オーバーロードの街

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  • 朝日新聞出版
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レビュー : 5
  • Amazon.co.jp ・本 (528ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784022514882

感想・レビュー・書評

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  • 暴走するパワードスーツ、「地球の意思」なる人工人格、人工知能と意識が融合してしまった男。全ての引き金はある母娘の歪んだ関係だった。「絞首台の黙示録」といい、「だれの息子でもない」といい、最近の神林さんの作品は親子の確執が根底にある話が多い気がする。

  • 大層な道具建ての割には、最後は母娘の和解の話だった…のか?

  • 市図書館にて。

  • 軍用・介護用といったパワードスーツがある程度普及した社会で、それらが暴走、人類を虐殺し始める。「地球の意思」とやらが黒幕のようだが、人なのか、それとも、、、?

    という話だが、著者の他作に比して全体的に中途半端な印象。「地球の意思」の設定が曖昧な割りに、結末ありきで話が進んでいく感。著者の作品の魅力の一つは、明確な答えを知るものがいない中で、限られた情報で登場人物達が推論と修正を繰り返して生存していく緊迫感だと思うので、近作は少々残念な印象。それに付随してキャラクターも弱い。

    他作と共通する点は、同姓の片親との関係、それも余り良好とはいえない関係が描かれること(今回は娘と母親、娘は虐待を受けている)。神林さんの描く親子関係というと、庇護してくれるものというよりは、生存競争の相手、打ち倒すべき相手、というものになりがちなのは何故なんだろうか。

  • 戦闘機にやどる妖精さんとは仲良くなれるかもしれないけれど、ガイアさんとは無理なのねー。(/_;)

    ローダー欲しいな。

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プロフィール

1953年、新潟県新潟市生まれ。79年、短編「狐と踊れ」で作家デビュー。『敵は海賊』、『戦闘妖精・雪風』シリーズなどで数多くの星雲賞を受賞し、95年、『言壺』で第16回日本SF大賞を受賞した。『魂の駆動体』、『永久帰還装置』、『いま集合的無意識を、』、『ぼくらは都市を愛していた』など著書多数。SFファンの圧倒的な支持を受けている。

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