ろう者の祈り

  • 朝日新聞出版 (2017年12月20日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (256ページ) / ISBN・EAN: 9784022515070

感想・レビュー・書評

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  • 生きるろう者が社会で直面する困難について纏められています。 私はろうの世界、特にろう者の苦しみについて無知であることを実感させられました。
     本中では、ろう者の日本語の誤用が引き起こす聴者からの偏見について多く取り上げられていました。正しい日本語を指導する力が、ろう学校教員には特に求められています。
    また、読み進めていく中で、ろう者が(聴者の)社会に対して抱く、かなりネガティブな感情が気になりました。聴者にも色々な人がいること、互いに理解しようとしている人も一定数いること、社会は安心できる場所であることも、教育の中でもっともっと伝える必要があるのではないだろうか。(障害認識等)
     そしてなによりも、ろう者にとって安心した社会になるよう、変わっていく必要があります。社会モデル、医学モデル的な考え方をバランス良く持てる大人、教員になりたいものです。

  • ろう者の厳しい現実を知った。周りから評価されない悔しさと言葉の獲得の難しさ、そして人がいっぱいいるのに話せない孤独を強いられる辛さ。全ては聴こえない事が原因。考えさせられる本だった。
    評価4としたのは、後半の鈴木隆子さんの話のみの方がよかったからです。

  • 369-N
    閲覧

  • 宇城市立中央図書館2021.3.27

  • 聴覚障害者との演劇に参加した時、楽屋の共通言語は手話で、手話のできない私は皆の会話についていけなかった。これが聴覚障害の日常なんだな。本書でいう通り、手話は日本語とは違う言語。とりわけ日本手話の会話は速い!表情や身ぶりも文法だから。コミュニケーションって、本来こういうもんじゃないかと思う。
    (一般担当/あほうどり)令和元年5月の特集「手話」

  • ろう者と聴者が、いっしょに社会で生きていくための「懸け橋」でありたいと願う人たちの思いがわかる本。

    聴者の親のもとに生まれたろう者の苦労は、(私が関心を持っている)外国にルーツを持つ人が日本で大人になるときの苦労に通じるものがある。いやそれ以上に、ろう者の方々から学ばなければならないことがたくさんある、と感じた。

  • ろう者の世界を理解しているつもりでしたけど、まだまだ反省することがたくさんありました。

  • 同情なんかしなくていいからほんの少しだけ助けてくれれば。友達になったり聴者と会話をしたい。

    こんな印象的なキャッチフレーズの本書から私はとにかく自分が知らなかったこと、勘違いしていた事を学ぶことが出来ました!まず手話は日本語対応の手話、日本手話という2つにわけることができ後者の方は文法や表現も日本語とは全く違うため、筆談をする時私たちが話している日本語の文法を間違えて使ってしまうケースもあることだ。
    また周りの少しの理解がないせいで8割ぐらいのろう者の方が職場や学校で辛い思いをしたことがあるというデータも驚いた。

    最後にミニ手話講座もあり最後まで興味深い本だった

  • 「ろう者にとって日本語は母語ではなく第2言語」
    このフレーズを目にしてかなりの衝撃を受けました。
    その視点はこれまで全くなかったし、何より字面でしか習得できないことの大変さを想像したこともなかったし…。
    外国語をテキストだけで身につけろと言われても途中どころか序盤で投げ出したくなるだろうし、のっぴきならない事情で何が何でも習得せざるを得ないとなったら、どれだけの苦労を重ねないといけないのか…想像するのもためらいたくなりました。

    会社で受け入れ体制を整えているといっていても、実際に当事者にきくと、様々な理由で孤独を感じている人が多いことにも驚きました。
    最後の方にでてきたイーデザイン損保のサイン部の話が一番ショックだったかもしれないです。

  • 朝日新聞出版:お知らせ:『ろう者の祈り』発売記念 トークショー&サイン会 1/27開催!
    https://publications.asahi.com/news/821.shtml

    朝日新聞出版のPR
    聴覚に障がいをもつ「ろう者」の人々が厳しい現実に立ち向かっていく姿を取材したルポルタージュ。朝日新聞経済面で話題となった連載「ろう者の祈り」に大幅加筆。巻末には手話通訳士・鈴木隆子さん監修による手話講座も収録。
    https://publications.asahi.com/ecs/detail/?item_id=19605

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著者プロフィール

「中小企業の応援団長」を名乗る朝日新聞編集委員。1963年生まれ。大学生時代は応援部に所属、学ランの日々を送った。1986年、朝日新聞入社。経済畑が長いが、リーマン・ショックで非正規雇用の方々を切り捨てる大企業に怒りをおぼえ、中小企業愛に目覚めた。著書には『塗魂』(論創社)
のほか、『魂の中小企業』(朝日新聞出版)、『フレーフレー! 就活高校生』(岩波ジュニア新書)など。

「2024年 『塗魂2』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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