ふなふな船橋

著者 :
  • 朝日新聞出版
3.46
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本棚登録 : 427
レビュー : 68
  • Amazon.co.jp ・本 (239ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784022513090

作品紹介・あらすじ

借金を作って逃げた父。新しい恋人と結婚することになった母。12歳の私は、独りぼっちだった…。

感想・レビュー・書評

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  • 船橋に住んでる人には親近感がわくだろうな~
    ふなっしーを大好きな人にも。
    ふなっしーのような心の支えというか、確実に癒してくれるものがあるって凄いことだ。
    いろんな事がうまくいってそうでも、実はそうでもなかったりで、人それぞれ抱えてる悩みは何かしらあって。
    それを語り合える友達がいるって羨ましいし、素敵だな。
    花ちゃんには、いろんな訳あり事情があるけど、でもほんわかしてて凄く素敵。応援したくなる。

  • 2017/11/15

  • 船橋市とふなっしーがキーポイントのいつもの可もなく不可もなくの小説だと思っていた。セレクト本屋で働く本が大好きな主人公が結婚するであろうと思っていた彼氏にふられ、打ちひしがれる。けれど船橋市に住む人達とふなっしーにそっと支えられ、また前を向いて歩きだす。主人公の心情は行間から読みとる必要もないほど全て文章で語られ、少しくどい気がする。それでもなんとなく暖かい気持ちにさせてくれ、ばなな作品にして初めて主人公と寄り添うことができた。

  • 図書館で。泣きました。泣かされました。心にすーっと染みこんでまた元気もらえました。花ちゃん、がんばれ~~ 生きていくことが素晴らしく思えるお話しにまた出会えました。

  • 初めての吉本ばななさん‼(^o^)大変な家庭環境で育った花さん(T-T)しかし、大好きな本と ふなっしー に支えられ頑張る姿がステキ(^-^)一緒に住んでいる奈美おばさんや友達の幸子、夢で出会う花子さんも良い人で大好き(*^^*)ツラいことがあった分、花さんには幸せになって欲しい‼自分にも心の支えになってくれるキャラが欲しくなった(^^;)

  • ふなっしーの在り方についての描写で、ハッとするところがたくさんありました。
    わたしももうちょっと人と関わらないとなぁ。

  • 15歳の春、ふなっしーの寝袋ぬいぐるみを託して母は再婚していき、立石花は船橋のマンションで母の妹奈美おばさんの元に同居。じき28になるのにいつも10歳くらいの女の子が夢に出てくるー

    ◆20年ぶりくらいのばなな氏。実はいつもリクエスト本に追われて未読返却、借りるの3度目の正直。船橋を舞台に本屋の店長花ちゃんの、恋愛、家族愛、友情、そしてスピリチュアル体験。いずれ薄れゆく船橋との縁に勝手にセンチメンタルノスタルジーで借りてきたけど、私の知ってる船橋と、知らなかった、ぜひ行きたいところがあってすごく嬉しい。

    花ちゃんや幸子ちゃんの環境て(ばななワールドってこういうの多かったな、そういえば…)かなり特殊で工エエェェ(´д`)ェェエエ工と思うけど、自分の人生は自分のもの。周りにいい人がいて良かった。再婚した母は再婚相手と連れ子の女の子と暮らしていたとこに行き来して仲良くできる、て家族の拡がりを感じるのに、俊介さんとの一件は残念極まりない…プランBでやっていく彼女もお気の毒だな…打算的で、モラハラチックで。結果的に良かったような。

    「だから花ちゃんはどうか、そういう後悔のないように生きてください。少しでも違うと思ったことには、抜け出るのがつらいときでも、ずるずる参加しないでください。そしてこれだと思ったことには、ためらいなくすぐに行動してください。」なんて大人な10歳児(笑)その冷静さゆえに傷ついた人がいるのも考えさせられる…

    なにしろ今の私に響いたのはイケメン運送屋の「街って、その人だけの地図でできてるんだ。それぞれ違う。俺の地図はすごく現実的な地図で駐車場なんかが中心だけど、俺の彼女の地図は全部ケーキ屋とピザ屋とパン屋でできてる。きっともう君の中では君だけの船橋が地図になってる。」からの【あたりまえの船橋を私だけの特別な点でつなぐ。星座のように心の地図の上で点はどんどんつながっていった。】おじいちゃんを送り、おばあちゃんが長いお別れのさなか、私が覚えてる船橋の私の地図を作っているんだなぁ…

    太宰がしばらく船橋にいたというのも知らなかったけど、太宰が泊まってた玉川旅館というのがかっこよくて、ぜひ泊まりたい!と、ママに「船橋に、玉川旅館ていうのがあるの知ってる?」と聞いたら女将さん、ママの知り合いだった…カッケェ!おばあちゃんとぜひ行きたいと思う。ぬ

  • 妖精のようなものが、必要なんだよね。
    生きていると。

  • 2018.4.4読了。

    面白くないわけではないけど、間違えて2冊買ってしまったことを余計に後悔したりはした…

    「心の中に描けないものはなかなか現実にやってこないように思う。」

  • キャラクターはだいたい魅力的だけど、ちょっと説明的すぎたかなー。船橋に思い入れがある人は、10倍楽しめると思います。そして俊介はビミョウ。

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著者プロフィール

吉本ばなな(本名:吉本 真秀子 よしもと まほこ、旧筆名:よしもと ばなな)
1964年、東京都生まれの作家。日本大学芸術学部文芸学科卒業。卒業制作の「ムーンライト・シャドウ」が日大芸術学部長賞を受賞。また「キッチン」で第6回海燕新人文学賞を受賞、デビュー作となる。
1989年『TUGUMI』で山本周五郎賞を受賞。1996年イタリアのフェンディッシメ文学賞(35歳以下部門)、1999年イタリアのマスケラダルジェント賞文学部門を受賞。2000年『不倫と南米』でBunkamuraドゥマゴ文学賞を受賞。その他代表作に、映画化された『アルゼンチンババア』などがある。
海外での評価が高く、著作が多くの国で翻訳されてきた。

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