母・娘・祖母が共存するために

  • 朝日新聞出版 (2017年12月7日発売)
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Amazon.co.jp ・本 / ISBN・EAN: 9784022515087

作品紹介・あらすじ

【文学/日本文学評論随筆その他】超高齢社会で存在感を増す祖母、「毒母」という言葉の点検、団塊男女のつくった家族、娘を身代わりにした教育虐待、息子は母が重くないのか……母娘問題の第一人者であるカウンセラーが豊富な事例とともに、3世代の共存の方向性を探る決定版。

みんなの感想まとめ

親子や祖母との関係を通じて、現代の家族が抱える複雑な問題を探求する一冊です。著者は、超高齢社会における三世代の共存の在り方を、豊富な事例を交えて考察しています。特に、母娘の関係や「毒母」という概念につ...

感想・レビュー・書評

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  • 親は選べないし生まれてくる子供も選べないし‥
    でもパートナーは自分で選んだはず

    悩みの真っ只中にいる人が読むと怒りが増幅してしまうだろうか
    もしくは自分だけじゃないんだ
    って力が湧くといいな

    寿命が伸びていることが高速道路の出口にたとえられていて よく理解できた


  • #英語 タイトル不明ですが、「共存」は live together ではなく coexist のほうが本の内容に合う気がします。

  •  信田さよ子先生の言葉は明確だ。
     女性の努力のみで共存するのは困難。これを読むと逆に父親の不在というものを強く感じさせる。

  • 小説より気持ちを大きく揺さぶられる。

    個別の具体的なエピソードはハラハラするし、絡み、粘るような言葉の数々に気持ちの悪さや吐き気を覚える。思わず顔を顰めてしまう。それくらい胸にぐぐっとくるということ。

    不在の父親、他人事の父親について、その時代の国家の政策を絡め言及しているのが読み応えあり。
    父親について書かれたものを今まで読んでいなかったから、問題として挙げてくれているのがとてもいい。

    時代、世代で捉え、俯瞰して眺めることのだいじさ。
    団塊とはなんなのか、この切り口で話されるとふっと納得できるところがある。

  • 『毒母』最近良く聞く言葉ですネ。WOWOWでもドラマでやってたけど、この本を読む前と後では全然違う意味の言葉となって私の過去の記憶が蘇ってきました。祖母、母、私全く問題無く生きてきたようですが、今にして思えば都会ではなく田舎で育った為余り重たく感じる事が無かったが、少なからず感じていた矛盾、忌避感は本書を読んで納得しました。たくさんの人に読んでいただきたいですね。

  • たくさんの著書があり、いつも気にはなっていたが、あまり自分には関係がないような気がして、手に取ることがなかった。
    いや、母であり娘であるのだから、全く関係ないわけではない。関係ないと言い切る方が問題で…
    「毒親」というのは著者の造語かと勘違いしていた。著者の活動があり、間接的にこの言葉も生まれたのかもしれない。とてもインパクトのある言葉だ。自分は「毒親」に育てられてたのではないか、自分は「毒親」ではないか、とチェック、反省、客観化できる。言葉として、美しいとは思わないが、意味のある造語だと感じている。言葉としての寿命はどうであろうか。

  • 蔵書なし
    20180501Mリクエスト
    愛知県立図書館より借受

    P178
    母親は、娘を理解して反省などしない

    P184
    母に対して丁寧語を使う(距離をとる)

    P206
    愛情という名の支配をしてくる母親は、娘が異議申立てをしたとき
    あんないい娘がおかしくなった原因は
    うつ、新興宗教、男、更年期
    だと言う。

    P220
    娘からの抗議を正面から受け止めようとしない、病気だと片付けようとする。

    どれも思い当たる。様々な私に対する言葉、行動を覚えていない、忘れたフリ?
    金銭をちらつかせる母親から、それに惑わされず、距離をとるのが一番良さそう。

  • 母が不幸しか語らないこと、タブーのように幸せを語らないこと。おそらく母はなんの罪悪感をもたずに、当たり前のように語り続けている。これが娘にとってどれほど怯えと緊張をもたらすか。その残酷さを思うと、「自分の不幸を効かせ続ける虐待」という定義を新設してほしいというグループ参加者たちの要求に、納得させられてしまうのである


    見返りを求めないこと、これこそ無私の愛ではないでしょうか。

  • 367.3

  • 母・娘・祖母が共存するために。信田さよこ先生の著書。以前、信田さよこ先生の「母が重くてたまらない 墓守娘の嘆き」を読んだことがあって、思うところも多かった。母・娘・祖母という関係は時として不健全で異常な共依存関係になりがち。それが不幸をもたらすこともある。不健全で異常な共依存関係ではなく、健全で爽やかに共存するためのヒントが示されている良書だと思います。

  • 共存共栄じゃなく、強存強栄だからねぇ、、、

    朝日新聞出版のPR
    ベストセラー『母が重くてたまらない 墓守娘の嘆き』から10年。母の愛に疑念をいだいた娘たちは「墓守娘」「母重」という自己確認の言葉を獲得した。その母は団塊世代に属し、また高齢の母を介護する立場は娘である。あまり言及されてこなかった団塊女性を1970〜80年代の時代背景を入れて考えると、何がみえてくるのか。また100歳超えの高齢者が6万人という現代に、母娘問題
    https://publications.asahi.com/ecs/detail/?item_id=19565

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著者プロフィール

信田 さよ子(のぶた・さよこ):1946年、岐阜県生まれ。公認心理師・臨床心理士。原宿カウンセリングセンター顧問。お茶の水女子大学哲学科卒、同大学院修士課程児童学専攻修了。著作に『母が重くてたまらない』『家族と国家は共謀する』『暴力とアディクション』など多数。

「2025年 『なぜ人は自分を責めてしまうのか』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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