見抜く力 リーダーは本質を見極めよ

著者 :
  • 朝日新聞出版
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レビュー : 14
  • Amazon.co.jp ・本 (216ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784022513021

作品紹介・あらすじ

【社会科学/経営】キヤノン電子のカリスマ社長が教える、リーダーのための「本質の見抜き方」。赤字の原因を見抜く、人間の本質を見抜く、自分と会社の強み・弱みを見抜く、そして、時代の変化を見抜くなど、リーダーが養うべき「眼力」を、豊富な具体例をもとに解説。仕事は「正しく見る」ことから始まる!

感想・レビュー・書評

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  • 洞察力と、知識、本質的な事をシンプルに考える力

    ダメな会社の共通点
    ①トップ、リーダー層がたるんでいる
    ②指示待ち人間が多い
    ③売上の20~30%の無駄がある→埋蔵された利益とも取れる

    各費用を売上高からの比率で表し、変化を継続して見る。物流は見えにくい。最短なのか?とか。
    お金を貯めることの重要性。その資金があれば、銀行などに相談しないで新しいものを作ることができる。スピード感ある経営。
    財務諸表ばかり見ている経営者はだめ。若者に夢を与えることが仕事。
    指示を出し、それを末端の社員に伝わっているか聞き。聞いてない。どこで止まっているかを辿っていくことで、管理職を見抜いていく。
    相手の立場になって考えることができるか。人に親切にできるか。ギブアンドテイク。まずは与えることである。
    目配り気配り口配りの、三配りを行う。上司が部下を見守る。できている上司は、部下の変化に気づける。部下が帰る時の背中は、無防備なので、心のうちがストレートに出やすい。癖に着目するのもいい。
    異動の際に、しっかりと理由を伝えることは大事。
    手書きは人の注意を引き付ける。
    小さな異変に気づく人は、きれい好きの人が多い。
    上司は、わからないものを部下が持ってきたら却下してしまう。それではダメ。

    人を見抜く。俺が俺がとでしゃばるタイプは、人の手柄を取ったり、できないのに俺の仕事はこれじゃないとか言う。話しているときに、目を合わせない、または、じーっと見つめるタイプはコミュニケーションに難がある。
    ベンチャーで成功する人は、人を、敵か味方かを見抜く力がある。成功する人は、耳の痛いことを言う人を味方と捉えるが、失敗する人は、耳に心地のよい事を言う人を味方と捉える。
    三流なのに一流だと勘違いしたら会社は潰れる。

    時代を読む。どういう商品、サービスが登場したら、自社の製品、サービスが売れなくなるかを考えることは重要。未来を見るだけでなく、過去の歴史を学ぶことで、答えが出る。

    本物に触れることで、センスは勝手に磨かれる。ゴルフも、美的センスも。

    40代になったら20代の2倍勉強しなければいけない。体系付けられた知識を学ばないと、さらに大きい組織をまとめられない。50代なら3倍。
    本を読んだらメモする。良い本を読んだら、巻末の参考文献を全て読んでみる。同じ本を読んだ人よりさらに深い知識を得ることができる。

  • ビジネスで本質を見極める思考法を紹介する本かと期待したが、一般的なマネジメントの本で、正直がっかり。

    とはいえ、ところどころ光るモノはあったので、読んで後悔はなかった。
    一番感銘を受けたのは、強い組織であるためには、肉体的にも精神的にも筋肉質でなければならないということ。
    肉体的とは、無駄な業務はすっぱりやめること。
    精神的とは、トップの緊張感が末端まで行き渡り、社員全員が自主性を持って動けること。
    優しさと厳しさとパッションをもったリーダーでないと、そのような組織は作れないだろう。自分ならそんな組織を作るために、どのようなことができるかをよく考えたいと感じた。

    また、リーダーには温かさも必要。
    部下の背中から、悩みを感じ取れるか。
    率先して挨拶して、自分のテリトリーに部下を引き入れることができるか。
    寛大な心を持って、部下に接したいと感じた。

    その他、自分に足りないことだが、多くの人と交流して人を見る目を養ったり、本物の美術に触れることで本物を見極める目をつけることは大切だと感じた。

    最後に。本質を捉えたモノは、シンプルで美しい。
    これは、今後の仕事の座右の銘としたい。

  • 直前に読んでいたザ・会社改造(三枝匡)と共通する内容が多かった。
    トップ人材は近いところに収斂していくのだろうか。

    事業立て直しプランが、売り上げ据え置きで経費を減らすという、当たり前というか面白くない策であるように思ってしまうが、そこには数値ベースでの確固たる理由があり、結果、利益率を大幅に改善しストックした資産により宇宙事業に飛び出すというこれ以上ないと思わせるプラン。目標をただだたストレッチするだけでなく、
    あえて余裕を持たせることで継続的な改善を実現させるなど、なかなか出来ないことをさらっとやってのけているように感じた。

    印象的な部分を抜粋する

    1章 利益が出ない原因を見抜く
    ダメな会社に共通する三つの特徴(トップがたるんでる、指示待ち人が多い、売り上げ2、3割のムダがある)
    上が腐れば、必ず下も腐る
    ムダはお金に換算して「見える化」する
    組織の膿は、じっくり見極めて、一気に出す

    2章 人間の本質を見抜く
    相手の気持ちがわかる人間
    周りの人間とうまく機能するための気配り
    嘘や採用時の「見抜き方」はフレームワークとして

    3章 自分と会社の強み弱みを見抜く
    冷静に分析し強みを生かす
    期待される役割は変化する

    4章 時代の変化を見抜く
    時代の変化を読むには過去の事例を調べる。
    いま考えることは10年、20年まえにも考えられていたはず。
    なんらかの理由で世に出ていない理由があるはず。
    夜中の3時の商品をつくっても誰も起きていない
    時間軸はどんどん短くなる
    霧が立ち込めている間は、動くな
    美的感覚のあるスペシャリストが必要な時代
    本物に触れて美的センスを磨く

  • 先を見据えて仕事をする上で、参考になる

  • 本質を見抜く為には、深く考えることが大事。問題が起こった原因とそこにある背景、メンバーや上司などの人間関係の本質、将来・未来を予測する洞察力。全てがリーダーに必要な力。常に良い道を探し続けるため、俯瞰して考えることができないといけない。

  • 2016.04.18 読了

  • 2016/05/13
    移動中

  • キヤノン電子の業績回復を成し遂げた著者がまとめたリーダー理論。何か目新しいことが書かれてるかと言われたら、そうではないが、非常に読みやすい文章で様々なことが簡潔に書かれている。振り返ると、「おぉ」と思うことはあるが、あっさりし過ぎて流してしまいかねない。

    メモ)
    ・問題解決のアプローチは自分で理解し、扱えるサイズにまで問題を切り分けること
    ・経営の指示が行き渡っているかは現場から確認して、どこで止まっているかを確認する
    ・目標は達成可能な数字より低めにして、社員へ還元
     それにより来年も頑張るように仕向ける
    ・何かを始めるなら一番やりやすく、成果の出やすいところから始める
    ・企画は上(上司)、下(部下)の両視点から確認する
    ・小さな変化に気付くには、いつもの状態を整理しなければならない
    ・人脈作りは異業種交流会では出来ない。真剣に仕事をしているなかで出会わなければならない
    ・大きな夢を解決したいならば、自分の周りを自分より優秀な人間で固めて、その力を借りること
    ・上司も人間だから常に正しい判断をするとは限らない。人間は感情に支配される
    ・ひたすら座学するしかない。体系づけられた知識があるかどうかで、問題解決のアプローチの方法やその結果は大きく違う

  • ¥1,512
    Amazon.co.jp

    自分たちは何を目指し、何のために頑張るのか?

    そのように目的や、目標がなければ、今の努力の意味がない。

    良きリーダーは、良き教育者として、道を示す。

    霧が立ち込めている間は動かず、霧が晴れた時の準備をする。

    今はじっとしている時か。

  • キャノン電子・酒巻社長の書籍。
    【深い知識を得るための手法】
    ⑴自分に必要な知識を洗い出す
    ⑵5冊〜10冊試し読みし、自分に合った一冊を見つける
    ⑶⑵で見つけた一冊の参考文献を片っ端から読む

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