かるい生活

著者 :
  • 朝日新聞出版
3.06
  • (3)
  • (12)
  • (35)
  • (10)
  • (2)
本棚登録 : 218
レビュー : 22
  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784022515018

作品紹介・あらすじ

【文学/日本文学評論随筆その他】長年の漢方生活で健康的になったけれど、それでも時に訪れる体の不調。漢方の先生に尋ねるとすべて日常のある習慣が原因だった!? 『ゆるい生活』から3年。「体」「物」「しがらみ」の無駄をそぎ落とし、心身共に軽くなっていく日々をつづる爽快エッセイ。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
  • 「加齢」に伴う身体の不調に、漢方薬と生活習慣の見直しで立ち向かう群さんの日常です。

    きゃ~やめて~と叫びたくなるくらい思い当たることばかりでした。
    まず一番は、本を読む姿勢と(スマホも)、あごのたるみの関係!
    小学生の頃のように、机の上に本を立て両手で持つのが一番いいそうですが…
    ついソファーに寝っ転がったり、うつ伏せになったり、ダメダメです。
    そう言えば、あごだけでなくほっぺのたるみも気になってきてます。

    それに、ぺたんこ靴ばかりはいていると足が太くなるなんて!
    ハイヒール、滅多に履かなくなったなぁ。
    街中を歩く女性の、ひざ裏ぽっこりをチェックしまくる群さんにくすっ。

    それと、ほうれい線を見るとうんざりするから、鏡を見るのをやめたというご友人の達観ぶりと、
    捨て名人の女性がアルバムも捨てたのにはびっくりしました。
    不用品の処分…長年の課題です。
    これはなくてもすむのでは、と考えるくせをつける。
    えぇ、わかってはいるんですけどね…
    またいつか着るかも、読むかも…と。

    寝苦しい真夏の夜、暑いよ~と訴えるねこちゃんとの攻防戦。
    おきて~「もしもし」からの、おきろ~「木魚攻撃」が可愛かったです。

    最後の章はご家族の問題で少し重いお話でしたが、
    頼んでいた本が届くと「えへへ、来た来た」と、急いで箱を開け、本を取り出してにんまりする群さん。
    著名な作家さんでも同じなんだなぁと、ほっこり。

    歯医者さんで痛かったら手を上げてと言われ、
    上げたら、「は~い、痛いのね。そのまま我慢して」と!
    笑っちゃいけないけど、笑っちゃいました。

  • 断捨離をし、生活習慣を見直し
    作者はできるだけ余分なものは持たぬよう
    色々なものを捨てていく。
    時間も体力も気力もどんどん減っていく中で
    自分に必要なもの、不必要なものを見分け
    本当に必要なものだけで生きて行くことは素敵だ。

    一方、齢を重ねるにしたがって増えていく
    物も人間関係もしがらみも全部抱えてド~ンと豪快に生きて行くパワフルなおばちゃん
    (イメージはヒョウ柄のセーター・・・)も素敵だと思う。
    どちらになりたいのかと聞かれれば
    間違いなく前者だけれど(笑)
    還暦過ぎたら、『かるい生活』
    私も目指すぞ。

  • 群さんよりは少しだけ世代が若いが、いちいちごもっともとうなづくことばかり。体も物もしがらみもかるくできたらさぞや楽に暮らせるだろうな。

  • 最後の人間関係話が、悪口っぽくて読んでてちょっと気持ちのいいものではなかった。
    "しがらみをかるく"という章タイトルだから、人間関係も軽くする話かと思ったんですが。。
    "ものをかるく"までは楽しく読めたので、読後感が悪くなって残念でした。

  • 20180104予約
    面白く読んだ。文章がうまいので、サラサラ読める。このくらい、私も自分の身体をいたわりたい…時間もお金も足らないけど。

  • タイトルとは裏腹に、とてもおもい生活をされてる群さんのお話し。群さんってこんなに漢方にどっぷりされてる方だったんですね。漢方にやや興味があり、軽いものから、という気持ちで読みましたが、それほど漢方に魅力を感じませんでした。しかし、群さんの表現のあれこれはおもしろく、星三つ。

  • 近くに良い感じの漢方薬局があるようで、うらやましい。
    漢方薬も色々出てくるが、体質によるのでそのまま読者の参考にはならないが。
    サラッと読むには良かったが、再読はなし。

  • 体というのは本当に人それぞれ、年齢それぞれで違うんだなあ、と思う。私は筆者とはかなり体質は違うのだろうけれど、最近厄年を迎えたら少し体を壊したりして、転換期に来ていることは感じるので、自分なりに体と対話して整えることが必要だなと思った。最後の「しがらみをかるく」の章は、正論ではあるのだけどちょいと愚痴っぽくて、本全体をひとつの作品として見た場合にはやや蛇足かなあ。

  • 身体も心も持ち物も、軽く、シンプルに暮らしたい

  • ずっと続けられている漢方の話しや断捨離の話しなど。エッセイに「ゆるい」や「かるい」などのタイトルをつけられてますが、けっこう気をつけられて日々を過ごされてます。
    それでも参考になったり、面白く読めましたが、最後の家族の話しはちょっと「重い」んじゃないかな…
    エッセイでこちらも軽く読むつもりが、最後にずーんとなりました。

全22件中 1 - 10件を表示

著者プロフィール

群 ようこ(むれ ようこ)
1954年、東京都生まれ。日本大学藝術学部文芸学科卒業。広告代理店に就職するが半年で退職。6回の転職を経て「本の雑誌社」に事務職で入社。やがて本名で『本の雑誌』に書評を執筆しはじめ、1984年『午前零時の玄米パン』でデビュー。同年退社し、作家専業となる。
代表作として映画のために書き下ろした『かもめ食堂』、ドラマ化された『パンとスープとネコ日和』など。

群ようこの作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

かるい生活を本棚に登録しているひと

ツイートする