ザ・原発所長(上)

著者 : 黒木亮
  • 朝日新聞出版 (2015年7月7日発売)
3.46
  • (5)
  • (11)
  • (15)
  • (3)
  • (1)
  • 91人登録
  • 7レビュー
  • Amazon.co.jp ・本 (336ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784022512857

作品紹介

【文学/日本文学小説】3.11運命の日、一歩も退かずメルトダウンの危機と対峙した首都電力奥羽第一原発・富士祥夫所長。巨大組織の社員として日本の原発黎明期に志をもって原子力とともに歩み、見届けたひとりの男の生涯。好評「週刊朝日」連載、待望の刊行。

ザ・原発所長(上)の感想・レビュー・書評

並び替え:

表示形式:

表示件数:

  • 福島第一原発を題材におこなったノンフィクション。
    新聞の書評には、良くも悪くも事実に即して書いているということだろうが、やっぱり所長よりにかかれている。

  • 現実とリンクさせながら読んだ。

  • 感想は下巻

  • レビューは下巻にて。

  • 黒木亮さん作品は、昔の投資銀行のディールものから、日本の高度成長を描くものに変容してきていますね。その中で、原発が個別テーマとして浮かび上がっています。"法服の王国"では裏のテーマでしたが、本書はそのものです。上巻で既に原発を取り巻く様々な矛盾が出てきており、下巻が怖いような…。

  • 市立小学校・大阪教育大学附属天王寺中学・大阪教育大学附属高校天王寺校舎・東工大・東京電力。
    市立小学校・大阪教育大学附属池田中学・県立高校・上智大・電力会社。
    よく知らない人が見れば、そう違わないように見えるのではないだろうか。
    しかし。主人公はなんだかうらやましい人生。
    あるいは、小さい差こそ、大きな差より、妬ましく感じるということなのだろうか。
    15歳くらいしか変わらない主人公と自分の差を感じ、その上で、また彼が既に鬼籍に入っていることを思えば…
    感慨深い本。

  • 元・東京電力(株)福島第一原子力発電所所長の、
    故・吉田昌郎さんを、主人公(モデル)にした、
    (ノン?)フィクションの社会派大河小説です。

    あえて、他作品と類似比較をしてみるならば…、
    山崎豊子さんの『沈まぬ太陽』があるでそぅか?
    両作品とも、舞台は、親方日の丸企業ですし…。

    本巻は、起承部となる上巻となりまして、
    主人公の、小学校~若手社員時代までの様子が、
    原子力発電の黎明期の、東電の出来事とともに、
    順を追って描かれていますが…、

    例えば、前述の『沈まぬ太陽』と比べてみると、
    東日本大震災時の事故処理の布石なんでそぅが、
    1つ1つのエピソードは、深掘りされておらず、
    もぅ一つ、作品の中に踏み込めなかったかも…。

    むしろ、
    原子力発電の、黎明期~衰退期(事故)までを、
    ガッツリと描いてくれた方が、よかったかも…?

    まぁね、本作品の読みどころは、
    東日本大震災時の事故処理となる終盤ですが…、
    果たして、下巻では、
    吉田さんの功罪が、きちんと描かれているのか?

    評価は、下巻への期待も込めて、ちと甘めで…。

全7件中 1 - 7件を表示

ザ・原発所長(上)のその他の作品

ザ・原発所長(上) Kindle版 ザ・原発所長(上) 黒木亮

黒木亮の作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

ザ・原発所長(上)はこんな本です

ザ・原発所長(上)を本棚に登録しているひと

ツイートする