シウマイの丸かじり (丸かじりシリーズ39)

  • 朝日新聞出版
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感想 : 6
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  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784022514349

感想・レビュー・書評

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  • 私食べ物好きだなあと、東海林さだおのエッセイはいつも思い出させてくれる。今回はワニがポップコーンをうまく食べられない(唇がないから)という挿絵の横に「気の毒」と書いてあるのがすごく良かった。
    この人の観察眼というか観察舌というか、食べながらそんなこと考えてるんだなあという柔軟な姿勢が好き。

  • 丸かじりシリーズその39。
    灼熱地獄グラタン。熱い物を熱いと分かりつつ、アチーと言いながら無謀にも口に掻っ込むのが好きだ。これからも果敢に挑んでいきたい。グリンピースは苦手なのですが、グリンピースの元がスナップエンドウだとは知らなかった。スナップエンドウはバターでいためたりしたら美味しいのに何でグリンピースはあんなに苦手なんだろうな~。

  • 丸かじりシリーズ39~シウマイは崎陽軒のシウマイ弁当だ。京王百貨店のご当地弁当フェアに行って、いつでも売っている弁当を買ってきてしまったという話。後、覚えているのは棒状の餅。ブロッコリの天ぷらは結構旨い。西洋料理にも中華料理にも蓋はない。吉野家が居酒屋を始めた。おにぎらず。永谷園はコンビニのおにぎりを茶漬けにするアイデアを断行~よくもまあ目新しい食い物を捜してくるよなぁ

著者プロフィール

東海林さだお=1937年東京生まれ。漫画家、エッセイスト。早稲田大学文学部露文科中退。早大漫画研究会草創期のメンバー。文藝春秋漫画賞、講談社エッセイ賞、菊池寛賞、日本漫画家協会賞大賞を受賞。漫画に『新漫画文学全集』『ショージ君』など、長期連載のエッセイに「男の分別学」「あれも食いたいこれも食いたい」など。

「2021年 『東海林さだおアンソロジー 人間は哀れである』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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