大坂誕生

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  • 朝日新聞出版 (2015年3月6日発売)
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Amazon.co.jp ・本 / ISBN・EAN: 9784022512697

作品紹介・あらすじ

【文学/日本文学小説】慶長20年、灰燼と化した大坂を再興すべく大御所・徳川家康から大命を受けた松平忠明は、大坂人との確執を知略と胆力で乗り越え、反徳川包囲網の中で次々と大胆な復興計画を練っていく──。第6回朝日時代小説大賞優秀作。

感想・レビュー・書評

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  • 松平忠明の事績。
    大坂が生き生きと描かれていた。

  • 大阪というのはやはり独特というか、他とは違うという雰囲気があって、またその雰囲気を維持すべきであるという府民の気概もあったりして、いやそんな気がしたりしなかったりで。そんな大阪にも歴史あり、ていうかそんなこと言ったら東京に歴史なしというか、神奈川はもっとなさそうだ。ていうか歴史なら京都の圧勝だから、まぁそれは良い。
    でもって大名の息子のお坊っちゃん奮闘記である。お坊っちゃんは傲慢にして不遜であり、ちょっとでも下々と触れ合ったりするだけで褒められるんだからなぁ、やっぱちょっとズルいと思ってしまうわけですよ。ヤクザがオバァちゃんに席を譲るとスゲー良い人に見える、っていうアレ。
    最後まで偉そうにお坊っちゃんだったけど、たまにこういうのを読んで、上司にあるべき姿を学んどくのも良いわけですよ。感動ストーリーで楽しめるビジネス書感覚ですな。

  • 面白かった!夏の陣の灰塵からどのように大坂が生き返ったか。豊臣への親愛、徳川への反発、大坂再生への熱意。偉いなる(おおいなる)阿呆たち。人は死んでも大坂は残る。松平忠明はあまり知らなかったが、人を信頼し、人を使う大きな器。面白かったです。

  • 面白くて一日で一気に読んだ。

    家康の外孫松平忠明が、家康の命令で大坂の陣で荒れ果てていた大坂の町を復興させるお話。
    大阪在住の私にとって、道頓堀や心斎橋の名前の由来が
    人の名前だったり、大坂城の三の丸を取り壊した後にできた
    地名が「内○○町」という地名になったことを知り、驚きました。

  • 面白かった。そして、読み終わった後、清々しい感じがした。
    太閤秀吉の本拠地であり、徳川家によって灰塵と化した大坂。しかし、大阪は現在も日本の拠点、商業の中心地として繁栄している。
    その繁栄の礎を作ったのは伊勢亀山五万石の小大名であった松平忠明。小大名ではあるが、徳川家康の信任の篤い、外孫であった。
    若輩者ではあったが、人を活かす将の器を持った忠明が、大坂を再建するという大事業とともに成長していく姿を、忠明を支える商人、町衆、そして家臣らの働きとともに描いていく。
    時には、若さが先にたち、困難にぶつかり、凹み、振り回される。しかし、もって生まれた器量と、素直さでそれら困難を糧にさらに成長していく姿はをみるのは、とても気持ちが良い。
    そして、最後には.... 読後感は爽やか。

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