いじめているきみへ

著者 :
  • 朝日新聞出版
3.76
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本棚登録 : 103
感想 : 17
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  • Amazon.co.jp ・本 (36ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784022515681

作品紹介・あらすじ

【文学/日本文学評論随筆その他】「今から書く言葉は君には届かないかもしれない。だって、いじめてる子は、自分がいじめっ子だなんて思っていないから」。当時小学6年生だった著者が書いたことにより、朝日新聞で大変話題になった「いじめている君へ」が待望の絵本化。

感想・レビュー・書評

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  • いじめ。

  • 小学6年生の時に書いた作品とは思えない、
    繊細かつストレートに紡がれた言葉たち。

    一人ひとりのあなたに、読んで欲しい。
    大人にも、子どもにも、いじめている人にも、いじめられている人にも。

  • 小6の息子にも読んでほしい。ダイニングテーブルに一番近い本棚に置いていた本だから読んだことあるかも、だけど、しっかり1ページごと、自分のこととして、想像しながら。

    挿絵の著作権侵害のせいで、おそらく本屋さんに並ぶことのない本なのがもったいないな。
    小さい頃から的を射た発言で注目を集めていたはるかぜちゃん。わたしは好きだったな〜。
    今も素敵な女優さんとして、かなり攻めた内容の舞台で活躍しているみたいで嬉しいです。

  • はるかぜちゃんこと春名風花が小学6年生時に執筆したものの絵本化。

  • いじめている子へ送る全文ひらがなコラム。
    優しい絵柄の鮮やかな水彩絵と、平易なのに辛辣な文章の対比が妙に怖い。
    全文ひらがなとはいえ、メッセージの内容や表現、あとがきなどをみると、小さい子向けのおだやかな絵本とは一線を画する。いじめに関わってしまう子や周囲の人への強烈なメッセージを伝えたいコラム本といえる。

    最初に「きみには とどかない かもしれない」と言っておいて、次のページで「あそんでる だけ なんだよね じぶんより よわい おもちゃで」とダイレクトに抉る言葉をぶつける構成が素晴らしいと思います。
    あとがきでは「生きていればいいことあるよ」という励ましはせずに、笑顔で会いに来てくれる日を待ってると、だから「たくさん生きてください!」ってメッセージがはるかぜちゃんならではというか、はるかぜちゃんの魅力が伝わってすごく良いと思いました。

  • いじめてるきみへメッセージが伝わるといいです。いじめる相手を「おもちゃ」とは悲しいです。少しでもいじめが減りますように。ある学校ではいじめに対して警察などもメンバーとなる組織を作り、犯罪性があれば警察に通報してるそうです。いじめは因果応報、必ずしっぺ返しがあります。

  • 自分のことは棚に上げて、他人の欠点だけを責めるのは助言ではなく支配

  • そうなんだよなあ
    なかなかいじめている子には声が届かない。
    なかなかです。

  • 2019.01.02 はるかぜちゃんのブログより
    https://lineblog.me/harukazechan/archives/1427236.html

  • なるほど

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