闘う君の唄を

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  • 朝日新聞出版 (2015年10月7日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (304ページ) / ISBN・EAN: 9784022513120

みんなの感想まとめ

物語は、新人教師の喜多嶋凛が、異常な保護者会に翻弄されながらも幼稚園のために奮闘する姿を描いています。彼女の成長と挑戦が中心に展開される中、過去に起きた悲劇的な事件が物語に重みを与え、謎が次々と明かさ...

感想・レビュー・書評

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  • 異常に幼稚園の運営に口出しをする保護者会。それに唯唯諾諾と従う園長。
    そんな幼稚園に「おかしい」と言う新人先生凛の話

    凛先生の無鉄砲だけど応援したくなる話が続くのかと思いきや、園の過去や凛先生の出自など次々と謎がでてきます。次々とページが進みあっという間に読み終えました。

    続編が出てほしい一冊です

  •  「騒がしい楽園」から読んでしまい、この「闘う君の唄を」が後になってしまったけれどようやく読めました♪主人公は、神室幼稚園に赴任してきた新人教員の喜多嶋凛…ここで年少組を一緒に担当する神尾舞子が「騒がしい楽園」の主人公なんですね!じゃ、イケメン先生の池波智樹をその続編に登用したらどうでしょう?とか…最初につまらないツブヤキを(^-^;

     神室幼稚園では15年前に3人の女児が殺害されるという事件があったことを受けて、行事や予算など保護者会の意の通りになってしまっている現状がありました…。それはおかしいと、園児のために立ち上がった喜多嶋凛…徐々にその信頼を得ていくことに成功します。来年度入園予定の保護者を対象とした説明会で、喜多嶋凛は同級生を見つけ…。

     何とな~く、これってこうなんじゃない?ってとこが、よめてしまいました!年少組の白雪姫の劇は、すごく面白かったです。あと渡瀬刑事が登場するんですが、園児に怖がられていたところも笑えました(^▽^;)

     この作品「闘う君の唄を」って、中島みゆきさんの「ファイト!」という曲から作品の構想を得て創られた物語らしいですね!最後の最後まで気づきませんでしたが、読了後「ファイト!」が頭の中リピートしています♪

    • かなさん
      まことさん
      そうなんですよね♪
      こういう作品は初めて読みました(*^^)v
      なんか、いつもと違った読み応えでした。
      まことさん
      そうなんですよね♪
      こういう作品は初めて読みました(*^^)v
      なんか、いつもと違った読み応えでした。
      2025/08/12
    • かなさん
      まきさん
      追いつけないですよ…
      まだまだ^^;
      私は読むの早くは決してないけど
      楽しんで読んでます(^O^)/
      まきさん
      追いつけないですよ…
      まだまだ^^;
      私は読むの早くは決してないけど
      楽しんで読んでます(^O^)/
      2025/08/12
    • かなさん
      1Q84O1さん
      どんだけ??って^^;
      イケメンに反応する身体になってしまってるんで…
      仕方ないですよ!
      リアルではイケメンに縁が...
      1Q84O1さん
      どんだけ??って^^;
      イケメンに反応する身体になってしまってるんで…
      仕方ないですよ!
      リアルではイケメンに縁がなさすぎるせい…かも(^▽^;)
      2025/08/12
  • ファイト!
    闘う君の歌を~、闘わない奴等が笑うだろう~
    ファイト!
    冷たい水の中を~、ふるえながらのぼってゆけ~

    読みながら、頭の中を歌がリフレインしていた。
    読み終わって、ネットで歌詞を改めて検索したら、
    ストーリーと歌詞がリンクしあって、さらに感動した。

    犯罪者の家族は、ある意味被害者でもある。
    特に、子供にとっての親の犯罪は、理不尽な不運な出来事であり、何の責任もないはず。
    なのに、周囲の冷たい目にさらされ、居場所を失い未来の希望を奪われる。

    最初は、新米先生の成長物語と思いきや、
    過去で3人の園児が殺された、という不穏な布石が、
    一気にミステリー小説へと変貌し、
    そして、定番のどんでん返し、あった~!

    それにしても、3歳児の「白雪姫」は、
    最高に面白かったけど、
    現実にはちょっと出来過ぎ感あり。

    送迎以外の園児の問題にふりまわされるのは、
    僻地ならではの地域性が濃いのだろうか。

    渡瀬刑事、ここが最初の登場?
    いい仕事してます!

  • 喜多嶋凛は、神室幼稚園の新人教員。

    凛は、子供達の情操教育が最善との信念を持ち、
    自己主義で、支離滅裂な主張をする、モンスターペアレンツと、丁々発止とやりあい、少しずつでは有るが、認めてもらえるようになった。

    その幼稚園では、15年前に、3人の女児が殺害されていた。

    就任して1年。新入園の保護者を対象にした説明会があり、その保護者の中に、凛は、小学校の同級生を見つけた。

    各章のタイトルが、中島みゆきの「ファイト」の中の歌詞が付けられている。

    凛が、困難に遭っている時「ファイト」と聞こえて来る様な気がした。

  • へき地である埼玉県秩父の幼稚園に、夢と希望を抱いた凛さんが教諭として赴任、モンスターペアレントとの闘いの日々のお話。...と思ったら違いました(´⊙ω⊙`)

    いや、3分の2くらいはそーゆーお話なんですよ⁉︎
    過去に事件があった幼稚園とか伏線は勿論あるのですが、凛先生と子供たちの心温まる触れ合いだったり、保護者会の面々との軋轢だったり...

    渡瀬刑事出現で、あーハイハイってなって顛末は理解できてしまいます。渡瀬刑事の怖い顔描写、ナマハゲがあまりにも面白くて笑ってしまいました。
    ( ◠‿◠ )

  • よく知らないのですが、今どきの幼稚園ってこんな感じなんでしょうか。
    「モンスターペアレンツ」耳にしたことはあるけれど…。

    まず驚いたのは子供達です。これが3歳児って!
    たしかに自分の幼い頃と比べ、今の子供達はしっかりしているなぁと感じることはありますが…。
    特に「しらゆきひめ」の劇。
    風刺が効いていて笑ってしまった。
    しかし、この内容を子供たちが理解しているのか?
    していたらそれも怖い(笑)。

    前半は凛が幼稚園の新米先生として頑張る姿が清々しくて、とても好きだったんです。
    ”新米先生奮闘記”のままでも良かったのにな…。

    また、著者の作品はよく登場人物がリンクするらしく、
    それに初めて気付くことができて、なんだか妙に嬉しかったです。
    それにしても渡瀬刑事、凄腕だ。

  • 前半はミステリー色はありませんが、渡瀬警部の登場で雰囲気がガラリと変わります。

    白雪姫の劇、よかったです。3歳児のセリフとは思えませんが。
    手をつないでゴールする徒競走、演奏できない子にはエア演奏させる合奏…
    実際に経験したことはありませんが、実際にあったようですし、劇の配役を何人かでするのは当たり前だと思っていたことは考えを改めさせられました。

    『おやすみラフマニノフ』の神尾舞子さんが舞子先生になっていた!

    子育て中の方、中山作品を読んだことのない人にもおすすめ。

  • 騒がしい楽園を借りたら、
    シリーズ物だったので
    先にこちらを読みました
    2時間ほどで読めました
    途中から急展開でハッとしました
    最後まで集中して読めました

  • 新任の幼稚園教諭が、モンスターペアレンツ的な保護者たちに対抗しながら奮闘する話。がんばれ凛先生!と思って読んでいたら、終盤、強面の渡瀬刑事が登場し、予想外の事実が判明し、と急展開。
    真相はそうだろうなと予想がついたけど、凛先生の頑張りが気持ちよく、面白かった。

  • 中山七里作品5作目。
    前回読んだ「騒がしい楽園」が他の方のレビューを読んで後作品だと知り 順番は前後してしまったけど 「闘う君の唄を」も読了。

    「騒がしい楽園」で出てきた舞子先生と池波先生がいて 今回の主人公は凜先生(ほんとは逆だけど 読む順番間違えたから仕方ない(汗))。

    結論から言うと 犯人自体は読めたかなぁ…。
    でもそこまでのストーリーは全く読めてないから楽しかった!

    凜先生 強いなぁ…。
    あんな保護者会のメンバー ヤバ過ぎるでしょ…。
    決定してる遠足先を変えさせるとか……。
    お遊戯会の歌ってるフリ、演奏してるフリ…さすがにそんなの子供が可哀想だと思う…。
    幼稚園の先生って大変……。
    うちも子供を保育園に預けてるけど 有難いから頭上がらないと思ってしまう……。

    渡瀬さん 強面顔で大河くんに怖がられてたの可哀想…(苦笑)。
    でも大河くん お母さんの言いつけ守って 怪しい人に住所も名前も言わなかったのは偉い!!
    お母さんの幼稚園から帰ってから寝るまで勉強!はさすがにどうかと思うけど……。
    そうやって幼児らしさのない子が育つのかしら……。

  • そうとは知らずに読み始めたら、なんと先日読んだばかりの騒がしい楽園の前のお話!
    舞先生と池波先生、ここでつながった!と読みながら1人でふむふむ言いながらあっという間に読了。
    オーディブルで中山七里のミステリーの書き方を聴いた時に取材には行かないとおっしゃっていたが、子供達の動きとか幼稚園のこととかどこから情報を仕入れているんだろうと気になった。
    年少さんであの白雪姫の劇やるのは凄すぎると感じた。
    実際にも見てみたい。

    主人公は変われどシリーズもので今回も楽しめた!

  • 過去に園児が殺害されたといういわくつきの神室幼稚園に、新任教諭として喜多嶋凜が着任、正直で子ども想いの彼女がモンペと対峙していく…。中盤以降、渡瀬警部が登場して過去の事件を捜査!凛の出自も明らかになり大どんでん返し。現実離れした設定に突っ込みどころも多々あるがまっすぐな凛の魅力で、あっという間に読ませられた。

  • 読みはじめが穏やかで中山先生の本だったかな?って思うぐらいだったけど、やっぱり中山七里作品だった。
    中島みゆきさんの「ファイト」からインスパイアされた物語り。有名な曲すぎて頭の中でずっとリフレイン。
    この続編にあたる「騒がしい楽園」を読んでみたい。

  • ほのぼので始まったが、やはり渡瀬さん登場して事件のどんでん返しが‼️

  • 子どもが出てくるとほっこりするけど、こんな賢い幼稚園児はいないって。
    自分だったら絶対因縁の幼稚園に就職はしないし、即刻辞めるだろうなと思った。
    渡瀬刑事の安心感。

  • 前半は新任幼稚園教諭の奮闘物語、後半ガラリと空気が変わり過去の殺人事件の話へ…
    正義感の強い凛先生の気持ちが痛いほどに理解できた。
    後先考えずに正面からぶつかっていく姿、若い頃の自分を見ているようで他人事とは思えなかった

  • 主人公だって、ある意味被害者だってことは分かる。でもその保育所で働こうと思うのは理解できない。主人公に感情移入できなかった。子供を預けている保護者としてはやっぱり困惑するだろうし、そんな保護者のことは一概に責められないと思う。

  • 涙がこぼれた。やるじゃねえか、中山七里。
    単なる幼稚園モノかと思いきやそこに伏線や意外な仕掛けを含んでくる「どんでん返しの帝王」。読者は主人公・凛の姿には励まされ、またどん底に突き落とされるだろう。だがそれでも彼女の闘う姿にどうしようもなく励まされ、そして虜になるのだ。これは面白い!

  • 喜多嶋凛は、神室幼稚園に着任した。15年前に女の子が殺害されその犯人が園の送迎バスの運転手だった事から、保護者会の管理下に置かれている幼稚園で、事あるごとに保護者が意見するので、先生方も大変な思いをしていたが、正論を言う凛は煙たがられる事も承知しているが、言わずにはいられない性格なので衝突しながらも少しづつ変わっていたがある事実が分かり、状況が変わった。これからも辛い思いをする事があると思うが、舞子先生のような考えの人が居れば心強いし、他の人達もいつか分かってくれるだろう。

  • 幼稚園教諭の話としても、ミステリとしても面白かった。園児や先生たちのキャラも○。
    モンペの存在は多少大袈裟だとしても、世の中あることだし、事件の着地点もよかった。
    善良な加害者家族の姿は気の毒だと思う。
    でも、身近にいたら…あからさまに非難はしなくても、関わりは断つかも。
    難しい問題。

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著者プロフィール

1961年岐阜県生まれ。『さよならドビュッシー』で第8回「このミステリーがすごい!」大賞を受賞し、2010年にデビュー。2011年刊行の『贖罪の奏鳴曲(ルビ:ソナタ)』が各誌紙で話題になる。本作は『贖罪の奏鳴曲(ソナタ)』『追憶の夜想曲(ノクターン)』『恩讐の鎮魂曲(レクイエム)』『悪徳の輪舞曲(ロンド)』から続く「御子柴弁護士」シリーズの第5作目。本シリーズは「悪魔の弁護人・御子柴礼司~贖罪の奏鳴曲~(ソナタ)」としてドラマ化。他著に『銀齢探偵社 静おばあちゃんと要介護探偵2』『能面検事の奮迅』『鑑定人 氏家京太郎』『人面島』『棘の家』『ヒポクラテスの悔恨』『嗤う淑女二人』『作家刑事毒島の嘲笑』『護られなかった者たちへ』など多数ある。


「2023年 『復讐の協奏曲』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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