明治・金色キタン

著者 :
  • 朝日新聞出版
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本棚登録 : 407
レビュー : 57
  • Amazon.co.jp ・本 (352ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784022513274

感想・レビュー・書評

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  • 江戸が終わり、明治になった世界でもまだ妖怪たちは生きている…
    登場人物や最初のいくつかのエピソードは面白かったが、後半まであまり盛り上がりを感じられなかった。私が仏像に興味ないせいか…。
    前作があるらしいので、それを読むとまた印象が変わるかもしれない。

  • 妖怪系の小説はこのシリーズで始めて読んだのですが、この続編はとても難しかった・・。原田や滝がどういう状況にあるのかの描写もうまく読み取れずなかなか銀座の小路・競馬場・仏塔跡なども想像出来ず、己の理解力を恨みました。←
    あと、あまりこの時代の男性の喋り方には慣れていないので、容姿がみなおじさんをどうしても想像してしまう・・。阿住なんて特に(´・ω・`)すいません。。
    お高やみずは、花乃などやっぱり女性がメインのお話が好きですねえ。

  • 明治妖モダンの続編。巡査の原田(?)と滝を中心に、仲間たちが事件に挑む。事件は相変わらずえげつないが、仲間たちが皆魅力的。そして、とにかく表紙が好みすぎる。妖モダンもよかったけど、今回も素敵。丹地陽子さん。
    今作は、一部の仲間たちの正体がさらっと明かされている。思ったよりぶっとんでおり、ジャンルバラバラだが、いいのか?という気持ちになる。しかしなにより、巡査の制服にロマンが感じられる。畠中さん、わかっている。

  • 明治妖シリーズ第二弾
    「赤手と菜の花」
    お寺の残余を探す赤手が、崩壊寸前のお寺でいなくなる。お偉いさんの護衛をしていた巡査2人は必至に探すが見つからず…

    「花乃と琉璃」
    暇を持て余し、お高の弟子が作ったかのう会へと入った花乃だったが、お高に咎められ辞める事に。
    すると会を主宰した医者の五之倉も、会を畳む事を決め、玉代を花乃に代わりに反して貰うよう滝に頼んだが、厄介事まで押し付けられてしまう。

    「モダン 美人くらべ」
    多報新聞の布藤が女学生に安く写真家を紹介したところ、その写真が美人くらべに使われてしまい、1位の春子がいなくなってしまった。
    春子は二科との婚約を控えていたのだが、美人くらべが元で婚約も怪しくなってきて…

    「闇の小路」
    甫峠村から来たというみつは、阿住の息子だという肇という子を連れてきたが、阿住は自分の子ではないと言い、更にみつも自分の知っている阿住とは違うと言いだした…
    その内、肇は殺されてしまい、なんと容疑者として五之倉、赤手、布藤が署へと連れていかれる。

    「上野の競馬」
    阿住のお供で競馬にきたが、銃声を聞き滝が駆け付けると仁科が殺され、馬も怪我を負ってしまった。
    そうして何故か滝と喜多、他に銃声を聞いたという下働きや商人までもが捕えられてしまう…

    「祟り、きたる」
    今までの甫峠村に関わる事件が祟りとして噂される。最後に全てに関わるものは真っ赤に染まるという物騒な噂を耳にした頃、阿住のお屋敷が火事になる…

    誰がどの妖か分からなかったけれど、最後の最後に一部表記があり、阿住、五之倉、赤手、布藤は甫峠村で失われた5仏の内4仏だという…。
    赤手さんは妖なのか、人なのか?と前巻で疑問だったのが、今作の1章でやはり妖と分かるものの、残り3人は全然分からずビックリ。(匂わせる描写、あったかな?
    花乃さんが質問した何故自分が何者なのか明確に言わないのか?という疑問は読者の代弁そのもので、それに答えるお高さんの答えがなるほどと思わせてくれて良かった。
    妖として生きながら、時に絡めとられ人と変わらずに亡くなっていくといった概要。

    今出ている明治妖シリーズはここまでのようだけど、原田と滝の巡査2人は5話で軍に睨まれ戦争になったら前線に送られるだろうという話になり、きな臭くなって終わったのがくすぶる…

  • 図書館で見かけてシリーズ化していたのに気付いた、少し前に読んだ妖モダン。 その2巻目。

    銀座の派出所勤務の原田と滝とその奇妙な仲間達が今回も騒動に巻き込まれてます。

    登場人物の中の誰が人で誰が元妖なのかはわかったりわからなかったり。 今回は結構人ならざる人達が多かった。

    赤手さんの正体から始まり、それにまつわる呪いのお話が縦軸。 全く無関係な話かと思っていても結局そこに繋がって行くんですねぇ。

    幕末から明治になる混乱期には人ならざる者が人に成りすますのも簡単だったように、人が他人に成り代わるのも簡単だったんだろうなぁ。 それが今の日本国内の騒動に拍車をかけている気もしなくもないけど。

    少なくとも今回で主要な登場人物の正体が知れたんだっけ? あれ?百賢の正体って出てたっけか。

  • 時代は江戸から明治へ。モダンな銀座煉瓦街にある木造の掘っ立て小屋のような巡査派出所で働く二人の巡査。そんな二人のまえに起こる事件とは?

  • 妖キタンの続き。今回は5つの仏像と祟りが本線と成っている。思わぬ転び方にええ……となってしまうこともあったけど、人物は相変わらず個性的。そして前作よりもサラッとすごいことが書いてある。

    雑談
    風琴堂って確か……?!そして、若様組のあの人も絡んできたりします。若様組たちは銀座じゃないけど、クロスオーバーしてたらちょっとすごいかも。滝さんと園山さんとかww

  • 『明治妖(あやかし)モダン』の続編です。
    とりあえずこれが読んでも読んでも風呂敷広がるばかりで終わらなくて、タイトルも前作に絡めて「明治・漢字(4音)・カタカナ(3音)」に無理から収めた感がしていまいちだなぁと思ってました。
    一応風呂敷はきちんと畳まれたので良しですが、タイトルはやっぱり改良の余地ありな感じ。

    装画 / 丹地 陽子
    装丁 / bookwall
    初出 / 『週刊朝日』2014年5月23日号~12月26日号連載、加筆修正。

  • 読みにくい。
    登場人物が分かりにくい。
    主人公の巡査からして、表紙と作中の描写が異なる。
    同人誌のように描いて、作中は強面らしい。
    とっちらかっている。

  • 明治21年。巡査の滝と原田は日々事件解決に
    奔走するが、この2人と仲間は時折、
    江戸から行き続ける"妖"の姿をも見せ!?
    「明治・妖モダン」シリーズ第2弾。

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著者プロフィール

畠中 恵(はたけなか めぐみ)
1959年高知県生まれ。名古屋造形芸術短期大学(現・名古屋造形大学)ビジュアルデザインコース・イラスト科卒業後、漫画家アシスタントと書店員を経て、漫画家デビュー。そして故・都筑道夫の創作講座を受講。『しゃばけ』が第13回日本ファンタジーノベル大賞優秀賞を受賞し、本作でデビュー、作家となる。
『しゃばけ』シリーズが代表作で、『しゃばけ』『ぬしさまは』はNHKラジオドラマ化された。2011年、『ちょちょら』で第24回山本周五郎賞候補。2016年『しゃばけ』シリーズで第1回吉川英治文庫賞を受賞。

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