吹けば飛ぶよな日本経済 破綻後の新しい国をつくる

著者 :
  • 朝日新聞出版
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感想 : 4
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  • Amazon.co.jp ・本 (205ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784022512611

作品紹介・あらすじ

【文学/日本文学評論随筆その他】日銀の国債買い支えはもう続かない。1千兆円を超える借金で、日本はハイパーインフレの大混乱を迎える。その後の新しい経済をどうつくるか。この国が本来持てる力をどう発揮するか。経済金融の泰斗が「来るべき日本」を語りつくす。

感想・レビュー・書評

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  • 導入の自慢話で一気に読む意欲を削がれた。証券畑の方が専門外の話をされると、こういう薄っぺらい話になるんだなというのが率直な感想です(例:34-35ページの時価会計導入の根拠が皆無で説得力がない、135ページの自動車産業というか製造業の米国輸出のみに焦点を当てただけに法人税収のくだりなど)。

    私はこう思います、という論調ばかりで根拠に乏しく説得力に欠ける内容だったので今年初めて途中で読むのをやめた本です。何故そう思ったのかということにもっと紙面を割いて欲しかった。

  • 如何に日本が為替戦略を欠いていたが良くわかる。デフォルトに向け、個人財産の対策が必要。

  • 今迄の本と基本的に同一内容。国会での答弁が少しは目新しいか。政府も行政もアベノミクスとやらへの危機感は全く無いか、さもなければ判っていて無視していることがわかる。綱渡りはいつまで続くのか。兎に角、少しでも個人防衛するしかないという現実は変わらない。

  • 藤巻さんの最新刊。書かれていることは以前から一本筋を通しています。円安論の方ですからね。。自分も根本的には同意見です!!

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著者プロフィール

1950年、東京生まれ。一橋大学商学部を卒業後、三井信託銀行に入行。80年、行費留学にてMBAを取得(米ノースウエスタン大学大学院・ケロッグスクール)。帰国後、三井信託銀行ロンドン支店勤務を経て、85年、米モルガン銀行(現・JPモルガン・チェース銀行)に入行。東京屈指のディーラーとしての実績を買われ、当時としては東京市場唯一の外銀日本人支店長兼在日代表に抜擢される。同行会長からは「伝説のディーラー」と称された。
2000年、モルガン銀行を退行後、世界的投資家ジョージ・ソロス氏のアドバイザーなどを務めた。1999年より2012年まで一橋大学経済学部で、02年より09年まで早稲田大学大学院商学研究科で非常勤講師を務める。13年から19年までは参議院議員を務めた。2020年に旭日中綬章を受章。日本金融学会所属。現在、㈱フジマキ・ジャパン代表取締役。東洋学園大学理事。

「2022年 『超インフレ時代の「お金の守り方」』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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