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Amazon.co.jp ・本 (256ページ) / ISBN・EAN: 9784022511126
みんなの感想まとめ
明治時代を舞台にした和風ファンタジーは、妖怪たちが潜む不思議な世界を描いています。物語は、近代化が進む中で妖怪の存在が薄れつつある様子や、巡査コンビの滝と原田のユーモラスな日常を通じて、妖怪と人間の関...
感想・レビュー・書評
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畠中恵の和風ファンタジー。
明治に入って20年、いつの間にか消えたかのような妖(あやかし)たちは、そこかしこの闇に潜んでいる‥?!
第一話 煉瓦街の雨
煉瓦街にりっぱな建物が並び、アーク灯に照らされた銀座の一等地。
一つだけ掘っ立て小屋のような派出所があった。
巡査の滝と原田は、名コンビ。
行きつけの牛鍋・百木屋で、三味線の師匠お高ら常連と、仲良く過ごしている。
すっかり近代化したように見える町並みですが、今でも何かと妖怪の噂も‥
第二話 赤手の拾い子
拾った幼女がどんどん成長する。
引き取った男性はその不思議にもかまわず惚れ込んで、妻に迎えたらしい。
第三話 妖新聞
妖しい出来事について記事を集めようとしている新聞記者が‥?
第四話 覚り 覚られ
議員に立候補するため、箔をつけようと動いたり、群がって金を手に入れようとする人間達。
議会政治の草創期に、あやかしが絡みます。
第五話 花乃が死ぬまで
巡査の顔が、若い頃の婚約者にそっくりだという女性が現れ‥?
切ない愛の物語。
妖怪といっても、「しゃばけ」シリーズのような、ほのぼのした雰囲気とはちょっと、違います。
小さな妖怪がその辺をちょこまか動いているようなことはなくて。
ややホラー系の、大人っぽい、ちょっとだけ色っぽい印象。
洋菓子屋さんの「アイスクリン強し」や若様組の話のほうが、時代は近いんですね。
滝と原田は、ちょっと佐助と仁吉にだぶるけれど、関係あるわけじゃないのか、どうなのか‥??
活気ある明治を舞台に、江戸の空気をどこかに残しているような人情や生活ぶりが描かれます。
妖怪にもそれぞれの心意気やこだわりがあり、善人には優しい。
関わる人々同様に‥
さらりと読めました。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
簡単に人は死ぬし、救われることもない。初期のゲゲゲの鬼太郎みたいな雰囲気。「骨と灰まで愛おしんであげる」薄ら寒さと照れがすごい。
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時代設定は面白いし登場人物たちのキャラクターもなかなか個性的で面白い。ただ読み始めから途中まではやや混乱。ん?誰が妖?原田と妖・原田の違いは?みたいに頭の中がハテナだらけになってしまった。何とか理解できたので次作に続く。
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江戸から明治になって20年。
銀座は煉瓦街となって、アーク灯が灯るモダンな街になったが、そこにある巡査派出所は掘っ立て小屋そのもの。
そんな派出所に勤務する原田さんと滝さん。
鎌鼬だの、瞬く間に成長する女の子だの、不思議な事件がたびたび起こる。
文明開化とともに妖は消えたと思われていたけれど…。
5話の短編。
徐々に正体というか真相が分かっていく感じで、うっすらとした怖さや不思議さが漂うお話です。
確実な正体は最後もちょっとぼかされた感じだったけれど、それがよかったのかな。
シリーズ第2弾があるみたいなんで、そっちもぜひ読みたい。
何気に赤手さんが好きです。
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ネタバレになるかもですが、気になるので…。
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第三話の原田さんの件、1つの体に、妖のほうの原田さんと、そうでないほうの原田さんがいたということでいいんですかね?
で、『そうでないほう』の原田は死んじゃったわけで…、滝さんたちにしてみれば、自分のお仲間の原田さんが残ったわけだし、妖のほうの原田さんがいると知らない人にしたら、今までと変わらない姿かたちの『原田さん』がいるから、『そうでないほう』の原田さんがいなくなったとは気付かないわけで。
死んでしまった『そうでないほう』の原田さんが無念というか、切なすぎる。
あと、第一話のみなもさんの件は、それきりなんだ。もう現れないの?
みずはさんがみなもさんだとか、そういうことではないんだね。-
私の受けた印象は違うので、私の印象をお話しますと、第一話のラストから察するに、原田さんは、一つの体でなく、本物の原田さんと鉢合わせしないよう...私の受けた印象は違うので、私の印象をお話しますと、第一話のラストから察するに、原田さんは、一つの体でなく、本物の原田さんと鉢合わせしないように、あやかしの原田さんが現れたり、消えたりしていたんじゃないでしょうか?姿を影に隠してしまえるような描写が最終話に出てきますし。とても上手にやっていたってことですね。本物の原田さんも気づいていなかったようだし、でもなりきるために、影になって側にいたのかもしれないですね。奥さんと子供のその後が、ちょっと気になりますが。
あと、みなもさんは、みずはさんかもしれないし、違うかもしれないし、という含みを持たせて、読む人の想像にまかせてるのかな、と思いました。2016/05/20 -
>nebusokumamaさん
なるほど。2人で1つの体ではなく、それぞれが体を持っていたということですね。
でも、そうだとして...>nebusokumamaさん
なるほど。2人で1つの体ではなく、それぞれが体を持っていたということですね。
でも、そうだとしても、『そうでないほう』の原田さんはいなくなってしまったので、奥さんと子どものその後も気になるし、『そうでないほう』の原田さんが無念と思ってしまいます。。。
みなもさんも、妖であれば通常死なないだろうし(原田さんたち、何度も蘇ってる…)、死なないのであれば、また出て来てもよさそうなところ…と思っていたので、気になってました。
この2つの件、続編と合わせても、それきり触れられてないから、さらなる続編が出ても、このままなのかもしれませんね。
コメントありがとうございます。
私は頭が固いので、1度自分でそう思ってしまうと、なかなか他の考えが思い付かないんで、参考になりました(*^_^*)2016/05/21
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2014.10.06 再読
妖シリーズ第一弾
◎登場人物
巡査 原田
巡査 滝
三味線師匠 お高さん
煙草屋 赤手
牛鍋屋「 百木屋 」百木賢一
妹みなも、みずは
• 煉瓦街の雨
どしゃ降り雨の中 暇潰しに聞いたお話。
かまいたち、だけど 元話は「ムジナ」
• 赤手の拾い子
赤手さんがよく育つダイヤモンド付きの赤子を拾いました。
鬼女
いろんな原田さん?
• 妖新聞
原田さんご結婚。照れ照れ
新聞記者に付き纏われます。
原田さんは、2人?鎌鼬?
• 覚り覚られ
赤手さんが無自覚な行方不明になりました。
さとりは、お高さん?
• 花乃が死ぬまで
滝さんと花乃さん。
滝さんは何者ですか?
みなさん、何者ですか?
今までのしゃばけでは素性がはっきりしてたけど 今回のは、常に何者??がついて回る。
2014.10現在 続編が連載中とのことで、次巻が待ち遠しい… -
結局よく分からず仕舞いなとこも多々あり。
「汲んでくれ」といった雰囲気に終始呑まれました(笑) -
前に出た「若様組」や「アイスクリン」の続きかなと思っていたら、あまり関係がなかったので、残念。そしてよく分からなかったところもあり。うーん、残念。
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週刊朝日に続編「 明治・妖キタン」が連載されてます。
登場人物の謎の続きが明らかになるようです。 -
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どうもスッキリしないというか、もやっとするというか、よく消化しきれなかった印象が残りました。
あまり身を入れて読めなかったせいか、いろいろ伏線があったような気がするものの、あれ?よく分かんないってなってしまいました。
江戸の名残がまだ漂う明治の銀座。
和洋折衷な世の中も急激な価値観の変化もそこに生ずる戸惑いも、興味深いのだけどね。
妖の謎がいろいろ残ってるので、これは続編ありってことなのかしら。 -
少し分かりにくいところもありましたが、恐ろしさと優しさがバランスよく、さらりと読めました。誰が人で、誰が人ならぬ者なのか?彼らはお互いの真の姿を知っているのか?明かさないのも、まぁいいか、と思えました。最終話が美しいです。
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時は明治になって20年煉瓦作りの建物が並びアーク灯が灯る銀座の一画に浮いたような掘っ立て小屋のような巡査派出所。そこに勤務する瀧と原田のもとへ相談事や事件が舞い込む。それがまた明治になって途絶えたはずの妖がらみ。近くの牛鍋屋の百木屋に集う常連客とともに解決していく。最後には優しさが感じられる話でソフトホラーと言うかファンタジーっぽいやはり畠中ワールドなんでしょうか?
瀧と原田がしゃぱけシリーズの仁吉と佐助、百木屋の常連客は長崎に住む妖たちにだぶって見えた。 -
新しいシリーズにするようですが、イマイチ、インパクトに欠けるなあ~
最近、彼女の著作に飽きてきてるように自分を感じる。何がそうさせてるのでしょうか・・・ -
なんかテンポがはっきりしないへんな小説 借りてきたのに好みに合わない 読み終わったが妖怪にたぶらかされたように 頭がうすぼんやりして霧の中のような読み応えだ まともな人の書いた本と は 信じられない
搾取は妖怪の眷属なんだろう -
江戸時代が終わりを迎えて20年。近代的に変化した明治の町で起こる数々の事件。その陰でひそかに蠢くのは人間の悪意か、それとも妖なのか。奇妙な雰囲気の一作。
ひっそりと人に紛れて生きているらしい妖たちは、悪ではないのだけれどどこかしら不気味。はっきりしない部分も多く、じわっとした気味の悪さを感じさせられます。ファンタジーというよりは少々ホラーかも。
お気に入りは「花乃が死ぬまで」。ほんわりと切なさの残る一編です。 -
文明開化によって、神や妖怪などいないという風潮になっていく明治の町で、妖怪がらみと噂される事件と関わるふたりの巡査と牛鍋屋の常連たちを描いた連作短編集。
誰が人間で誰が妖怪なのか、その微妙な感覚を楽しませる作品なのだと思います。
短編なので読みやすく、さらっと読めました。 -
長崎屋の若旦那の時代よりは近代である、明治のお話
だけど、畠中さんトーンが健在でいい感じ。
最初の作品でいきなり、がつんとショックを受けて、
その後も、決して明るい話ばかりではないのだけど、
救いがないわけでもない。
百賢さんの牛鍋屋、行ってみたいなぁ。 -
070
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しゃばけシリーズが可愛い妖なら、こっちは必殺仕事人っぽくてカッコイイ妖(^^) どちらにしても畠中さんの書く妖は良い人間には優しい♪
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