悪い恋人

著者 :
  • 朝日新聞出版
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本棚登録 : 242
感想 : 52
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  • Amazon.co.jp ・本 (184ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784022512406

感想・レビュー・書評

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  • 台風が逆流して来るみたいねw

    ってな事で、井上荒野の『悪い恋人』

    久々にがっかりした本かな。

    不倫話で燃え上がると思いきや、最後は尻つぼみ……。

    なんだかな~って感じじゃね(笑)

    2018年53冊目

  • うーん…みんなちょっと変わってるというか、誰にも共感できなくて、よくわからなかった。勲みたいな男はいやだな~ 沙知の行動が私には理解できなかった。

  • 2022.12.29-574

  • 悪い恋人だった。最後の方は少し愛なんじゃないかと思ったけど、何かあったかしら的に終わる。主人公は淡々としているようで悪い恋人に執着してたなあ。
    自分の日常の中にも実は非日常が入り込んでいるけど、何事もなかったかのように過ぎていっているのかもしれない。


  • これは不快感がなかなか、じわじわくる。
    この説明し辛い感覚はどこからくるのか。
    サチなのか。おまえは自己啓発セミナーでも行って
    よく分からんおばさんあたりに説教されてきたらどうなんだ。もちろんその場ではそれ相応に相槌をうつけど、何ら響いてないに違いないし、まぁどうでも良いかってなるか。
    そこらへんにいっぱい転がってそうな新太も、もうどうでも良いし。
    勲もいてもいなくても良いし。
    もうみんなどうでも良いよ、ほんとおまえらときたら。ていう感じの。
    でもこのモヤモヤがたまらん。この他人だからまだ許せるけど、でも実際には許せん、一言は言ってやりたい、みたいな気持ちを抱えてぐずぐずと生きていきたい。

  • さくさく読めてなにも思わない。
    誰の心情もなにも思わない。

  • 癖の強い登場人物がいっぱい出て来てるのに、特に何もなく、なんだかさらっと流れてしまった話

  • 2018.12.12 読了


    こんなエンディング?
    。。。なら、読んだこっちも
    つかわされた時間もなかったことにされたような気分。。。


  • 牧生沙知と同級生の阿守勲の不倫関係を軸に話が展開するが,夫の新太と息子の隼との家庭は問題ないものの,義父のかわった行動に戸惑う場面が多かった.土地開発に絡んで勲が登場するが,沙知から最後には離れてしまうのが,やや理解できなかった.

  • 2017/12/03読了
    33冊目(2017)
    悪い男だな。
    こういうイヤな男って魅力的なんだよね。
    なかなか面白かった!

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著者プロフィール

井上荒野
一九六一年東京生まれ。成蹊大学文学部卒。八九年「わたしのヌレエフ」で第一回フェミナ賞受賞。二〇〇四年『潤一』で第一一回島清恋愛文学賞、〇八年『切羽へ』で第一三九回直木賞、一一年『そこへ行くな』で第六回中央公論文芸賞、一六年『赤へ』で第二九回柴田錬三郎賞を受賞。その他の著書に『もう切るわ』『誰よりも美しい妻』『キャベツ炒めに捧ぐ』『結婚』『それを愛とまちがえるから』『悪い恋人』『ママがやった』『あちらにいる鬼』『よその島』など多数。

「2023年 『よその島』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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