- Amazon.co.jp ・本 (128ページ)
- / ISBN・EAN: 9784022510945
作品紹介・あらすじ
【文学/日本文学詩歌】心はどこにいるのだろう―――跳ねたり、迷子になったり、ココロってちっともじっとしていない。「生きる」を見つめた日本を代表する詩人が、千変万化する「こころ」をとらえようと試みた新作詩集。朝日新聞の5年にわたる好評連載から生まれた珠玉の60篇。
感想・レビュー・書評
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心が疲弊したりどこかにいってしまったときに読む。
大人になっても上手く心が扱えないことに悩んでいたけど、扱えない時間は詩を楽しめるいい機会になった。 -
「心は、どこにいるのだろう」。帯の文句にもあるけれど、実体のないこころをどう伝えればいいのか。。
震災前後の詩がまた胸を打つ。。
「こころ2」
「散歩」
「道」
「言葉」
「ありがとうの深度」
「心の居場所」
「絶望」
「そのあと」
ですかね。 -
じっと見ているしかない
いやじっと見ているだけにしたい
手も指も動かさずふんわりと
目であなたを抱きしめたい
目だけで愛したい -
大好きな詩人、谷川俊太郎さんの詩集。
ぽろぽろと読んだことがない詩集がでてくるのが不思議。
「こころ」に主眼を向けた詩が続き、その言葉はいつも以上に日常に根付いた言葉を選んでいるように感じた。 -
シミ と 散歩
が好きだった。
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「手と心」という詩が良かった。
手と心は仲がいい。本当にその通り、この手で息子に沢山の愛情を伝えていきたい。 -
そのあと
という詩が好きだった。