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Amazon.co.jp ・本 (336ページ) / ISBN・EAN: 9784022516459
AIがまとめたこの本の要点
この本を表す言葉
みんなの感想まとめ
歴史の中での人間ドラマが織りなす物語が魅力の作品で、主人公の楠木正成を通じて、太平記の戦乱やその背後にある人間関係が深く描かれています。著者の葉室麟は、優しいまなざしで登場人物たちを見つめ、読者に考え...
感想・レビュー・書評
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「葉室麟」初読みです。初でありながら未完の最終本・・・
太平記の世界が好きで、吉川英治「私本太平記」にはまってから30年以上。
「星と龍」というタイトルと「楠木正成」が主人公にひかれ読みました。未完なのは残念ですが、太平記の面白さが十分に描かれた非常に読み応えのあるお話でした。
帝に対し、足利が背き、新田のアホ加減があらわになり太平記の戦乱が始まる・・・というところで無念の絶筆。続きが気になります。残念でならないです。
完成してませんので評価なしです。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
作者が書き終えぬまま病に倒れ絶筆となった小説を初めて読んだ。最後のページの〈未完〉という文字が痛々しい。主人公の楠木正成の生涯を葉室さんはどう捉えて完結させるのか、ぜひとも知りたかった。直木賞の『蜩ノ記』を読んだ時から、人を見つめる優しいまなざしが素敵な作家だなと思っていた。解説の安部龍太郎氏の「葉室さんは、祈るような気持ちで一行一行をつむいでいかれたのではないか」‥その言葉が胸に響く。
これからもこの作家の本を読み続けたい。 -
2021.10.14
「葉室麟」さんの最後の作品とは知らずに未完の小説を偶然手に取った。こうした遺作に巡り会うのは3人目か4人目だなあ。好きな作家の本をもう読めなくなると感じるのは寂しいものである。
「覇道」と「王道」私の好きな考え方だ。今の世でも通じると思うが、みんなはそんなことを考えないのかな?特に国レベルで。そんなことも考えさせられた最後の作品だった。ありがとうございました。 -
いつ読んでも葉室麟氏の作品は楽しく一気に時を惜しんで読んでしまう。本書の発行日は2019年11月、丁度病を得て入院してしていて読む時が今になってしまった。彼の作品は20冊になるがどの作品も素晴らしい。登場人物もよく知られている人物でありメモする必要がなくすっと読み進めることが嬉しかった。ただ残念なのは未完になったことだ。
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葉室麟さんの未完の遺作で且つ、名前先行で余り詳しく知らない楠木正成に関する本という事で興味を持って読む。数々の歴史小説家は余り描かない鎌倉幕府末期〜南北朝時代に関しての内容でこの時代に疎かったので非常に面白く勉強になった一冊。
鎌倉時代、鎌倉幕府で執権を握っていたのは平家の地を引く北条貞時等の北条家で京では鎌倉の出先機関で有る六波羅探題が睨みを効かす。この武家の世をここ良く思わないの後醍醐帝は、元帝(朝廷)による時代を望む。又、鎌倉では源家の地を引く足利、新田は北条家の風下に追いやられていて倒幕を狙う。この時代背景で悪党の首領である楠木正成が鎌倉幕府の覇道の世から帝による天道の世が正であるとの強い志から後醍醐天皇による帝の世を夢見て鎌倉(北条)を倒す為、動き出す。悪党(赤松円心等)を味方に付けながら動き出すとそれを機に足利尊氏が六波羅探題を破り、鎌倉では新田義貞が北条貞時を破って倒幕を果たす。これから、後醍醐天皇、楠木正成、新田義貞(南朝)側と光厳天皇を担ぎ上げての室町幕府の足利尊氏(北朝)側との戦いの時代に入るが、道半ばで未完状態で終わる。
最後まで読んでみたかったな〜。。
足利尊氏が、尊王攘夷を掲げた明治維新後の日本で良く思われず、楠木正成が良く思われる背景が理解出来た。 -
葉室麟氏の絶筆にして未完の書。
南北朝時代の後醍醐帝と楠木正成に焦点を置き、いろいろ歴史的事象あるものの、わかりやすく書いている。朱子学や、中国の元など、新たな視点も取り入れて、意欲的に書かれている。
吉川英治氏の私本太平記や、北方謙三の楠木正成を読まれていないと、わかりにくいかもしれない。
偉大な作家、葉室麟氏に敬意を表して。合掌。 -
歴史は苦手ながら、歴男に聞きながら、だいぶ理解できるようになってきました。
鎌倉時代というか、常に戦いをして生きていく時代というのは、読んでいて辛いです。
自分の志のもとで戦っていても、どんどん新たな敵が現れて、戦いは続く・・という感じです。
自分の信念を貫く、楠木正成は強い人だと思いました。
とても読みやすかったので、未完なのが残念です。 -
葉室麟の最後の遺作として、書店に平積みされていました。暁天の星とともに、購入。舞台は南北朝時代の楠木正成を描いた、長編時代小説。独特な「悪党」の矜持を持った正成の生きざまが胸を打つ。
取り巻く登場人物のキャラも個性的で、おもしろい。
平家物語をある程度理解していれば、六波羅はや足利、源氏・平家のさまざまな駆け引きが戦略的にうごめく時代背景を楽しく読めるのではないか。
葉室麟は大好きな作家だけに、おしむらく、亡くなられたのは残念。
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