春に散る 下

著者 : 沢木耕太郎
  • 朝日新聞出版 (2016年12月31日発売)
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  • Amazon.co.jp ・本 (424ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784022514424

作品紹介

【文学/日本文学小説】残された人生で何が成せるか? 夢を見るときに人は強くなる──。4人のもとに現れた、才能あふれる若きボクサー・翔吾にボクシングを教え始めた4人は、いつしか彼に世界チャンプの夢を託すようになる。著者渾身、現時点での集大成たる一冊!

春に散る 下の感想・レビュー・書評

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  • 下巻です!

    上巻よりも面白く読めました。
    著者の意図した主題である、時の流れとの折り合いの付け方、というテーマからは離れますが、才能ある若手ボクサーの登場で、皆のボクシング熱が再燃していく様がとてもよかったです。
    お爺達が若い子に指導する姿にもわくわくしたし、戦術や練習法など、試合に至るまでの展開もリアルでよかったし、実際の試合も手に汗握る感じでドキドキしました。

    面白かったんだけど、佳菜子の存在の意味だけは最後まで見出せませんでした。
    登場早々主人公のおじいちゃんに接近してくるところから違和感があり、その後明らかにされた彼女の過去にも鼻白んだし、結局怪我治せないし・・・
    この小説にあの子必要?
    彼女の存在しない、もっと男臭い世界でよかったんじゃないかなーと、沢木さんに言ってみたい(ウソ・笑)。
    (紅一点玲子さんがいればいいと思います!)

  • 2017.5/24 一気読み。出会った青年翔吾のあまりの能力の高さに出来過ぎ感はいなめないが、読んでいて気持ちがよい。上巻で見えなかった広岡の来し方や、佳菜子の過去もはっきりしてスッキリ(;^_^)でもあの終わり方は悲しすぎて。。。

  • 上巻に続き、とても良い気持ちで読了。あざとい仕掛けや特殊なことは何も起こらず、本当に身近に起こりそうなストーリーにとても親近感が湧くし主人公たちに深く同情できる。最後はやはりという感じだが、それでも読後感は爽快。

  • スポーツ選手の引退後
    老い

    新聞連載初めてワクワクしながら読めた。
    主人公だけでなく、元ボクサーの味のある会話や表情など感情移入しやすい。
    若干ではあるが、超能力のくだりがどうかと思ったが、黒木との出会いの場面がかっこよかった。その出会いによって、元ボクサー達がそれぞれ気持ちを変えていく過程もしっくりきた。結末はショックだったが、最後まで仲間を思う気持ちに感動した。

  • 少し現実離れしていたが、読ませる。

  • 感動のラストなのに最後まで物語に入って行けなかった。何が不味い?いや何かが私に合わないんだろう。物語が一々後追い説明調なのが最後まで気になった。映像にしたら面白いかも。

  • 「世界チャンピオンへ」の合言葉に四人のかつてのボクサーが、自分の必殺技を伝授しながら一人の青年を育て目標に向かって、五人六脚で邁進する日々を描く。リングの臨場感そして選手の心理描写は、骨太で明快な切り口の文章によって心にビシリ伝わる。老い、夢、そして人生において貴重なものが、主人公広岡の口調で語られると妙に納得する。蛇足的な章もあるが「テロルの決算」「敗れざる者たち」「深夜特急」と共通した沢木さんの筆致を味わえる作品。今の季節に相応しい終章もまた味わい深い。

  • ふーむ面白かったです。この物語が一体どういう内容なのかにわ全く触れずに書いています。 こうも面白かった物語の結末がむづかしいのわ当たり前のことでして、でも沢木耕太郎わそこにも絶妙の伏線を引いていました。やれあっぱれです。

    ところで、この下巻の前半部分で主人公の広岡が病院での診療費をクレジットカードで全額払ったという記述があるが、ボクの知っている限り病院での診療費や治療費わクレジットカードでわ支払いうことが出来ないはづ。
    沢木さんの住んでいる東京でわそれが可能なのだろうか。医療費わ割りと値が張る事があるのにクレジットカードが使えないと云うのわ、まあかなり不便な事なのです。
    カード会社ももし病院の支払いを取り込むことができればかなりの金額になるのだろうに何故でしょうね。
    医療費の分割払いは認めない! という法律でも有るのだろうか。

    あ、また本筋からづれたところへ話が行ってしまっていました。 ともかく面白い本でした。すまぬ。

  • 切ないラスト。

  • 請求記号:913.6/Saw/2
    資料ID:50085619
    配架場所:図書館1階東館 め・く~る

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