映画化決定

著者 : 友井羊
  • 朝日新聞出版 (2018年1月4日発売)
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  • 本棚登録 :48
  • レビュー :5
  • Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784022514950

作品紹介・あらすじ

【文学/日本文学小説】「映画化決定ね!」。高2男子・ナオトはこっそり描いていたマンガのネームを、映研で監督を務めているハルに見られてしまう。学生向けの賞を受賞している天才女子からのオファーに乗り切れないナオトの心の傷、ハルがひた隠す病……切ない映研の青春を描く。

映画化決定の感想・レビュー・書評

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  • 病を抱えた少女と、その少女に振り回されながらも放っておけない少年。
    ちょっとどこかで読んだことのある設定で、このあとあぁなるよね、と予想しながら読んでいって、あぁやっぱりそうなったかぁと思った、と、こ、ろ、が!なんとなんと!そうきたか!
    いやぁ、まさか、そうきましたか。あぁびっくり。
    いろいろツッコミどころはあるけれど、最後まで一気に読まされました、まさに最後まで、きっちり。

  • +++
    放課後の教室でナオトが落とした一冊のノートを拾ったのは、同級生の天才画家監督・ハル。彼女はそこに書かれたマンガのネームを見て、言った。これをわたしに撮らせてほしい。創作者としてぶつかり合いつつ、ナオトは徐々にハルに惹かれていく。しかし―涙とサプライズのせつない青春小説。
    +++

    そのまま実写化できそうな物語である。全編に映画作りのあれこれがふんだんにあふれているし、ぶつかり合いやのめり込みようも含めて、高校生たちの情熱が漲っている。そして、その裏に流れる切なさが、ただがむしゃらなだけではない悲哀をも表わしていて、涙を誘われること間違いない。ハルとナオト、そして杏奈や乙羽さんたちそれぞれの想い、ナオトが抱える屈託と、ハルの事情。さまざまな要因が絡み合って、象徴的なラストへと向かう。――のだが、それだけで終わらず、その先にひと捻りあるところがミソである。人の心の純粋さや、やさしい嘘の哀しさに想いを致す一冊である。

  • 小さい頃からノートにマンガを描いていたナオト。そのノートを同じクラスで映画部の木﨑ハルに見られ「映画化決定!」と言われ1度は断るがー

    ◆これは-…「タイトルで引っ張って、映画化しやすそうな話だけど。映画化狙ってんのかなぁ」なんて。初々しい感性でないとダメなんでしょうねぇ…。

  • ネットギャリーで読ませていただきました。
    途中まではただの青春ラブコメかなと思って読みましたが、最後まで読んで拍手。
    何かを作り出し、それを多くの人に発表することは自分をさらけ出すことであり、全てをつまびらかにすることである。
    創作と自分自身は強く結びついているのだと実感しました。

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