ラストレター

著者 :
  • 朝日新聞出版
3.87
  • (32)
  • (61)
  • (28)
  • (9)
  • (1)
本棚登録 : 328
感想 : 51
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (320ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784022512093

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 変わり者の集まるラジオ局。視聴率低迷から脱出できるか、新番組は意外に好調だった

  • ラジオ番組を作る話。小説としてはガタガタだが、言いたいことはとてもよく伝わった。

  • 昭和の温かさ。よくは知らないけど、憧れを抱く程度には感じている温もりが、確かにある。それを言語化するには体験が無さすぎるんだけど、懐古の想いは昭和に限らず存在する。ラジオって典型的なその一つで、懐古の情って人との繋がりというか、人間臭さっていうか。今が希薄だとか、そういうことは関係なしに、昔はもっと温かかったんじゃないかなっていう幻想も含めての感情で、やっぱり人は人を求めて、繋がっていたいんだなあって感じられる作品だった。

  • 深夜ラジオ。番組最後に心にグッとくる手紙を読んで終わる。それがラストレター。予定調和でヒット。
    「そんなにうまく行くのか?」というのが率直な感想。
    「やらせ」のようにも思える。
    放送禁止用語を叫ぶオッサンにあまり同調できない。
    テンポは良かったので、あっという間に読み終えた。

  • 付録のはがきより
    「誰もが小さな人生を精一杯生きているんだよ」

    ほんとうに。

  • 深夜ラジオ番組の話し。さらっと読めて少し泣ける。
    2014.11.22

  • かつて毎週土曜日にさだまさしのセイ!ヤングを聴いていた、古くからのさだファンには懐かしいお話でした。

著者プロフィール

一九五二年長崎市生まれ。シンガーソングライター。二〇〇一年、初小説『精霊流し』がベストセラーとなる。『精霊流し』をはじめ、『解夏』『眉山』アントキノイノチ』『風に立つライオン』はいずれも映画化され、ベストセラーとなる。その他の小説に『はかぼんさん―空蝉風土記』『かすていら』ラストレター』『銀河食堂の夜』など。

「2021年 『緊急事態宣言の夜に ボクたちの新型コロナ戦記2020』 で使われていた紹介文から引用しています。」

さだまさしの作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×