司馬遼太郎 街道をゆく 本郷界隈 用語解説・詳細地図付き (I)

  • 朝日新聞出版 (2016年3月25日発売)
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Amazon.co.jp ・本 / ISBN・EAN: 9784022513564

作品紹介・あらすじ

【文学/日本文学小説】司馬遼太郎のライフワーク「街道をゆく」の全文にあわせ、詳細な用語解説と地図や図版などを掲載。司馬作品に出合う、最初のきっかけに。「本郷界隈Ⅰ」では、東京大学のお膝元である本郷を巡りながら、文明開化していく明治日本に思いを馳せる。

感想・レビュー・書評

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  • 明治・大正の本郷の姿が知りたくて、本書を読んだ。その時代のことは、森鴎外や漱石の話が中心だったのがいささか残念。

    目的は異なるが、1950(天正18)年、徳川家康が江戸に入り、上水道をつくった時のことが書かれてあった。設計・施工を家臣・大久保藤五郎忠行に命じた。家康が褒美として、「主水(もんと)」という称号を与えたことも書かれてある。

    それにしても東京都(武蔵国)には、江戸城以外にも、牛込城や荏原城、石神井城、世田谷城などがあるんだな。

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著者プロフィール

司馬遼太郎(1923-1996)小説家。作家。評論家。大阪市生れ。大阪外語学校蒙古語科卒。産経新聞文化部に勤めていた1960(昭和35)年、『梟の城』で直木賞受賞。以後、歴史小説を次々に発表。1966年に『竜馬がゆく』『国盗り物語』で菊池寛賞受賞。ほかの受賞作も多数。1993(平成5)年に文化勲章受章。“司馬史観”とよばれ独自の歴史の見方が大きな影響を及ぼした。『街道をゆく』の連載半ばで急逝。享年72。『司馬遼太郎全集』(全68巻)がある。

「2020年 『シベリア記 遙かなる旅の原点』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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