人生に座右の銘はいらない

著者 :
  • 朝日新聞出版
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本棚登録 : 295
感想 : 33
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  • Amazon.co.jp ・本 (187ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784022510983

作品紹介・あらすじ

天才・松尾スズキが50年間に舐めたすべての辛酸を根拠に他人の悩みと本気で向き合った初めての人生相談本。

感想・レビュー・書評

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  • 働くこと、いきざま、人付き合いらへんの考えは読んでて清々しかった。
    第四章、第五章あたりはあまり響かなかった。
    女性の浮気は悪せないけど、自分の浮気は許してほしいとの考えを読んで、この人は私とは合わないと思ったから。笑
    今のひろゆき、メンタリストDaigoがやっているお悩み相談。誰に相談するかで答えは180度も何度も違う。相談する相手選びは大切だ。

  • 著者のメルマガに送られてきた人生相談に答えたメルマガを、本にしたもの。世の中を斜に構えて見たら身体が傾きすぎて転倒した感じの方からの『生きる』ことへのメッセージ。でも別に読んでも前向きにならない。ポジティブを強要しないから心地いい。

  • おもしろかった。
    2013年発行だけど、この頃にはもうライターさんの仕事が減りつつあって、日本中の素人がブログやツイッターで文章を書いていた。(51歳、フリーライター)
    いろいろな年代のいろいろな立場の人の相談に優しく答えているが、最後の大人計画の人達への回答が逆に気を使ってなくておもしろい。
    わりとフーゾクという言葉が出るのは時代か。
    松尾さん、まだ独身だったし。
    大人気劇団の大人計画でも、演劇では食べていけないって…
    「消極業界のエリートです」が良かった。

  • P11
    自分のなかに「弁護士はいくらでもいる、けど、
    自分にしかできない弁護もある」という思いさえあれば、
    雑念は消える
    P11
    こんなしょうもない質問に倍の文字数で答える、という、
    俺にしかできない熱のある仕事をして、またエロ動画
    の森に戻ろうと思います

  • メルマガでやってた人生相談を書籍化したもの。

    一捻りある回答と細かいネタで、結構楽しめた。 

    「親友に自殺された」、「小学校の時に先生に殴られ続けた影響で、中学に入って人と話せなくなった」など、松尾さん自身の重すぎる経験がたまにさらっと披露されるので、回答がぐっと説得力を持ってくる。

    松尾さんの生き様を知ると、自分なんで全然普通だな~っと心が軽くなる本でした。

  • フレーズ記録

  • 内容紹介】20代で大人計画を立ち上げ宮藤官九郎や阿部サダヲを輩出、 舞台の演出だけでなく、俳優、作家、映画監督とマルチに活躍するが… プライベートでは離婚、同棲した彼女とも別れ、50を過ぎて一人寂しく暮らす日々。 そんな酸いも甘いも噛みわけ過ぎた著者だからこそ言える、中年の人生相談。
    【目次】
    第1章 「働くこと」に座右の銘はいらない
    第2章 「人づきあい」に座右の銘はいらない
    第3章 「生きざま」に座右の銘はいらない
    第4章 「恋だの愛だの」に座右の銘はいらない
    第5章 「セックス」に座右の銘はいらない
    第6章 「表現」に座右の銘はいらない
    「大人計画」に座右の銘はいらない

  • ◾️友達に借りました。
    っていうか松尾ちゃんがメルマガ読者というかファンの質問に答えるっていうのが意外性。ファン的な存在に興味なさそうだなって勝手に思ってた。
    そんなに松尾ちゃんのこと知らない故に堅実さも備えてる普通の人だって思ったり結構的を得ていて読み返したい系だから購入検討もありか?というか松尾ちゃんの本でちゃんと読めてるの初じゃないか?(あ、クワイエットルームは読んだわ)
    子どもを持たない夫婦を判断したっていうのが気になったので同じく借りた「東京の夫婦」も楽しみや

  • 松尾スズキのメルマガの人生相談集をまとめたもの。

    どれも彼の生きざまが反映されてて面白かった。

  • 人生は暇潰し、退屈、暇という敵をどう攻略するか。という考え方が好き。
    意外と真面目に、それでいて、ひょうひょうと答えている。

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著者プロフィール

作家・演出家・俳優

「2023年 『ベスト・エッセイ2023』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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