ピーク

  • 朝日新聞出版 (2019年1月4日発売)
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Amazon.co.jp ・本 / ISBN・EAN: 9784022515865

作品紹介・あらすじ

【文学/日本文学小説】社会部遊軍記者の永尾賢治(40)は、新米記者1年目に「野球賭博」のスクープを放つ。しかし、その後はパッとせず、最近では「一発屋」と卑下する日々が続いていた。あれから17年、目の前では永久追放となった幻のエースが、殺人罪の容疑で裁かれようとしている……。

感想・レビュー・書評

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  • 新聞記者とプロ野球選手、それぞれの仕事のピークが合わさった不思議な運命が交差します。
    内容的にはやや地味でしたが、主人公の記者が色んな人と関わりながら真相に迫っていく様子は読みごたえがありました。

  • 著者が得意なジャンルである刑事モノとスポーツモノが融合した作品。真相が最後まで分からなかったくらい本格的な推理モノでもある。新ジャンルとして次作にも期待したい。

  • 堂場さんのプロ野球もの。+新聞記者+刑事という得意分野をぶち込んだ感じの1冊。
    何故、かつて活躍したプロ野球選手が殺人事件を起こしたのか? というところから始まり過去にあったとばく事件の真相にまで至る過程に「もう少しこの人たちをすくえる手段はなかったのか」と思う。
    とばく事件はもちろん悪いことなんだけども。それでその選手たちから虚偽を奪う理由になるのかなとちょっと疑問を持ってしまった。

  • なぜかどの人もピンとこない。意外性もないし。

  • 新聞記者が、事件の真相を求めて取材を重ね真実にたどり着く話し。人生のピークを過ぎても、人生は続く。人はどう生きるか。

  • 東日本新聞社会部の永尾。かつてプロ野球選手の賭博の記事を書きスクープとなった。その野球選手(竹藤)は、一年目で活躍し、新人賞やMVPなどを獲得、以後期待される若手であったが、その事件によりわずかその一年活躍しただけで引退となった。それから17年、竹藤は殺人容疑で逮捕され、永尾は取材を始める。
    永尾も竹藤も早々と仕事のピークを迎えてしまった、二人の様子が描かれています。そういう人もいるんだろう、運命とはいえ悲しいね。二人の人生(新聞記者、野球選手)だけでなく、殺人、ブローカーとか織り交ぜ読みやすかったけれど、まあ、うまく書きすぎという感も。

  • 人生のピークを早めに迎えてしまう人はその後どういう生き方をするのか。主人公である記者が暴いた事件で球界を去った選手が殺人事件の容疑者になったことで元選手がどのような人生を歩んで来たのかを取材して真実に辿り着く物語。

  • 「ピーク」(Peak)とは、物事の頂点、最高潮、最盛期を意味する言葉で、「絶頂期」「天井」
    この題名がピッタリな内容で新米遊軍記者の永尾と入団わずか1年の幻のエース竹藤のピーク。この2人の因縁が17年後に再び事件が起こり竹藤が殺人罪で裁かれる事に。竹藤が隠し続けた過去や動機を永尾が真実に辿り着く。
    中盤辺りからどんどん引き込まれて行きラストにはなるほど…ピークか。

  • 後半、展開の予想がついてしまったが、楽しめた。

    新聞記者は、泥くさくキツい仕事なんだと改めて思った。

    人生のピーク、後になって気付くかけがえのないもの。その後の人生も後悔のないように生きるのは実に難しい。

    それが大きなものであればあるほど。

  • スポーツものかと思ったら記者ものだった。対象が野球ってことだった。後半ちょっと面白くなったが、堂場さんの作品としてはイマイチって印象。もう一捻り欲しいなあ。すんなりと終わり過ぎ

  •  野球×新聞記者と来ると、定番か?
     と思ったら、なかなか意外な展開となった。
     

  • 135最後のまとめがザックリしすぎてあまり共感出来ない。

  • 長い長い独白を一日中聞いていた感じ。一日で読了です。そっか~。

  • 新米の時に野球賭博のスクープを放った社会部遊軍記者の永尾。17年後、自分の記事で球界を永久追放された“幻のエース”竹藤が殺人罪で裁かれる。取材を開始した永尾は真実にたどり着くが…。『小説トリッパー』掲載を単行本化。
    新人記者永尾は表彰されエース記者に。その後、17年いい記事がかけない。竹藤が殺人で逮捕された。
    取材開始。当時の関係者、スポーツ記者に会う。
    刑事は既に捜査を終えていたが真実を知る為に情報交換を申し出た。
    真犯人は元捕手。自分の活躍は先輩のリードがよかった
    野球賭博で先輩は起訴。自分は営業マン、リストラ。
    雇ってくれた社長は自分のファン。殺人罪で起訴され警察の事情聴取卯で迷惑。元妻は野球をやめた後に知り合い結婚
    殺人の理由がわからない。飲み屋で喧嘩して殺した
    凶器の包丁は持ち歩いていたは不自然
    捕手先輩が高校野球のスカウトとなり手数料で暮らしていた
    当時の球団窓口(定年)の人脈で元プロ野球選手で高校野球のスカウトを探す。
    殺されたの男と強豪校の監督がつながった。

    殺人で不起訴となった男が記者に身代わりになった理由を話した。
    自分が登板する時の先輩保守から賭博の誘いを受けた。先輩から自分が中心になったと証言したため、自分は不起訴。
    殺人は先輩捕手の身代わりだった。

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著者プロフィール

堂場瞬一(どうば しゅんいち)
1963年茨城県生まれ。2000年、『8年』で第13回小説すばる新人賞受賞。警察小説、スポーツ小説など多彩なジャンルで意欲的に作品を発表し続けている。著書に「刑事・鳴沢了」「警視庁失踪課・高城賢吾」「警視庁追跡捜査係」「アナザーフェイス」「刑事の挑戦・一之瀬拓真」「捜査一課・澤村慶司」「ラストライン」「警視庁犯罪被害者支援課」などのシリーズ作品のほか、『八月からの手紙』『傷』『誤断』『黄金の時』『Killers』『社長室の冬』『バビロンの秘文字』(上・下)『犬の報酬』『絶望の歌を唄え』『砂の家』『ネタ元』『動乱の刑事』『宴の前』『帰還』『凍結捜査』『決断の刻』『チーム3』『空の声』『ダブル・トライ』など多数。

「2023年 『ラットトラップ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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