闘う君の唄を

著者 :
  • 朝日新聞出版
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  • Amazon.co.jp ・本 (304ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784022513120

作品紹介・あらすじ

新任幼稚園教諭として埼玉県秩父郡神室町の「神室幼稚園」に赴任した喜多嶋凛は、モンスターペアレントたちの要求を果敢に退け、自らの理想とする教育のあり方の実践に務める。当初は、抵抗されるも、徐々にその熱意が伝わり、周囲の信頼も得られていくのだが…。健気なニューヒロイン、誕生!

感想・レビュー・書評

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  • よく知らないのですが、今どきの幼稚園ってこんな感じなんでしょうか。
    「モンスターペアレンツ」耳にしたことはあるけれど…。

    まず驚いたのは子供達です。これが3歳児って!
    たしかに自分の幼い頃と比べ、今の子供達はしっかりしているなぁと感じることはありますが…。
    特に「しらゆきひめ」の劇。
    風刺が効いていて笑ってしまった。
    しかし、この内容を子供たちが理解しているのか?
    していたらそれも怖い(笑)。

    前半は凛が幼稚園の新米先生として頑張る姿が清々しくて、とても好きだったんです。
    ”新米先生奮闘記”のままでも良かったのにな…。

    また、著者の作品はよく登場人物がリンクするらしく、
    それに初めて気付くことができて、なんだか妙に嬉しかったです。
    それにしても渡瀬刑事、凄腕だ。

  • *新任幼稚園教諭として「神室幼稚園」に赴任した喜多嶋凛は、モンスターペアレントたちの要求を果敢に退け、自らの理想とする教育のあり方の実践に務める。当初は、抵抗されるも、徐々にその熱意が伝わり、周囲の信頼も得られていくのだが…。健気なニューヒロイン、誕生! *

    途中までは、ごくごく普通の幼稚園物語かとのんびり読み進めていましたが、やはりそこは中山七里さん、そんなはずはありません。え?ええ??ちょっと待って!と慌てるくらいの不意打ち、一気に物語が反転するさまはお見事。あっさり犯人がわかって捻りはないものの、希望の見えるラストにエールを送りたい。

  • 中島みゆきさんの唄イメージではなかったですがすごくチャレンジャーな主人公凛でした。
    普通に奮闘の日々のお話かと思いきやラストにそういう闘いだったんだーとまさかの事件絡んでてさすがでした。

  •  中島みゆきさん「ファイト!」から構想を得て書いた作品。帯に「あの渡瀬警部も登場!」と書かれていた。中山七里ファンの私としては、一も二もなく飛びついたけど、初心者さんはこの作品を手に取れなかったのでないかしらと心配してしまいます。帯って大事だから・・・

     今回のどんでん返しは二つ。 モンスターペアレントは怖いですねえ。

  • 新しく幼稚園に赴任した新人教諭の奮闘記かと思いきや、そこは中山さん。その園で15年前に起きた連続女児殺害事件が絡んできて、渡瀬警部まで登場。

    今回はモンスターペアレントと加害者家族の苦しみがテーマ。
    個人的にモンスターペアレントものは読んでてイライラするので苦手。前半は読みにくかったけど、後半ちゃんとミステリらしくなりホッとした。

    そして、加害者家族に向けられる理不尽な悪意。
    親しくしていた人間の身内が、実は殺人犯だったら…私自身どこまで割り切ることができるか正直分からないけれど、全人類の敵と言わんばかりの仕打ちが間違っていることは分かる。
    理不尽な悪意と闘い、贖罪のために自分を犠牲にする姿は痛々しいけれど、それでも前を向く彼女の強さに少し救われる。

  • 結末自体は驚きはない。
    個人的にはイヤミスに近い読後感。もやもやする。
    誇大表現ではあるのだろうけど、色々な人々の描写も本当に胸糞悪かった。主人公や、3歳児の描写含めて。せめて5歳児にすれば点いやそれでも…。
    表装と内容のギャップを楽しむくらいで読むと面白いかな。
    渡瀬さんのキャラが救いだった。

  • 闘う君の唄を。
    中山七里さん。
    新米幼稚園教諭のお話。
    モンスターペアレンツの保護者に、
    叩かれながら、園児達を愛し、
    指導していく
    ステキな話。
    と思いきや、
    なんとも、色々な要素が加わって。
    おもしろかったけれど、
    詰め込みすぎてて。
    少し嘘だー!と思ってしまった。
    うんうん。
    おもしろかったんだけどなぁー。
    残念。
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    #うーむ
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  •  うーん。
     幼稚園に新規採用されたヒロインがモンスターペアレントと闘う……んだけど、なんというか敵との戦い方が真正面過ぎる、かつヒロインが正論を吐きすぎていて読んでいてしんどくなる。正しさみたいなものを見せつけられる気がして。ヒロインから見たらモンスターペアレントは敵なのだ。

     後半に行くにつれ、作者の持ち味である陰湿さ我出てくるとぐっと読みやすくなりほっとする。が、それでいいのか…………この先どうなるんだろう。むしろ続きがあるとしたらそちらの方が読みたい。

  • 3歳はこんなにできないのに現実離れしてて読んでてしらけた。

  • 新任の幼稚園教諭の奮闘と、彼女に隠された過去の話。

    年少さんの子供たちがちょっと大人過ぎと言うか、年長さんくらいに書かれてたように感じました。
    文字が読めたり、劇のセリフをちゃんと暗記していたり。
    我が子が3歳の時には、ママの顔を丸3つで表現していたぞと思い出しましたが、今の子はそれくらい出来る子たちなのかな?

    まさか後半にあんな展開が待っているとは思わず、前半のモンスターペアレントたちにはイライラさせられましたが、なかなか面白かったです。
    渡瀬さんの執念が実り、真犯人が判明し良かった。
    凛先生は、この先立派な幼稚園の先生になるでしょうという終わり方にひと安心です。

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