著者プロフィール
橋本治の作品
本棚登録 :
感想 :
