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Amazon.co.jp ・本 / ISBN・EAN: 9784022516091
作品紹介・あらすじ
【社会科学/政治】いまや世界にとって最大の脅威となったサイバー兵器。この完全兵器はインフラを壊滅させ、各国間の疑念を簡単に増幅させる。米閣僚やキーパーソンの発言(トランプ大統領のインタビューも収録)をあげながら、サイバー戦がもたらす世界危機を警告する。
みんなの感想まとめ
サイバー兵器が引き起こす現代の危機について、詳細かつ生々しい視点を提供する作品です。特に、サイバー攻撃がインフラや民主主義に与える影響を掘り下げ、具体的な事例を通じてその恐怖を伝えています。シャドウブ...
感想・レビュー・書評
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文章が冗長でボリュームが多いために読み疲れ。しかし、中身はスリリングで面白い。
シャドウブローカーズによるデータ流出。シャドウブローカーズがアメリカ国家安全保障局(NSA)から生み出した膨大なデータに、NSAが他国のコンピューターネットワークに侵入するため使っていたツールがいくつも含まれていた。スノーデン事件もそうだが、最早、他国の情報をネットワークや端末、電波傍受しているというのは噂話ではなく、公然の話だ。
ロシアはクリミア半島併合時、ウクライナにサイバー攻撃を仕掛けた。2015年ウクライナ西部の明かりが一斉に消えた。中央管制センターのコンピュータは遠隔操作によって回路を切断され、バックアップシステムを消去し変電所を停止させた中国にも電子戦部隊、中国人民解放軍61398が存在する。
ロシアはハートオブテキサスと言うヒューストンの団体を立ち上げ、この偽の団体を使いテキサスのイスラム化を止めようと言う集会を宣伝。まるでテキサスでイスラム化の波が広がっているかのような言い種だが、さらに彼らはアメリカ・ムスリム連合と言う対立団体を作り対抗集会を企画した。Facebook上に両方の団体のグループを作り、アメリカ人たちをどちらかに参加させて分断させようと仕向けたのだ。互いを非難させあわよくば暴力沙汰まで、引き起こそうとした。ネットの情報に踊らされ、反目し合う怖さ。
全てが事実だから、生々しい恐怖。自分は関係ないでは済まない。いつの間にか、傍受され、洗脳され、ライフラインを握られる時代だ。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
原書は2018年刊。500頁近い大部だが、サイバーをめぐる米の状況について包括的で読み応えがある。米からイラン核施設へのサイバー攻撃、中露朝から米へのサイバー攻撃、データ窃取、選挙干渉、スノーデン事件など個別事象は既に知られているが、本書では更に詳細に描く。
また、攻撃を受ける側の事情にも目を向ける。フェイクニュースにより民主主義自体が攻撃対象となる、民間の施設やシステムへの攻撃が多く即座に被害が分かりにくい、GAFAのような民間企業も当事者になるが政府との意識差があることなど。 -
スノーデンの暴露による影響や、前回の米国大統領選挙へのロシア介入の影響など、サイバー空間における出来事の詳細は日本のマスコミではあまり大きく伝えられていないが、もっとその深刻さを伝えるべきだとわかる。
北朝鮮やイラン、ロシア等からすれば、これを使わない手はないのだろう。そういう意味でこれをどう抑止していくのか、もっと真剣に検討していかなければならない。 -
まじか?という感じにもなるけどありえている。
悪い人がいる、難しい問題だけど考え向かい合いつづけることが大切。
人類はどんどん進化しよう -
ソニーの情報漏洩やファーウェイの経営者がカナダで逮捕された背景などなど、興味深い内容でした。
そして、12/26日のモーサテのニュースで「中国“補助金”8.2兆円相当 ファーウェイへの支援」と、ファーウェイの5G製品が安い理由がこれかと。中国政府が支援する理由は、情報を全て捕捉できるからかと、ひとりで納得してます。 -
【私たちは今後何年もの間、主要国のなかでも群を抜いて脆弱な国となる。その事実が反映されるよう戦略を調整しなければならない】(文中より引用)
一足飛びの進歩を見せるサイバー攻撃・兵器に光を当て、アメリカが今後取るべき方策についても一石を投じた作品。圧倒的な情報量で複雑なサイバー戦の世界を鮮やかに描いていきます。著者は、「ニューヨーク・タイムズ」で国家安全保障を担当するデービッド・サンガー。訳者は、IT関係の書籍の翻訳経験を多数有する高取芳彦。原題は、『The Perfect Weapon: War, Sabotage, and Fear in the Cyber Age』。
安全保障という概念が根本から変化する事態がすでに生じているということを認識する上でこれ以上ないほど有益な一冊。展開の早い分野ですので、あっという間に置いてけぼりにされてしまいそうなのですが、本書を元に根源的な事象と出来事を押さえておくと、今後関係するニュースを見たときに「あ、あれとつながっている」と感じられることも多いのではないかと思います。
凄まじき調査報道☆5つ -
生活に欠かせないほど便利な技術や道具ほど凶器になり得る。今や陸海空軍(と宇宙軍)に相当する要素となった「コード」による諜報戦術、あるいは実力行使や防衛戦略の現時点(よりやや古いが)の実情を描く。スパイ行為や破壊工作が成功したとしても(疑心暗鬼に陥らせる為)秘匿されがちな事情、または敵の攻撃を認知し反撃能力があったとしても、(影響の害が大き過ぎることにより)反撃できないジレンマ、あるいは調略や攻撃の成果や、攻撃を仕掛けている敵の確定がそもそも証明出来ない等々、従来の戦争とは一線を画す特徴に、まず頭を慣らせないといけないと感じた。今日核兵器や生物化学兵器が存在しながら、それによる破滅が(例外除き)起きていないことを鑑みても、世界のプレイヤー間で何らかの線引きがなされる事を期待したい。一方、可能な限りネットワークを防御しようとすれば、既に中国が敷いている金盾がひとつの解答になってしまう。情報の自由化というインターネットの本質に関わる問題で、単純に中国が今後さらに伸長するとしたら、その手法がスタンダードになり得るが...。SNSとフェイクニュース、盗聴や乗っ取りなどは身辺に潜むリスクでもあり、テーマが安全保障に留まらない必読書。
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サイバー空間はもはや陸海空宇宙につぐ新しい国家間の戦争の舞台。
世界の動向の速さ、開発のしやすさ、その動きの目に見えなさはこれまでの兵器と一線を画す
またらサイバー兵器はコンピュータウィルスだけでなくSNSの乗っ取りプロパガンダや先端技術の応用 (AI、5Gなど )も含む。
国家間の競争・巨大化しかつ国家と異なる意思を示すようになったグローバルIT企業・サイバー兵器による非対称戦
世界はどんどん複雑になる。 -
東2法経図・6F開架:391A/Sa63s//K
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国家間の攻撃、諜報の道具としてのサイバー攻撃を扱った書籍。140字の戦争、と一緒に読むと国家の間と国家が融けゆく部分といろいろなものが重なり合っている様が見える。サイバージュネーブ条約…?
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