鴻上尚史のほがらか人生相談 息苦しい「世間」を楽に生きる処方箋

著者 :
  • 朝日新聞出版
4.33
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本棚登録 : 177
レビュー : 13
  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784022516312

作品紹介・あらすじ

2019年11月NHK「あさイチ」でも紹介され話題 AERA dot.連載は累計5000万PV突破!

「学校のグループで最下層扱い、本当の友達が欲しいです」(17歳・女性)、
「4歳の娘が可愛くありません」(41歳・女性)、
「田舎に帰ってきた鬱の妹を家族が病院へ行かせません」(38歳・男性)、
「就職活動がうまくいかず絶望的な気持ちです」(30歳・男性)、
「結局女は容姿でしょうか」(25歳・女性)、
「個性的な服を着た帰国子女の娘がいじめられそうです」(38歳・女性)、
「恋は連敗。モテるにはどうしたらいいですか」(27歳・男性)
……など、寄せられたさまざまな投稿に、鴻上尚史さんが毎回語りかけるように丁寧に回答。

「電車で読んでたら思わず泣いてしまった」
「相談者に寄り添ってる、なんて優しい回答。何回も読み直した」
「素晴らしすぎる、神回答! 」などとtwitterでも毎回話題沸騰!
書き下ろし回答も収録した一冊です。

感想・レビュー・書評

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  • 月刊誌『一冊の本』(朝日出版)とインターネットのAERA dot.に掲載された読者からの相談と著者の回答28本をまとめたもの。
    相談内容も回答も決して「ほがらか」とは言い難い、深刻なものだが、これからの人生をほがらかに生きるために、相談者に寄り添い、受け入れられそうな(相談者に合わせた)スタイルで具体的な処方箋を提示していることに感心する。
    相談自体も選ばれたものだろうが、およそ相談者自体が状況を認識し、答えを理解しているorヒントを書いていることにも気付かされた。
    自分にも参考になる回答内容、世界観、問題意識、関連書籍などがいくつもあった。
    19-115

  • 素晴らしいです。
    ほがらか、というタイトルですが、相談内容はとてもシビアなものも多い。
    後書きでも書かれているように、それに対して、現実的に、具体的に、できること、を書いてくださる。
    そして、その解決方法へと導く過程も丁寧に解きほぐしてくれているので、ストンとふに落ちる。
    自分もよく腹立つし悩ましいし、なんだけどポイントはなんなのか混乱している状態になるが、まず、解決すべきターゲットは何かを紐解き、じゃあ何ができるのか、どうしてその方法がよいのか、が書いてあって分かりやすかった。
    ご自身の経験からのアドバイスは軸がブレていなくて説得力があります。同調圧力について、嫌だ嫌だと思いつつ世界を見てこられて広い視野からのご意見にモヤモヤがはれました。子ども達にもうまくこの世の中を泳いでいかれるように導けたらと思う。
    自分も分かる!という質問もあり、すごくタメになりました。

  • アドバイスは具体的ではっきりしてるのにとても優しい
    大人だなあ…涙出そうになっちゃった

  • Kindleで買って一気に読んだ。28の相談に親身になって答える。人から相談されたら、こんなふうに真剣に考えてわかりやすく言えたら、と思う。私とは意見が異なるものもあったが、著者の姿勢には揺るぎがない。特に「同調圧力」「親からの自立」に関する思いは強い。

  • 【観念的ではなく、理想論でもなく、精神論だけでもなく、具体的で、実行可能な、だけど小さなアドバイスをずっと探してきた】
    帯の通り!
    悩み相談の回答は、理想論・精神論が多くて、正論だけど、それが出来るなら悩まないんだよね、って思ってしまうことが多いのだけど、一味違ったな。
    最初は自分の悩みと似てる相談があって、そこから読んでみたけど、回答に、優しい気持ちになったり、勉強になるな、と思うことがあって、
    結局、最初から最後まで、自分には全然関係ないようなものも、全部読んだ。

  • 30年後は私もこういう大人になりたいなあ

  • 前にチラッと相談と回答を読んで凄い!!
    その通りだ!!と、思い
    その時から気になってた鴻上さんの人生相談。
    美輪明宏さんの人生相談も好きだけど
    今回、鴻上さんも好きだ~!!ヾ(≧∇≦)〃と思った。
    老若男女の相談者の悩みに真摯に向き合い
    優しい言葉で語りかける。
    優しい語り口だけでなく分かりやすいんだよね。
    相手に寄り添っているからこそ
    すんなりと言ってることが理解できるし、
    的を射ていて、なるほどなぁ~と、
    鴻上さんの人生経験と人柄がここに現れてるね。
    生きていくのに参考になる考えが多い。(゚д゚)(。_。)ウン

  • webで幾つか読んでいて、どれも胸に沁みたので本になって嬉しい。
    向き合う姿勢も選ぶ言葉もとても好き。

  • あさイチで紹介され注目!
    「素晴らしすぎる、神回答! 」などとtwitterでも毎回話題沸騰! 書き下ろし回答も収録した一冊。

  • 読み物としてとても面白い。
    私は相談者と同じ悩みは持っていないが、この回答しづらい相談にどう答えるのだろうと読み進めるうちに、「ああそういえば昔○○について考えていたことは実はこういうことが原因だったのかな」とか「この悩みは××さんの悩みと同じだから読んで欲しいなぁ」と思う回答があったり。

    視野が広がる、生きるのが少し楽になる、そしてもっと本を読んでみようかなと思わせる本です。

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著者プロフィール

鴻上尚史(こうかみ しょうじ)
1958年愛媛県生まれ。早稲田大学法学部卒業。作家・演出家・映画監督。大学在学中の1981年、劇団「第三舞台」を旗揚げする。87年『朝日のような夕日をつれて87』で紀伊國屋演劇賞団体賞、’94年『スナフキンの手紙』で岸田國士戯曲賞を受賞。2008年に旗揚げした「虚構の劇団」の旗揚げ三部作戯曲集「グローブ・ジャングル」では、第61回読売文学賞戯曲・シナリオ賞を受賞。代表作の著書に『不死身の特攻兵』などがある。2019年9月20日、「AERA.dot」連載で度々SNSで話題となっていた連載、『鴻上尚史のほがらか人生相談』を刊行。

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