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Amazon.co.jp ・本 (256ページ) / ISBN・EAN: 9784022512345
みんなの感想まとめ
政治やメディアに関する鋭い論考を通じて、流布される言説に対する自らの影響を再認識させてくれる作品です。著者の内田樹は、独自の視点から社会の問題を切り込み、読者に深い考察を促します。短いコラム形式で構成...
感想・レビュー・書評
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『AERA』上での内田先生の連載を纏めたもの。
政治やメディアに関しての論考が中心。この本に限らず、内田樹を読むと、自分が如何にその時々で流布される言説に哀れなまでに影響(誘導)されているかに気づかされる。
ただ、本書は1回900字のミニコラムから成るもので、他の著作を何冊か読んできた自分としては、少し物足りなさを感じたり…。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
これまで何冊か読んで来て、内田樹先生は秀でた人物だと思うが、読み進めて行くうちに、鬱病を患ったことがあるというのを思い出し、なんだか分かるような気がした。先に読んだアンドリュー・ワイルの本にある、ニュース断ちは精神衛生上良いというのは納得。しかし、世捨て人として生きられるなら良いが、世の荒波に打たれながらそれでもなお世の中を良くしたいという気持ちがなければ、なんのために生きるのか分からないではないか!とも思う。改めて、やはり内田樹は凄い人なのだろう。
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AERAに連載された短編コラム集。
様々なテーマに言及。 -
2015.9.15
ひとつひとつが短いのでイマイチ頭に入って来ないが、随所で語っていることなので繰り返し思い出すにはいいかもしれない。 -
「AERA]の連載コラムの6年半分をまとめた著書。コラムは、コラムが、生き方・仕事論、メディア論、国際関係論、教育論、政治・経済論、時代論の6つに整理されており、一つコラムは900文字であるため、読んでいて非常に小気味よい。
6年半もたっているので、予言したことが外れているものも多いが、「これからこうなる」という仮説を立てて予言しているので、その仮説の立て方や内容には考えさせられることが多く、読み甲斐がある。 -
アエラに掲載された900字のコラム。もっと読みたいと思うものの900字以降の問題を自分で考えてみるという意味では読む者にスイッチをいれる分量だと思いました。教育論がもっとも身近に感じるテーマでした。「学校教育の目的は子どもたちを成熟した市民へ育てあげることにある。「学び」への意欲を起動させることにある。(132頁)」その手段は多様性を帯びている必要があり、あれやこれややってはいけないことを上位者が定めていくことでは本来の目的を達成できないという指摘がありました。
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「ぼくが倒れたら、ひとつの直接性が倒れる」
その自負と有責感が、比肩しうる人のないほど重みを吉本隆明の言葉にもたらしたのである。
公人としての適性は「自分の 反対者を含めて集団を代表する」覚悟に尽くされる。
自由民主主義という語をオルテガは「敵とともに生きる、反対者とともに統治」ことと
定義した。「人間という種族が、これほど美しい、これほど優雅な、これほど軽業に似た、これほど反自然的なことを思いついたとは、信じがたいことだ」とオルテガは書いた。 -
毎回、アエラのコラムを楽しみに読んでいましたが、まとめて読んでみると当時のニュースとともに、そんなこともあったなぁと、しみじみ振り返りつつも、まだ過去のことではなく現在にも問題になっていることに考えさせられました。中でも、教育に関わる内田先生の意見に襟を正す思いで読んでいました。
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評価不能枠って魅力的
でもそれが魅力的に思えるのって逃げなのかな・・・。でも絶対面白い!マッドサイエンティスト大好き! -
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ほとんどすべてが、「いつものお話」なのだけど、大事な事は何度でも言って欲しい。
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内田さんの、AERAに掲載されたコラム集。もちろんおもしろいのですが、コラムだけに、内田さんの独特の文体が毎回にわたって出てくるので、読むのがすこし疲れる。わたしは、内田さんの一冊の本を読むほうが好きかなぁ。
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天皇について書かれた記事に感動
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例によって、数多い印象的なフレーズのなかで特に私が大いに肯いたものとして、「私たちの社会はこの「予防的に厭な思いを回避した力」をゼロ査定する。危機的状況に際してはこの能力の有無がしばしば生死を分かつことになるにもかかわらず。」これは、自慢話ではないですが、私の警告をもっと真剣に取り上げていたら会社は大失態を犯すこともなかったという体験によるものです。もう一つ、「日本の右派は「自国に無期限に駐留している外国軍隊に対する抵抗運動を組織していない世界で唯一のナショナリスト集団」である。」阿るのが好きなのですね。
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AERAでの内田氏の連載記事をまとめたもの
初めて内田氏の著作を読むには最適な内容かも
一つ一つが短く書かれてあるしそのなかでも
読みやすいし、変化や、彼の独特の論理展開や
理屈展開の面白さが感じられるので。
また、はじめに著者も書かれてありますが
連載ゆえに、5年以上前の記事ものせてあり
過去を振り返れるところが今回の本は面白い
ところでもあるかと思います。 -
ユダヤ人にとってイスラエルは親しみと嫌悪をかきたてる両化的な存在である。
なんでも食える、どこでも練られれる、誰とでも友達になれる、これが生存戦略上の3原則。 -
連載の再収録なので、著者にしては珍しく一つ一つがすごく短い。
相変わらず納得させられることが多いんだけど、政治や社会情勢に関しては悲観的な見通しが多く、日本やばいよなぁと思わされた。 -
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仕事が多忙を極める師走にも、やっぱり活字は読みたい。
というわけで選んだのが、当代きっての売れっ子思想家(っていう表現も妙ですが)、内田樹さんの新刊であるところの本書です。
大ファンの内田さんが週刊誌「AERA」で連載している人気コラム6年半分を、1冊で丸ごと楽しめちゃうということで迷わず購入。
それともうひとつ。
1編1編のコラムが900字と短いため、忙しい時の読書にうってつけなんですね。
ただ、そこはリーダビリティーの非常に高い内田さんの文章なので、読んでいるうちについ「もう少しだけ読もう」「せめて第1講の終わりまで」「あわわ、もうこんな時間。じゃあ、あと1編だけ」なんていって、結局、2日かそこらで読了してしまいました。
内田さんの本はかなり買って読みましたが、本書のコラムは短いだけあって、いつもの内田さんの文章よりキレがあります。
内田さんの文章はかなり入り組んでいて、論理構成が大変複雑になることもしばしば(だけど読みやすい!)ですが、本書は取り扱う論件について割とストレートに論じています。
「ストレートに論じる」といっても、そこは内田さんですから、目の付け所が違います。
たとえば、「キャリアの扉にドアノブはあるか」というタイトルのコラム。
「ご縁」があれば収まる会社に収まるものだと達観する著者は、ゼミの学生にはゼミの日に面接が重なるようなところは「受けても無駄だ」と教えているそうです。
「キャリアの扉にはドアノブはついていない。だからこちらからこじ開けることはできない。あちらから開くときにたまたま扉の前に立っていることがあれば、それを『ご縁』と言うのである」
なるほど、と思わず膝を叩いてしまいます。
こんなことがいっぱい書かれていて、できればもっと紹介したいですが、師走で大変に忙しいのでこのへんで。 -
AERAに連載のコラムをまとめた評論集。世相を900字ですぱすぱと斬っていく。6年半にわたる連載なのだが、やはり2011年の震災と原発事故を境にこの国のありようが大きく変わってしまったのだと痛感させられる。思えばあの前の日本は充分に平和だった。
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