悪采師

著者 : 平茂寛

• 朝日新聞出版 (2014年3月7日発売)

作品紹介・あらすじ

賭博用のいかさま賽子"悪采"造りを生業とする音吉は、江戸を牛耳る任侠の親分を追い落としたことから、大切な女性を奪われてしまった。かけがえのない女性を取り戻し、彼女にとっておきの秘密を打ち明けるため、彼は生涯一度の大博打に打って出た。400人の博徒を前に、今、運命の悪采が振られる!

感想・レビュー・書評

[三田主水さんの感想 · 2020年2月1日]

http://denki.txt-nifty.com/mitamond/2014/10/post-247c.html

[hiromiyanaseさんの感想 · 2019年1月27日]

紫乃さんとは男女の関係で結ばれてほしかったと思うロマンス脳。
時代を考えると男女の恋仲よりも血族の絆の方が重い時代かとも思えるので致し方ない。

[こおたろうくんさんの感想 · 2015年11月20日]

六趣斎音吉は実在の人物だったの！？ついでに言うなら柴乃とは夫婦になるかと思いきや、実は兄妹だったなんて・・・

[mayさんの感想 · 2014年8月9日]

登場人物の輪郭が少しぼやけているようで入り込めず。

それから、時代物の人間の温かさや慎ましさをもっと存分に味わいたいと思ったな。