本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
Amazon.co.jp ・本 (304ページ) / ISBN・EAN: 9784022511058
みんなの感想まとめ
道徳をテーマにした対談集は、個人の倫理と社会の道徳の違いを探求し、現代社会における価値観の葛藤を浮き彫りにします。著者を中心に、さまざまな論客がそれぞれの視点から語ることで、時には共感し、時には反発を...
感想・レビュー・書評
-
あまりよろしくないので読むの途中でやめた
詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
岡田氏の言葉はいつも数年後に響いてくる
-
水尾図書館、中条図書館
-
岡田斗司夫氏が一癖も二癖もある論客と「道徳」について語る対談集。小林よしのり氏とか古市憲寿氏なんかがどんなふうに語るのかにも興味があり、また岡田氏の問題意識や見解にシンパシーを感じることも多いので、かなり期待して読み始めた。
「自我」「個人」「合理性」「市民」「共同体」「人間」「政治」「活動」「夢」というそれぞれのキーワードに関連して行われる対談は、確かに興味深かった。時々うなずきながら、時々反発を感じながら、楽しく読むことができた。
ただ、全体としては岡田氏のキャラクターや意見がつよく出すぎていて、そしてそれが対談相手の意見としっかりぶつかってどこかにつながっていくという印象が余りしなくて、それぞれが自分の体験から来る思いを出し合っているという感じにとどまってしまった。もちろん、そう簡単に結論が出るような話ではないから、安易なまとめをされるとそれはそれで興ざめなんだけど、なにか指針のようなものがもう少し見えてくると、もっと充実した読書になったように思う。
「新しい道徳」ってタイトルに余り期待しないで、現代を代表する論客たちがどんな言説をするか、単純にそういった興味で読めば、なかなか刺激的な本であると思う。岡田氏による「前書き」に掲げられた方向性に照らせば、もうひとつはっきりしないまま読み終わってしまった感が否めない。 -
2024年7月13日再読。
2018年11月12日読了。「道徳」をテーマにした岡田斗司夫と7人のゲストの対談集。2012~2013年頃の対談であり、震災とそれに伴う日本社会の動揺が色濃く反映されているように思う。個人にとっての善悪の基準である「倫理」と社会が必要とする「道徳」を別物として扱いその両立・妥協点を探るべき、とする主張は腑に落ちるし興味深い。「なぜ人を殺してはいけないか」などと問うとき、「それはいけないことだからだ」という倫理は普遍かもしれないが、戦場にいる当事者にとっての道徳は異なるわけで、人が正義や善悪に悩むのはある意味当然・倫理と道徳の葛藤があるからこそ人間と社会に緊張感が保たれているのかもしれんな…。岡田斗司夫の攻めるときは攻める聞き上手っぷりもいいが、話者の中では古市憲寿氏の意外な老獪さ・小林よしのりのぶれない軸の強さが特に印象に残った。面白かった。 -
【洗脳】
先日、こどもの土曜参観があり授業は道徳でした。
この本を読んだこともあり、興味深く授業を参観させていただきました。
道徳の授業は予想通り物語で教える方法でした。ストーリーを簡潔にいいますと、あなたは「自分の夢」と「友達との約束」のどちらを取りますかという内容でした。
生徒にいろいろな意見を言わせたあと、最終的にこれには正解はない、人それぞれの意見があっていいという結論でした。
うん??ちょっとまったー (・・・とは言ってませんが)
道徳とは法律では規定できない事柄を、物語形式でこういう場合はこのように考えるのですよと植え付ける(洗脳)ものだと思っていました。ところが、授業では人それぞれで正解はないという結論に至っていました。
これは道徳教育ではないです。
道徳は正解を示さなければなりません。
道徳は一種の洗脳なのです。正しいとされること(実際正しいかどうかはわからない)を理屈ではなく、頭の中に植え付けるものです。
今どき、「洗脳」はよくないのでしょうか??
「洗脳」という言葉の響きが良くない??
どう思われます? -
嫌いじゃないんだよね…
-
各章でゲストと対談を重ねまとめに入って行く。ゲストは高木新平・古市憲寿・小林よしのり・開沼博・橘玲・與那覇潤・東浩紀の7人。各章のテーマは合理性、市民、共同体、人間、政治、活動。まとめとおまけの章で次回作につながって行く
-
岡田氏と各分野の著名人との対話集で、各人の視点はユニークで掛け合いは面白く読めるが、「道徳」というテーマで絞り込まれているわけではない。
-
-
東紀之×岡田斗司夫の福島第一原発観光地計画についての対話がいちばんはらはらしました。相容れないところがあって。岡田氏は「仮にアート的なアプローチをした場合。アートとして成立させた人たちの名声はあがるでしょうが…」につづき、安全地帯から観光地化を目指す姿勢に男らしくない、観光客に原発事故の処理作業をさせることを含みでないと…という姿勢でした。
-
最近は出てからほどない状態で読んでいるので、
岡田斗司夫の考えが進んでいく様子が分かる。
「道徳」というテーマで、いろいろな視点から対談を通じて探っていく本。
自分の知らない世界をさらに突っ込んで見せてくれる、隅々刺激的な本。
「倫理と道徳は違うもの」
「富ではなくこれからはリスクを再分配しなければならない」
「トップを挿げ替えることで納得してしまう世間」
「合理性」と「損得教」
一つの答えでまとめるには大きすぎる。
小さな単位を良くするために必要なものが何なのか。
ヒントがたくさん詰まった本。
最後の東氏の言う「25年後のフクシマ」は、
いきなり25年後に飛んで、
その間にある無数の地道で危険な作業のことに
どれだけ関与していくのかが見えず
ものすごい違和感を感じる。 -
プロ教師の会 諏訪哲二 今の子どもは学校で消費者の態度をとる 学校の授業や行事に、つまらなそうな態度をとることが正しいものになっている
すべての人間は、因果関係でしか物ごとを理解できない 人間の本能
日本人は純粋主義に陥りがち。長い目で見ればという考え方が出来ずに、この瞬間目の前にあるものが「正義か、不正義か」という発想で行動してしまう。
ヨーロッパ人がいくつかの段階を踏んで、長期的に原発を減らしていく話をしているところで、日本人は、とにかく今すべて閉じたいと主張してしまう。 -
岡田さんの対談本。
道徳にかんする対談をするのだけど、人それぞれ道徳とは何かという思いが垣間見える。面白いけど難しい。 -
岡田斗司夫ファンとしては面白かったけど、肝心の対談では、お互い探り探りな内容が多くてあまりスパッとした流れでなかったかな。
道徳というテーマ設定は面白かったけど、内田樹さんのような明快さがないのが実感。 -
岡田斗司夫の対談本。
1+1=2ではなく、それ以上のものに仕上がっている。
岡田斗司夫が自説を論じるだけでなく、インタビュアーとしても高い能力を発揮しているので対談相手の味をうまく引き出している。
小林よしのりや橘玲などのベテラン勢はそれぞれの著書を読んだ通りの論理展開であったが、若手の論客、開沼博など興味深い話が聞けた。リスク分散社会が到来していることは自覚せねばならない。これは地球規模で考えると日本がどのような政策を取ろうとも避けられない自体であるのだ。 -
開沼氏の「原発事故は学者にとってはフランス革命に遭遇するぐらいのチャンス」が印象に残った。自分も実際に東北に関わっている何人かの人に会ったが、なんか皆生き生きとしていて、311はよい意味で人生を変える出来事なんだろうなという印象を持った覚えがある。
本書でいう道徳というのがイマイチよくわからないのだが、どうやら道徳を「好き・嫌い」を基準とし、「人に好かれる事が大事、嫌われたら最後」との事らしいが、それが空気読め的な同調圧力となって窮屈な社会になってるのが現状なのでは?そんな道徳御免だけど。
対談本にありがちな、著名人を並べてやっつけ仕事をしたという感じの内容の浅い総じて出来の悪い本。特に前半はヒドイ。 -
著者も本のなかで言っている通り、結論がうんぬんの本ではありません。(一応巻末に結論らしきものはあるけど。)哲学的な議論は好きだけど、堅苦しいものは嫌という人に最適です。
年が一番近いせいもあるかもしれないけど、やっぱ古市さん好きだなぁ。 -
以前から公言しているように僕は著者のファンだし、対談相手もファンorかなり興味を持っている人が多く、そこは楽しめたのだけど、いかんせん対談相手一人あたりの分量が少なすぎて、もっともっと掘り下げられるはずなのに・・・・・・と不完全燃焼感あり。残念。
この本が好きな人におすすめの本
著者プロフィール
岡田斗司夫の作品
本棚登録 :
感想 :
