- Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
- / ISBN・EAN: 9784022514240
感想・レビュー・書評
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コロナ禍前の本でやや情報が古いところもあるが、子どもを取り巻く貧困の様相は変わっていないと思う。子どもに愛情をもてなかったり、子どもが働いて得た金銭を取り上げたりするような親に対し、自己責任論を叫ぶだけでは子どもは救われない。長期的には行政の支援の拡充が、短期的には民間(周囲の大人)の助けが何より必要とされる。
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配置場所:2F書架
請求記号:369.4||A 82
資料ID:W0186192 -
開発目標1:貧困をなくそう
摂南大学図書館OPACへ⇒
https://opac2.lib.setsunan.ac.jp/webopac/BB50026466 -
岐阜聖徳学園大学図書館OPACへ→
http://carin.shotoku.ac.jp/scripts/mgwms32.dll?MGWLPN=CARIN&wlapp=CARIN&WEBOPAC=LINK&ID=BB00571121
「空腹に耐えかねてティッシュをかみしめる姉妹」「乳歯がすべて根だけになった男児」「頭がシラミだらけになった姉妹」──。取材班が半年以上かけて歩いた“貧困の現場”から、社会から孤立する子どもの深刻な実態を浮き彫りにし、解決の方途を探る。(出版社HPより) -
2019年6月20日読了
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エピソードが含まれているため、人々がどのような貧困の状態に置かれているのかイメージしやすい。
相対的貧困は日本ではあまり目立たないため、多くの人に読んでもらいたい。 -
子ども食堂の中で、本当に必要な人がこれるのかが問題との記述に考えさせられた。ネグレクトの場合は食堂のことも知らないかもしれないし、困っていても、他人に気づかいされたくないため、利用する人もいないかもと。
P49 子供たちの育ちや能力、可能性を阻害する主な要素は、①不十分な衣食住、②孤立・排除、③不安感・不信感、④低い自己評価、⑤虐待・ネグレクト、⑥文化的体験・環境の欠如、⑦低学力・低学歴などが挙げられる。 -
朝日だから、かわからないけど
話の切り込みも掘り下げもありがちで
きちんとした、まとまりある感じなく
やっぱりNHKとかの方が
きちんと勉強して、じっくり作るよな。
お金やタイムスパンの差はもちろんあるけど…
でもやっぱり、慶応行って貧乏!って
あんまり説得力ないよな…
まあ、貧乏サイクルから抜け出すための学歴を
先行投資で買うって事だろうけど。 -
よくあるお涙ちょうだいもの。弱者を哀れむと関心が集まる。弱者の弱者(子供かつ貧乏)だと本になる。