ハーバード大学で研究した医師の警告 健康でいたければ 「それ」は食べるな

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  • 朝日新聞出版
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  • Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784022511935

作品紹介・あらすじ

【芸術生活/家事】「肉を食べると早死に」「ゼロカロリーは太る」「本当に怖い添加物」など、アメリカの最先端の研究でわかった「食べてはいけない」の新ルール。体にとって本当にいい食べ物とは。健康と美のために、知っておきたい食事のルールを伝授する。

感想・レビュー・書評

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  • コーラ飲料の構成要素は、異性化糖、リン酸、カラメル色素、缶。なんとこれら全てに飲みすぎると健康に影響を及ぼしかねないな問題がある。たとえば異性化糖=果糖ブドウ糖液糖。清涼飲料水には異性化糖が12%程度含まれており、500mlのペットボトルなら約60g。角砂糖換算では15個分にもなる。また、ごはんやパンに含まれるブドウ糖であれば小腸から吸収され全身に運ばれエネルギーの残りが中性脂肪となるが、清涼飲料の果糖はほとんどが肝臓で代謝されてしまう。肝臓で中性脂肪に変換されるため、心筋梗塞・脳梗塞につながる病気の原因となる。加えて、アルミ缶にさえ問題がある。缶にはBPAという物質が含まれるが、これが時間の経過とともに飲料に移行してしまう。BPAは糖尿病、肥満、乳がん、神経障害に関連することが動物実験で分かっている。本書に掲載されている「食べてはいけないもの」は、すべてハーバード大学での研究や欧米の最新の論文をもとに書かれている。食生活の見直しを迫られた。

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著者プロフィール

内科医師。医学博士。
1970年、愛知県生まれ。東京女子医科大学卒業後、同血液内科入局。国立がんセンター、東京大学医学部附属病院血液・腫瘍内科にて、造血幹細胞移植の臨床研究に従事する。2007年4月から2013年末まで、アメリカ・ハーバード大学で、肥満や老化などに関する研究に従事。2011年~2012年、2012年~2013年に、肥満に関する研究でハーバード大学学部長賞を2度授与。
著書には『カロリーゼロにだまされるな ――本当は怖い人工甘味料の裏側』がある。

「2015年 『「カロリーゼロ」はかえって太る!』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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