闘う君の唄を

著者 : 中山七里
  • 朝日新聞出版 (2015年10月7日発売)
3.25
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  • レビュー :87
  • Amazon.co.jp ・本 (304ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784022513120

作品紹介

新任幼稚園教諭として埼玉県秩父郡神室町の「神室幼稚園」に赴任した喜多嶋凛は、モンスターペアレントたちの要求を果敢に退け、自らの理想とする教育のあり方の実践に務める。当初は、抵抗されるも、徐々にその熱意が伝わり、周囲の信頼も得られていくのだが…。健気なニューヒロイン、誕生!

闘う君の唄をの感想・レビュー・書評

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  • よく知らないのですが、今どきの幼稚園ってこんな感じなんでしょうか。
    「モンスターペアレンツ」耳にしたことはあるけれど…。

    まず驚いたのは子供達です。これが3歳児って!
    たしかに自分の幼い頃と比べ、今の子供達はしっかりしているなぁと感じることはありますが…。
    特に「しらゆきひめ」の劇。
    風刺が効いていて笑ってしまった。
    しかし、この内容を子供たちが理解しているのか?
    していたらそれも怖い(笑)。

    前半は凛が幼稚園の新米先生として頑張る姿が清々しくて、とても好きだったんです。
    ”新米先生奮闘記”のままでも良かったのにな…。

    また、著者の作品はよく登場人物がリンクするらしく、
    それに初めて気付くことができて、なんだか妙に嬉しかったです。
    それにしても渡瀬刑事、凄腕だ。

  • 中島みゆきさんの唄イメージではなかったですがすごくチャレンジャーな主人公凛でした。
    普通に奮闘の日々のお話かと思いきやラストにそういう闘いだったんだーとまさかの事件絡んでてさすがでした。

  •  中島みゆきさん「ファイト!」から構想を得て書いた作品。帯に「あの渡瀬警部も登場!」と書かれていた。中山七里ファンの私としては、一も二もなく飛びついたけど、初心者さんはこの作品を手に取れなかったのでないかしらと心配してしまいます。帯って大事だから・・・

     今回のどんでん返しは二つ。 モンスターペアレントは怖いですねえ。

  •  うーん。
     幼稚園に新規採用されたヒロインがモンスターペアレントと闘う……んだけど、なんというか敵との戦い方が真正面過ぎる、かつヒロインが正論を吐きすぎていて読んでいてしんどくなる。正しさみたいなものを見せつけられる気がして。ヒロインから見たらモンスターペアレントは敵なのだ。

     後半に行くにつれ、作者の持ち味である陰湿さ我出てくるとぐっと読みやすくなりほっとする。が、それでいいのか…………この先どうなるんだろう。むしろ続きがあるとしたらそちらの方が読みたい。

  • 3歳はこんなにできないのに現実離れしてて読んでてしらけた。

  • 新任の幼稚園教諭の奮闘と、彼女に隠された過去の話。

    年少さんの子供たちがちょっと大人過ぎと言うか、年長さんくらいに書かれてたように感じました。
    文字が読めたり、劇のセリフをちゃんと暗記していたり。
    我が子が3歳の時には、ママの顔を丸3つで表現していたぞと思い出しましたが、今の子はそれくらい出来る子たちなのかな?

    まさか後半にあんな展開が待っているとは思わず、前半のモンスターペアレントたちにはイライラさせられましたが、なかなか面白かったです。
    渡瀬さんの執念が実り、真犯人が判明し良かった。
    凛先生は、この先立派な幼稚園の先生になるでしょうという終わり方にひと安心です。

  • うっかり読む前に途中のページ開いてややネタバレしてしまった…無念。でも途中でこれ、冤罪じゃない?真犯人あの人じゃない?とは思い出してたので、まあ実質的にはそんな変わらないかも(・∀・)
    子ども持つと自分も違うのかなあと思いつつ、どっちかというと職業柄凛に同調。子ども相手というのは、自己責任問えないだろうし、親は面倒くさそうだし、マジで大変そう。友達にもこの仕事やってる子がいるけど、常々親相手が大変そうだった理由がこの本読んであらためて分かった。

  • モンペにはなるまい
    競走だって必要ですよ
    3位以内になったらケーキ
    で頑張った鈍足の私が
    堂々と言ってやります

  • 孫が昨年、幼稚園の年少に入園した。早いもので今年は年中さんだ。幼稚園で何回も授業参観に行った。思わず、この作品を読みながら、昨年を思い出してしまった。流石に年少さんで、作品中の「白雪姫」を上演するのは無理だと思うが、しかしこの発想は面白く、思わず笑ってしまった。秘密で子供たちが小熊を飼うのも思わず笑ってしまうと同時に、涙が出た。そして主人公の幼稚園教師喜多嶋凛の素性が分かると、更に涙が出てきた。そして、父親に罪をなすりつけていた真犯人は途中から予測できた。とにかくこの作品は面白かった。

  • 前半のモンペにイライラさせられたがなんとか読破

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