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Amazon.co.jp ・本 (192ページ) / ISBN・EAN: 9784022511744
みんなの感想まとめ
センスとは、単なる感覚ではなく、知識の集積であり、努力を通じて磨かれるものであるというテーマが展開されています。著者は、センスを高めるためには好奇心を持ち続け、知識を蓄え、ロジカルに物事を考えることが...
感想・レビュー・書評
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センスという、目に見えないモノについて考えたくて読んでみました。
センスは生まれつきのものではなく、後から身につけられる(ただし、本人の努力次第)ということがわかりました。
そしてセンスとは、一個人の感覚ではなく、必ずロジックがある。
だからこそ、机に向かう勉強ではなく、“学ぶ姿勢”さえあれば、誰でもセンスは磨けるというのです。
“センスは知識の集積である。”
この本では、このフレーズがすべての核になっています。
情報をどう集め、どう扱うのか。
プロの視点から「センスを磨くための情報の扱い方」が具体的に語られていて、例えもわかりやすく、すっと頭に入ってきます。
印象的だったのはこの言葉。
“普通こそ、「センスのいい/悪い」を測ることができる唯一の道具なのです。”
「普通って何?」と思う方も多いはず。
でも、この本には“普通”の定義や、その見つけ方も丁寧に説明されています。
普通を知るためには、さまざまなものに好奇心をもって情報を集めること。
大人になると子どものような好奇心を持ち続けるのは難しいけれど、その心構えについても書かれています。
情報を集めたあと、「なぜそれを選んだのか」「なぜ選ばなかったのか」をロジカルに考える。
そのためには、知識――つまり“自分でかみ砕いて血肉にした情報”が必要になります。
センスは一朝一夕で身につくものではありません。
日々アンテナを張り、勉強を積み重ねる努力が必要です。
日常の努力がセンスの良さをつくる。
つまり、センスのある人とは、努力を怠らない人なのです。
やらなければ磨かれない。
言い換えれば、センスの差は努力の差でもあるのだと気づかされました。
読むほどに、文章そのものにも「センス」が感じられました。
きっとそれは、言葉の選び方や構成にもロジックがあるからだと思います。
そう考えると…センスって、もはや生き方そのものなのかもしれません。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
最初から最後まで、とらえにくい「センス」というものについて、わかりやすく述べられている。
センスとは知識の集積であり、センスのよさとは、蓄えた知識をもとに、数値化できない物事の良し悪しを判断し、最適化する能力のこと。
たとえば水の出し方。
暑い日よく冷えた水にレモンを添えて出し、冬には温かいお茶を淹れるなど、その時その時に最適な出し方を考えられるのか、1年いつでも同じ出し方をするのか。
センスを磨くには、好奇心のままに知識を蓄えていくこと、自分なりの思い込み・固定観念に気づいて取っ払っていくことが大事。
いやぁ、誇張でなくこれ、義務教育の早い段階で全国民が学ぶべき内容ではなかろうか。
というくらい、わかりやすく学び&気づきの多い1冊。 -
「くまモン」などの数々のヒット商品を手掛けたグッドデザインカンパニー代表、水野学氏による著作。
私は自分がセンスの無い人間だと思っている。何をやってもダサいと。
本書のタイトルを見て、「えっ、センスは知識からはじまるってことは勉強すればセンスは磨けるの?」と思って手に取った。学校の勉強は主要科目はコツコツ勉強すればいい点が取れるけど、芸術系や体育系などの副教科は天性の才能が影響し、持って生まれたセンスのある無しによってどうしようもないものだと思っていた。だから、センスと知識はどちらかというと相反するものだと思っていた。
著者がクリエイターとしての経験や学生に教えた経験から述べられているには、「誰も作ったことのないようなものを作ろう」として、ゼロから良いものが出来ることは殆ど無いということ。ヒットする物を産み出すには、「普通」や「王道」を良く知り、そこから今、プラスアルファ何があれば売れるだろうと考えることだという。だからといって、むやみやたらと市場調査をしても意味はなく、市場調査に頼りすぎるのが「日本人はセンスが無い」と言われる一因だという。
要はセンス良くなるためには常にアンテナを張り、人の話をよく聞き、常に勉強し、やったことのないことを時々してみたり、話したことのない人と話してみたりして、自己研鑽すること。「私はどうせ、センスが悪い」と俯いてばかりいてもセンスは悪くなるばかりだろうと思った。
ただし「流行っている=センスが良い」ではないから、むやみやたらと流行を追う必要は無い。けれど、「王道を知る」のと同時に「流行っているものを知り」「それらの共通項や一定のルールがないか考える」ことは大切だ。流行を追うことは疲れると考える私にとって、流行も含めてもっと高いところから見渡すことが必要だと分かり、ボチボチやってみようと思った。
講演会で聴いたら良い話だと思った。ただ、この本自体、あまりにもスルスルと読めてしまったので、書籍としては物足りなかったかな? -
センス、欲しいなっていつも思っています。
洋服選び、インテリア選び、人に何かを説明する時、お料理する時、
ああ、センスないなぁってしょんぼりするから。
「センスがいい文書を書くには、言葉をたくさん知っていたほうが圧倒的に有利である。これは事実です。
文章というたとえを使いましたが、これは仕事や生きるということにおいても同様だと思います。知識があればあるだけ、その可能性を広げることができるのです。」
「センスの最大の敵は思い込みであり、主観性です。思い込みと主観による情報をいくら集めても、センスはよくならないのです。」
「思い込みを捨てて客観情報を集めることこそ、センスをよくする大切な方法です。」
「センスを磨く上で、好き嫌いでものを見るのは禁物です。好き嫌いとは、客観情報と対極にあるものなのですから。」
「そんな思い込みを外す方法とは、いつもと違うことをしてみること。」
「やったことがないことを試してみましょう。」
「見たことのないものを、意図的に見ましょう。」
センスは知識を学ぶことで、養える能力なんだ!
そんなことをわかりやすく、丁寧に教えていただけ、なんだか勇気と希望がわいてきました。
あえて、興味の範囲外のことをやってみる。
好きなことをとことん深掘りしてみる。
いろんな学びが自分の武器になる。
センスを磨く努力、頑張ってみよう。 -
センスは生まれついてのものではない。
「センスのよさ」とは、数値化できない事象のよし悪しを判断し、最適化する能力である。(本文より)
とにかくたくさんのインプットが必要で、『普通』を見極める。
『普通』を基準として、そこからあらゆる知識を元に肉付けしていく。
自分の『感覚』で判断しない。
なぜこうしたのか、言語化できることが必要。
美術はこれらと同じ、もしくは非常に近しい学問であると僕はとらえています。 「この絵が描かれた背景について、どれだけの知識があるのか」 「どうしてこのような作品が生まれたのか、体系立てて説明できるか」(本文より)
これはデザイナーに共通して求められるスキルです。数冊読んだデザイン本には当たり前のように書いてありました。
デザイナーに限らず大切なこと。
『チョコレートの商品開発担当者になったのなら?』
チョコレートに関する情報を集める。定番を知る。パッケージの色は?デザインは?
なぜその色を選んだか。
以前読んだ『解像度を上げる』の内容と共通していると感じた。
終盤では、『普段しないことをしろ』と書いてあり、以前読んだ『前頭葉バカ社会』を思い出した。
やはり大事なことは共通しているんだな。 -
センスとは何か?という答えを答えられるようになりたいと思いこの本を読みました。
内容は、センスは生まれ持ったものではなく様々な知識の上になりっていることをわかりやすく説明されていました。
センスがいい人になるために憧れるだけでなく、今後も本を読んだりやったことないことへチャレンジしたりして、知識・経験を増やしてセンスがいい人に近づたらと思います。 -
センスという言葉からイメージするとひらめきになるが、そうではなく知識が必要だという内容。あるものを開発するなら、その物の知識を学ぶことが大切。これは今からでも服を選ぶ際、その人の特徴やシチュエーションによって選べばセンス良い服を選べるそうだ。センスは知識からという本を読んでいると自分の好きなああいうものやこういうものもこうやって開発されたのかな?と現場を見られた気がして楽しく読めた。
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とても参考になる本でした。
「センスは持って生まれた才能ではなく知識の集積がセンスなのだー!」という要旨でした。
なるほどー!と思える箇所が多々あり、参考になりました。
ぜひぜひ読んでみて下さい。-
2022/10/29
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3年前に読んだ本の再読。センスの定義「数値化できない事象の良し悪しを判断して最適化する能力」。王道を知り流行りを知って知識を持ち、共通項など分析して、普通を知り、最適化、ゴールを目指す。前に読んでいたのに忘れてました。
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「くまモン」やドコモの「id」などを生み出した有名クリエイティブディレクターによるデザインの理論をまとめた書籍です。にしき食品の「NISHIKIYA KITCHEN」はこんな有名な方がブランディングに関わっていたんだ〜と著者プロフィールを見てびっくりしました。
この本の内容をまとめると、センスを磨くためには、ベースとなる知識が必要。知識は「ものさし」。ものさしが無ければ、すごいのか、普通なのか、ダメなのか評価ができない。一方で、ものさしを持っていれば色々なものを測って、良いものを作れるようになるよね!と言う感じです。
色々と具体的な事例があったりしますが、まあ、まとめるとタイトル通りの内容です。まあ、そりゃあそうだよね・・・という感じはしました。この本には出てきませんが、型を身につけるから型破りなことが出来るのであって、型を身につけていない人はただの型無しだ!なんて言葉が有りますからね。
⭐︎2にした理由ですが、これは僕が感じただけかもしれませんが、著者の承認欲求が隠し切れない感じが、読んでいて、とてつもなく痛々しかった。
事例を紹介しているときには、出来るだけ生々しい話が聞きたいと思うのですが、クライアントの手前、そう言う事例は紹介できないのかもしれません。とにかく全てが成功事例。失敗からの学び、プロジェクト内の苦労はほとんど紹介されず、僕はこんなに上手くこのプロジェクトを成功させました!っていう感じで書かれています。
なんで自分の時間を削って自慢話を読んでいるんだろうという腹立たしさと、まあ、さらっと読めそうだし、最後まで読むか・・・みたいなせめぎ合いに耐えながら読み切りました。 -
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「センス」が欠如している現状を打破すべく読む。
佐藤卓「塑する思考」と内容が近い。
以下のような流れで日常で接することや物と対峙すると、全ての経験が旅のようになり、いろんなものに愛着を持つことができる。そしてそれがセンスになり、自分を助ける。
①外界との扉を開ける
②自我を捨て、客体をありのままに受け取る
③良し悪しなど自分なりの価値判断をつける
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図書館で借りて読むうちに、あまりにも面白く。
この内容をぼんやり忘れていってしまうのは勿体ない!!と思い、改めて書店で購入しました。
センスとは何か?生まれ持った才能とか、備わっているもののように思いますが、
タイトルにあるとおり、センスとは知識から始まる。
『知識が紙の大きさで、センスが絵だとしたら、紙が大きいほうがのびのびと絵を描ける。』
そんなような表現で説明されていましたが、この本を読み終わった時に僕は、努力すればセンスも手に入れることができるのかも!と自信をもらうことができました。 -
今までスライドのセンスないから無理と言われた時、センスはなくても最低限を押さえればまともになると反論していたが、その最低限の知識がないからセンスがないのだとわかった。
頭が良いとか天才とか聞くたびに、その背景にある勉強量を知ってしまうと、本当に天才なのか、天才ということ自体が失礼なのではないかと思ってしまうのは、センスが知識を前提とするからなのだと思った。
なんかの名言の凡人は天才の努力をしれないから凡人なのだという言葉を思い出した。 -
「センスとは集積された知識に基づく予測である」という言葉に全てが凝縮されていると感じた。
真に新しいものなど無い。数多の事象や知識を蒸留して得られたものがセンスであり、センス同士の掛け合わせがイノベーションになる。
センスを閃きと呼ぶ人は、事象同士に共通性を見出せないだけで、それは知識や洞察の不足に起因する、と。
知識をどのように獲得してセンスを磨いていくかの例もあり、「一段上の知識を得たい」人におすすめ。 -
タイトルの通りの内容。たしかにひらめきとか天から降りてくるようなアイデアって地味な作業とか積み重ねじゃなくてパッとでてくるもの。センスがあるものだって認識されてることが多いかも。言われてみれば確かにだった。
風水の話(推測)は確かにそうだな!と思った。なぜそうなったのかまで考えるところデザイナーって感じがして好きだった。
好奇心旺盛であること、ルーティンから外れて小さな変化に触れることの大切さがわかる。意識すれば簡単にできること。私もやってみよう。 -
以前に読んだ「世界観をつくる 「感性×知性」の仕事術」でとても気になった水野さんというデザイナー(アート・ディレクター)。
という訳で、水野さんの本も読んでみました。
※世界観をつくる 「感性×知性」の仕事術
https://booklog.jp/users/noguri/archives/1/4022516739#comment
水野さんという方、センスやらデザインとやらふわっとした言葉を言語化するのがとても上手。
一部のプロの専売特許なようなこの概念を
素人でも分かりやすく紐解いてくださいます。
これは助かる!
センスってベースに知識があるのか。。
全く考えてもいなかったです。
途中出てくるデザイン例やフォントの話の中で、
挿絵的なものがあれば、もっと読みやすかったですが(あまりに気になって画像検索してしまった)、
それも著者のデザインなのかもしれませぬ。。
(よく分からんけど。)
ますますデザインについて勉強(そして、実践)したくなる1冊です。 -
マーケティングに囚われないこと、通勤ルートを変えたり歯磨きする時違う歯から磨くなど非日常を体験するなど、センスを磨くコツについて載っている本。センスとはなんだろうと壁に当たっている人に。
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Audible で聴きました。センスのせの字もないんだよなぁと自分のことを思っていたけど、あぁ知識に向かう姿勢が違うんだと気づきました。そこから他の本も読み始めて、今は美術に関して興味も持っています。
子供ながらの好奇心も忘れずに自分のペースで興味を深めていきたいです。 -
文章が柔らかい感じがして読みやすかった。作者はセンスを先天的なものではなく知識の集約から作り出されるものと捉えていた。デザインの世界やマーケティングの話は自分の仕事とは全く関係がなく、実務に役立てられるかは分からないが面白かった。根性論ではなくて体系的に、番人に向けてセンスの磨き方を教えてくれている。基本的にデザインやビジネスのセンスの話が多かったけど、水野さんは文章についてもセンスがある人だと感じた。
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