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Amazon.co.jp ・本 / ISBN・EAN: 9784022513182
作品紹介・あらすじ
【芸術生活/諸芸娯楽】『孤独のグルメ』などで人気のマンガ原作者が、地元・東京三多摩地方を40年ぶりに散歩。幼少期に母が作ってくれた「せりそば」など、出合うものごとが、子ども時代の豊かな食生活を思い出させる。ノスタルジーあふれる街歩きエッセイ。
みんなの感想まとめ
身近な場所の歴史や文化を深く掘り下げた散歩エッセイで、著者が40年ぶりに故郷・三多摩を訪れ、幼少期の思い出や食文化を振り返ります。地元の人々にとっては親近感を抱かせる内容であり、特に三多摩地域に育った...
感想・レビュー・書評
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身近な場所の歴史や、散歩を通して見えてくる事がたくさんあり著者が行ってみた場所に行ってみたくなる一冊。
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私自身も三多摩原人なので非常に親近感。そして自分のルーツを一緒に探索するような気分だった。わかるわかる、東京人じゃなくて、多摩っ子なのよね、と思いながら読んだ。もちろんそうでない人も久住さんの文章のおもしろさに楽しく読めると思う。
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三多摩原人、学名トリタマトロプス・エレクタス。三多摩に生まれ育った筆者があらためて三多摩を歩いた訪問の記録。
あの「孤独のグルメ」の筆者は三鷹の生まれ。懐かしい多摩地区を歩き昔を回想する。単純な旅歩きでも回想録でもなくハイブリッドであるところが本書を相乗的に面白くしているように思う。
自分にも多摩地区は住処であり勤務地、親しみを持って本書を読むことができた。
同じ東京出身で一括りにされがちな多摩地区出身者の微妙な心理の指摘が実に炯眼。
「三多摩原人が三多摩原人のまま、背伸びもせず嘘もつかず、時代も出身地も超えて万人を魅了する新しい都会の音楽を作ったところが、ユーミンの天才なところなのだ。」
ユーミンと並んで忌野清志郎を崇拝している。
そもそも三多摩とはなんぞや、そこが地元民には面白い。二十三区の荻窪についてなど、面白い。
三多摩の人の持つ二十三区民に対する微妙なコンプレックスとそれを超えた三多摩賛歌、実に楽しい紀行です。 -
三多摩とは、東京の市町村部を指す言葉で、このあたりに住んでいる人たちで使われているそうです。知りませんでした。このあたりになじみにある人には楽しい本だと思います。私も多摩地区は時々出かけるので楽しく読みました。
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2016年1月刊。三多摩散歩エッセイ。多摩人にとって川と言えば多摩川だ。◆【引用メモ】早いのがエライ。無駄が無いのがエライ。目的に達する時間と過程はできるだけカットしたい。その考えばかりで世の中は楽しくなるだろうか。効率が悪いことに、いちいちイライラして、他人とギスギスして、ストレスばかりが増大しないだろうか。散歩には目的が無い。過程しか無い。過程の時間を楽しむのが散歩だ。川の蛇行はもともと大自然の道草だ。それに身を委ねれば、きっと風景が語りかけてくれる。急いでいる人には何も聞こえない話を。(p.182)
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三多摩住人は読む価値があると思う。
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