十八代目中村勘三郎 全軌跡

著者 :
  • 朝日新聞出版
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本棚登録 : 17
レビュー : 2
  • Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784022511287

作品紹介・あらすじ

【文学/評論】57歳の若さでこの世を去った中村勘三郎。彼は当代随一の人気役者でありながら、裏方としても納涼公演立ち上げや若手脚本家招聘などを成した唯一無二の人物だった。朝日新聞を中心とした資料をもとに客観的視座から彼の足跡を記録する、勘三郎評伝の決定版。

感想・レビュー・書評

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  • 先代勘九郎の芝居人生を朝日新聞の劇評をベースに追った伝記。
    勘九郎で一番記憶にあるのは狐忠信の舞姿。切れと円熟の両方が四十前後の勘九郎から漲ってました。
    また勘九郎を観に行けるのが歌舞伎のいいとこ、怖いとこ。

  • ほぼ同時期に出た関容子の本や奥さんの本が感情にあふれた追悼の書であるのと対照的に、淡々と勘三郎の業績を追っている。こうした記録も大事だと思う。
    ただ、見た記憶があるのに載っていない舞台(地方の芝居小屋)があり、完全な記録にはなっていないような気もした。(思い違いかもしれない)
    この本を読む限り、自分は勘九郎の全盛時代をほぼ網羅できたようで、その幸運をありがたいと思った。

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プロフィール

作家、編集者。1960年東京都生まれ。早稲田大学第二文学部卒業。出版社勤務の後、アルファベータを設立し、代表取締役編集長として雑誌『クラシックジャーナル』、音楽家・文学者の評伝や写真集の編集・出版を手掛ける(2014年まで)。その一方で、作家としても活躍。クラシック音楽への造詣の深さはもとより、歌舞伎、映画、歌謡曲、漫画などにも精通。膨大な資料から埋もれていた史実を掘り起こし、歴史に新しい光を当てる執筆スタイルで人気を博している。

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