ジャーニー・ボーイ

  • 朝日新聞出版 (2013年11月7日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (328ページ) / ISBN・EAN: 9784022511249

感想・レビュー・書評

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  • イザベラ・バードは北海道まで来ているが、この本では、新潟まで。作者は岩手県の出身で、東北がフィールドであるためか、東北を題材にしている。会津若松の歴史に触れて、バードが立ち寄りたかった、と言わせるところも面白い。武士であったものたちが、明治になって生き方を模索する様子も描かれる。
    ここではバードの通訳である伊藤に焦点を当て、しかもバードには常に危険が迫っているという設定で描かれる。バードと伊藤のやり取りも、リアルに感じられて面白かった。バードは紀行文の中で、日本ほど安全な国はなく、安全が脅かされたことは一度もない、というようなことを書いているので、それを皮肉にも、うまく描いた小説。楽しめた。

  • この人の作品の中では、明治維新前後の時代劇の分類かな。

    作品自体は、読みやすかった。
    イザベラバードに、興味がわいているところだったので、偶然出会って、びっくりと言う感じ。
    もしかしたら、北海道編もでるのかな?いや、出さなくても十分エンディングしています。
    それにしてもこの人の作品、幅広い。
    浮世絵シリーズが好きだけど、SFも、おもしろい。horrorとか、SFとか、ついていけない物もあるけどね。

  • 2016.1 東北ものかな、と思っていたが紀行冒険記だった。ラストは少しいずいけれど、楽しく読めました。

  • 歴史小説ではないけど、明治時代のお話なのでこのカテで。
    たしかブクログでみたかな~?と思ってなんとなしに借りた本だったのですが、これが存外に面白かった。のでつい★×5に…
    「写楽殺人事権」書いてる人だったんですね。初読。
    まさにジャーニー・"ボーイ"達の、この時代ならではの青春ものなのかなぁ??後味がとってもよかったです。

  • 「イトウの恋」のほうが好み

  • イザベラ・バードの従者に新解釈を加えた高橋克彦の昔を思わせる冒険活劇でした。面白かったです。

  • なかなかに、面白し。
    イザベラ・バードってこんな感じだわなーー。
    ていうか。
    裏事情がvvvvv

  • 設定が面白い

  • さらりと読めたんだけど、それゆえなにかもの足りないというか・・・当時の世相とか様子とかそういうのは面白く興味深く読んだけど。今を生きる日本人が当時の日本へ行ったとしたら、やっぱり当時の西洋人のような反応を示すんだろうな。

  • イザベラ・バードの日本漫遊のガイド、いとうを登場させて、明治初期の時代を浮かび上がらせる好作。楽しめた。

  • イザベラ・バードさんが通訳兼ボディーガードの伊藤さんを伴って、
    異国を、しかもわざわざ劣悪な条件の行程を選んで旅して歩きます。
    タフだなぁ度胸あるなぁ。

    でも快適な旅を望まなかったくせに文句タラタラ・・・。
    ぶつくさ言いながらも旅を満喫している様子のバードさん。
    かわいらしいのやら憎らしいのやら、複雑です。 
    同行する方も大変だねぇ。
    伊藤さんじゃなきゃ、キレてたかもしれませんね。お疲れ様でした。

    途中からは伊藤さんと丸山さんと田郷さんとさわさんの
    腕っぷしの強さ自慢物語みたいになっていた気がするんだけど、
    そんな部分も結構楽しめました。

    バードさんの朝鮮紀行、中国奥地紀行なども読んでみたい。
    どれだけ文句タラタラ言ってるか、読み比べてやるぞぉ〜!

  • この小説の執筆のことを聞いて何年だろう?
    ずっと待っていた、刊行。

    ちょっとネタバレ。
    新潟までしかないじゃん!
    そこはかなり不満。

    バードの旅行記をうまく物語化したな~
    東北、幕末、近代史、そんなももののエッセンスが詰まっている感じ。
    ドキドキしながら読み進む。

    新潟で終わってしまうけれど、続きはあるのだろうか?
    読みたいな……

  • 明治時代、日本を旅したイギリス人探検家のイザベラ・バードの日本冒険譚。彼女の旅を通訳としてお供した伊藤鶴吉の目線で。今作での彼は、通訳兼ボディーガードとしての役目も担っている。実際は東北、北海道、関西へとイザベラは旅しているが、今作は東京~日光~新潟まで。

    道中の彼女の自由奔放な行動に伊藤たちが振り回される様子は楽しかった。でも、てっきり北海道まで行くと思っていたので、新潟に着いたところで終わってしまったのは拍子抜け。まぁ、ページ数はどうみても足りなかったけど。
    途中、貧しい田舎の集落を見た後の彼女の偏見とも思える日本人観に、伊藤同様、憤りを覚えたりもしたけど、「日本ほど子供が平和で居られる国はない」という言葉には救われた。震災の時もそうだけど、これほど秩序を守る国民性を持つ国は世界にどれだけあるだろうか。どうしても欧米の良いところばかりを見てしまうのだが、日本人の本来の国民性を我々はもっと誇りにして良いと思う。

  • イザベラ・バードという英国人女性探検家の旅に同行する話。明治のお話し。特に盛り上がることもなく話が進んだ。
    可もなく不可もなくといった感じでした。

  • 久しぶりにエロもグロもない歴史小説でした。

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著者プロフィール

1947年岩手県生まれ。早稲田大学卒業。83年『写楽殺人事件』で江戸川乱歩賞、87年『北斎殺人事件』で日本推理作家協会賞、92年『緋い記憶』で直木賞、2000年『火怨』で吉川英治文学賞を受賞する。他の著書に『炎立つ』(全5巻)、『天を衝く』(全3巻)などがある。

「2009年 『To Tempt Heaven』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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