お金をかけずに老後を楽しむ 贅沢な節約生活

著者 :
  • 朝日新聞出版
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感想 : 8
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  • Amazon.co.jp ・本 (216ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784022512932

作品紹介・あらすじ

お金よりも、知恵を使うのが健康長寿の秘訣!心と体をいきいきと動かす、暮らしのヒント123。

感想・レビュー・書評

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  • まだ少し早いけどその時になってからでは遅いと思い手に取った。「漠然とした不安」は大敵、お金の不安はひとまず置いといてできることを考えることが大切との主張は頷ける。「お金をかけずに楽しく健康長寿を目指す」方法はたくさんある。「体と心を動かす贅沢な時間の使い方」を提案してくれる。

  •  毎朝、ウォーキング、戸外の清掃、植物への水遣り、愛猫のごはんとトイレ、2~3冊の読書を。2日と空けず近所の図書館、週1で市外の図書館、そして公民館で文化講座か体育館で運動講座。2週間に1度仲間内での百歳体操。月1で歯のメンテナンスをするライフスタイルです。退職後も体と心を動かし、ある程度の社会生活も続けています。そして、仕事をしてる時とはまた違う沢山の友達ができましたw。保坂隆「贅沢な節約生活 お金をかけずに老後を楽しむ」、2015.8発行。この本、なんだかとても身近に感じます(^-^)

  • 978-4-02-251293-2
    C0095¥1300E.

    お金をかけずに老後を楽しむ 
    贅沢な節約生活

    2015年8月30日 第1刷発行
    著者:保坂隆(ほさか たかし)
    発行所:朝日新聞出版

    カバー扉より
    健康長寿の秘訣が満載
    生活不活発病にならないために
    外に出て元気をチャージ
    人づき合いの知恵
    お財布を上手に使う方法
    健康のための賢い食べ方
    キッチンには工夫がいっぱい
    住まいを快適空間に
    ----------------
    はじめに より
    健康長寿のポイントは「体と心を動かすこと」
    家にこもらず、積極的に外出して、人と話、社会の中で居場所を持ち続けること。
    その生活習慣をつけること。
    -----------------------------
    著者さんは 1952年山梨県生まれ。聖路加国際病院リエゾンセンター長。
    著作には「老いを楽しむ習慣術」
    「人生の整理術」「柵(しがらみ)みを捨てると楽になる」朝日新書等
    -----------------
    著者さんは健康長寿に関わる医療関係者である。
    なので、第一章の生活不活発病の章は知らない人にはプラスになる。実際にやって見る工夫として散歩やウォーキング、買物(外出の理由として一番ありがち)の工夫や大型ショッピングセンターの利用など具体例をあげている。知らなかった、知っていたけどやってなかった人には参考になる。
    第二章は動くことと興味を持つことの大切さと取っ掛かりの例。
    第三章は今どきの人なら「当たり前でしょう?」ってことを書いてあるが、頭の中が今だに「昭和の真ん中頃で、田舎暮らしの坊っちゃん(家督制度の当時の長男)たち」には理解が不能なことが多いだろう、嫌われて孤立して地域の厄介者(予備軍)で終わりかねない人達だが、こういう人達に実際なにか言ってみても無駄である。怒るか怒鳴るか、以後ストーカー被害に合いかねない。今日日それらに関わるのは命がけである。相手は暇があるのだから。最近はそうなのか、時代はそうなのか。これはどうしたら良いんだろうな?などと人の話を聞ける、他人に訪ねて教えてもらう気持ちのある人はこうならないと思う。勉強しろと言って勉強するのは言われなくても勉強している人だ。
    第四章は経済的な事柄に対する工夫。制度もサービスも変化する。2015年に書かれたこの本は旅やショッピングセンターの利用なども含め、コロナ禍の中現状では使えない事柄も多い。公共施設などは真っ先に予算が削られるので、長期的に必要とわかっていてもサービスを維持できていたり制度を確保している自治体は少ない。
    第五章は医療関係者らしいアドバイスで自分にとって有益なものがいくつか有った。難しくない日々の暮らしで取り入れたい工夫の具体例(アルブミンを摂取する、脱水症・白湯等)があった。
    第六章、食にも関わるキッチンの事
    第七章、住環境のこと、プラスすることだけでなく、物を減らす(整理する)持つ量を決める 防災を意識する等、老いて自分でできなくなってからではでは無く、動けるうちにしておいたほうが、残された人に負担が少なくなる事実を(文章にはしていないが)老後の生活を快適に過ごしましょうというオブラートに包んで提案している。
    そこそこ中の悪くない多少はまだ自分たちで色々できるパートナーの居る人達には有益な情報。大前提としてお一人様や、介護などがある場合は30%程度かな。概ねそういう人達が多いのだろうけれど・・・。
    ま、朝日新聞の系列の出版社だから・・・w


    著者さんは年配者だし、男性なので女性に対して、男性を上手に面倒見てはいかがでしょうか的な雰囲気は否めない。男性に対してその価値を女性が持っているならばいいが、それを失うようなことをしてきた男性の面倒を見させれらるのは御免被りたいところである。
    第二章の「一人でやる」の部分はお笑い芸人でソロキャンプの達人(?)として時々テレビで見る芸人さんも言っていた。一人でも楽しいことをやるのが良いんです。面白そうだねって、他人がよってきたら一緒に楽しめばいいし、その人がやっばり自分は違うわって言って離れていっても、元々一人でも楽しいんだから楽しさは変わらない。なるほど~(当たり前だけど、言葉にするとそうだよなぁ)って思った。一人でも楽しいってことは大事だな。
    -----------------------------------



    ----------
    目次より(抜粋)
     1 生活不活発病にならないために
    生活不活発病とは
    生活不活発病は万病の原因になる
    手軽にできるロコモ予防
    散歩とウォーキング、短い距離で回数多く
    暑い日、寒い日大型ショッピングセンター無いでお散歩
    認知症予防には世間話が大切
    買物はスーパーだけで済ませない
    毎日の予定づくりをしよう
    新しいことに挑戦してみよう
    身だしなみは基本中の基本
    朝の体操で一日をスタート
     2 外に出て元気をチャージ
    若さの秘訣は
    小さな楽しみの見つけ方
    出不精の人には格安バスツアーがピッタリ
    旅行計画を立ててみる
    地域主催の生涯学習プログラムはお得がいっぱい
    高齢だからこそ明るい色を
    「一人でやる」を基本にする
    新聞投稿という趣味
    デジカメからブログ パソコンへと広がる趣味
    インターネットはお得がいっぱい
    美術館を目一杯楽しむ
    三ツ星シェフの味をランチで楽しむ
    チケットショップの利用でお得に
     3 人づき合いの知恵
    いちばん大切な人との付き合い、大事にしていますか
    「子育て」が終わったら「夫育て」
    「言わなくてもわかっているさ」は甘え
    人に嫌がられる話題ワースト3
    名前を呼べば、距離が縮まる
    「また会いたい」と思わせる一言
    義理のお付き合いを整理しましょう
    年賀状でわかるお付き合いの濃淡
    みんなに好かれる必要はありません
    手作り品のあげたい病に気をつけて
    身だしなみ、匂いにも注意
    噂話や悪口は聞き流す
    笑顔の挨拶が新しい扉を開く
     4 お財布を上手に使う方法
    郵便物は必ずすぐに開けてみる
    意外と楽しい懸賞応募
    「ウォーキング貯金」で健康維持と貯蓄
    投資詐欺にご注意
    家族に介護が必要になったとき、知っておくべき制度
    リフォームを支援する制度
    足るを知る
    自動販売機で飲み物を買わない、
    クレジットカードを利用する
     5 健康のための賢い食べ方
    歳をとるほど、しっかり栄養を摂る
    栄養失調に聞く「アルブミン」しじみ
    食材選びにも頭を使う
    買い出しには軽いリュックを
    肉と組み合わせて取りたい野菜
    魚にも相性の良い野菜があります
    徳川流の養生食は「三根五菜味噌汁」
    酵素を上手に摂る方法
    腸内環境を意識しましょう
    バランスのとれた腹八分がベストです
    食べ過ぎを防ぐには
    脱水症にはくれぐれも注意する
    食べたらスッキリデトックス
    味も栄養もベストの旬を見逃すな
    白湯を飲むなら
    必須脂肪酸「オメガ3」油を上手に利用する
     6 キッチンには工夫がいっぱい
    土鍋は一年中使える万能鍋
    まとめ買いした野菜は適温、適所で
    お米の研ぎ汁は万能選手
     7 住まいを快適空間に
    安全の基本は、床煮物を置かないこと
    電気コードは足に絡まないように
    本棚をスッキリさせれば部屋の印象も変わる
    不要な本は思い切って処分
    玄関周りを安全に
    エコで賢いエアコンの活用術
    エコなグリーンカーテンで日差しをカット
    新聞紙は万能の掃除グッズに
    段ボール箱には、必ず大きな字で内容物と日付を書く
    思い出グッズの量を箱の数で決めておく
    防災を意識して住まいを管理する
    片付けには順番がある → メモ
    ---------

  • 老後の生活のために読んでいる。

  • お金の切り詰め方のために読む。
    繁華街の散歩道を美術館と称して見物するのは面白いと思った。

  • 5章の食事編以外は当たり前の事しか書いてなくて、殆ど役に立たない。この程度の事も知らずに生きてきたなら、これまでの人生を疑った方がいい。

  • 節約の本かと思ったが、どちらかと言えば老後生活の心得(?)が書いてある本だった。健康、人付き合い、ボランティアなど親切な指針がいっぱい。節約については殆ど触れていないし、得るものもなかった(私は)。

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著者プロフィール

1952年山梨県生まれ。保坂サイコオンコロジー・クリニック院長。
聖路加国際病院 診療教育アドバイザー。
慶應義塾大学医学部卒業後、同大学精神神経科入局。1990年より2年間、米国カリフォルニア大学へ留学。東海大学医学部教授を経て、聖路加国際病院リエゾンセンター長、精神腫瘍科部長、聖路加国際大学臨床教授を歴任。
がん患者とその家族のメンタルケアを専門とするサイコオンコロジー(精神腫瘍学)の日本での第一人者。クリニックでは薬物療法のほか、個人カウンセリング、家族・グループ療法、イメージ療法、マインドフルネス瞑想などの治療法に積極的に取り組んでいる。

「2019年 『がん患者さんのためのマインドフルネス瞑想法』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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