黒警

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  • 朝日新聞出版 (2013年9月6日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (240ページ) / ISBN・EAN: 9784022511119

みんなの感想まとめ

ダークなテーマを扱いながらも、軽やかな読み味が特徴の作品で、読者に新たな体験を提供します。警視庁の組織犯罪対策部に所属する沢渡と、ヤクザの幹部である波多野の二人が、トラウマを抱えつつも黒社会の新興勢力...

感想・レビュー・書評

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  • 図書館の順番待ち、少し間が空いたので書架にあった月村作品を借りました。
    ダークな感じを期待して借りたのですが、月村さんの小説にしては軽いなぁという印象。
    雰囲気はダークなんですけど。

    人身売買や不法滞在などのテーマは興味深いのですが、話があまり頭に入ってこなかったし、主人公の沢渡の自己肯定感が低い上に煮え切らないところが多く、白黒ハッキリ派の私は何だかイライラ。
    また、ストーリー展開も停滞から突然都合よく動き出すように感じられ、あまり楽しめませんでした。相性の問題かな。

    ただ懲悪シーンは小気味よかったです!

  • 中身はダークな小説だが、月村作品にしては軽めで箸休め的な印象。十分面白いが、月村作品としては物足りない。

  • だらだらと長くなく、230Pで終えているのに長編を読んだような読後感。さすがです。

  • 最後はあっさりしすぎていてちょっと残念。落とし所は、他にもあったんじゃないかなぁ?

  • バツイチやさぐれ刑事、ヤクザの友達が殺されたので中国人と手を組み警察上層部に復讐する

  • おもしろくて社会勉強になります。

  • まあまあかな、最後がアッサリでした。

  • 警視庁の組織犯罪対策部の沢渡は、冴えない警察官として日々を送っていました。そんな彼が、昔なじみのヤクザの波多野、そして裏社会の組織・義水盟の沈と関わったことで変わるお話でした。
    物語の中盤までは、沢渡の不甲斐なく、彼よりも波多野や沈の方が魅力的でしたが、覚悟を決めた後の沢渡の後半での変化が痛快でした。

  • <黒警>
     さえない警察官、沢田。彼は舞踏はヤクザの波多野との腐れ縁だった。そんな彼らに、中国の大物マフィアが、「ペンママ」という女性を匿ってほしいと要請してくる。
     だが、匿った直後殺される波多野と女性。
     その復讐のため、沢田と大物マフィアは一芝居思いつく。

    <感想>
     月村氏らしく、テンポよく読ませる。
     前半から中盤にかけて、徐々に変わっていく主人公の心情のグラデーションがおもしろい。
     最後もリベンジものとして気持ちよく読めた。

  • 腐敗した警察の上層部に戦いを挑む男達の物語。

    警視庁の組織対策部の沢渡は、警察官としての誇りもプライドも失われ、惰性に仕事をする毎日。

    中国人たちによる大規模な偽ブランド販売組織を壊滅するため、沢渡は捜査に着手するも、命じられたのは「らくがきペンちゃん」という子どものキャラクター商品の偽物さがし。

    捜査をしていくと、ペンちゃんの販売に関わる沈という男が浮上し、中国人裏社会の抗争と警察との癒着の黒い影が。

    腐れ縁のヤクザの幹部・波多野も巻き込み、事件のカギを握る女をかくまうが。。。

    沈と契りを交わし、警察の異分子となった沢渡が、組織の腐敗に立ち向かう。


    前半の説明が間延び感を出してしまい、シリーズモノだったら次を読もうと思ったけど、次作は出てないですね。

    是非、続編を期待します。

  • 内容がラノベレベルで残念

  • 刑事と黒社会。
    日本ヤクザが殺されて、刑事と中国マフィアが手を組む。
    警察組織に潜む黒社会になる。
    二人が義兄弟になるくだりは、あまり説得力がない。
    鍵を盗んだり、警察幹部を嵌めるあたりも、とても綱渡り。
    利用しているだけに見えなくもない。

  • もっとドロドロしたものを想像していたけれど、さらっとしていた。全体的に軽い印象を受けた。
    最後、ペンママのコピーとかを利用したりするのかと思って、ど派手なエピローグを期待してしまったけれど、思わぬ解決策で終了。少し物足りなかったかも…

    でもキャラはそれぞれ魅力的。
    沈さん、ものすごくクールな人かと思っていたけれど、ちゃんと人間らしさがあってほっとした(笑)

  • おもしろかった 他の本何冊か読んでみたい

  • 機龍警察のようなヘビーさはない。うだつの上がらない警官と、中国人の犯罪組織の男が、ヤクザの敵打ちをして警察官僚の巨悪をくじく話。
    暴力描写も少なく、軽く読めた。

    新大阪から読みはじめて、小田原付近にて読了。

  • 機龍警察のようなストーリーを期待するとかなりガッカリするかも。

  • おもしろかった、
    が、「士漠の花」ほどではなかった。

    黒い、警察、な人ができあがるまで。

    なにか大きな流れの前段階、といった感じ。
    あのヤクザの人が早々にあっさり殺されてしまったのにびっくり。
    重要な鍵を内心バクバクもんで証拠品横取りするシーンに最もドキドキハラハラ。なんとかやりきった瞬間は一緒にほおっと息を吐いた。
    これといったドンパチシーンもなかったので、
    やはり山場はあそこだったような気もする・・・。

    これからの黒に染まった刑事さんの活躍に期待。
    続きがあるなら読んでみたい

  • うだつのあがらない警察と中国人が義兄弟になり、腐敗した警察と戦う話。月村了衛にしてはサラッとしている印象だった。

  • 上司を嵌めた時の携帯通話記録は問題にならないのかな。

  • 主人公の相棒(?)がいなくなるのが早過ぎ!ビックリしました。・・・新たな相棒が登場するんですけど。

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著者プロフィール

1963年、大阪府生まれ。早稲田大学第一文学部文芸学科卒。2010年『機龍警察』で小説家デビュー。12年『機龍警察 自爆条項』で第33回日本SF大賞、13年『機龍警察 暗黒市場』で第34回吉川英治文学新人賞、15年『コルトM1851残月』で第17回大藪春彦賞、『土漠の花』で第68回日本推理作家協会賞、19年『欺す衆生』で第10回山田風太郎賞を受賞。近著に『暗鬼夜行』『奈落で踊れ』『白日』『非弁護人』『機龍警察 白骨街道』などがある。

「2021年 『ビタートラップ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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