うめももさくら

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  • 朝日新聞出版 (2020年5月7日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (264ページ) / ISBN・EAN: 9784022516800

みんなの感想まとめ

シングルマザーとしての奮闘を描いたこの作品は、母親の苦労や愛情を通じて、子育てのリアルな姿を浮き彫りにしています。主人公は、共働きの家庭で愛情を十分に受けられなかった過去を持ち、自由人の夫との複雑な関...

感想・レビュー・書評

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  • 神戸在住の石田香織さん
    応援しています

    これは五月に出た新刊

    ママの悪戦苦闘ぶりがいじらしい

    ぎりぎりのとこだけど
    なんとか踏みこたえてください

    やはり神戸の風景がうれしいな

    ≪ 手を放し うめももさくら 歩こうね ≫

  • 面白い書き方である。

    主人公は、ママであるが、その説明が、娘から通した文章である。

    小さい頃、共稼ぎの家庭で、余り、愛情を注いで貰えなかったママ。

    そして、ちょっとした、間違いから、子供のさくらを出産するのだが…… 
    その父親が、ムーミンに登場するスナフキンのような、テント暮らしの自由人!

    子供の名前でさえ付けようとしない。
    一種の病気なのだろうと、思わずにはいられない。

    通勤でさえ、思ったようにいかず、2人目出来ても、中途半端な父親。
    そんな夫に愛想が尽き離婚に!
    離婚届を目の前にして、夫は、動揺するが、このままでは、家族離散が、目前!

    ママが、シングルマザーとして、頑張るのだが、やはり、少し、恋愛にしても、軽い。

    関西弁で、子供視線の描き方なのだけど、仕事の忙しさで、子供の教育や日頃の学校への持ち物もまで、おろそかになっている。

    この2人の子供 さくらとうめは、しっかりした子供になるだろう。
    しかし、動物の猫を飼う位だったら、もっと子育てに力を入れるママでいて欲しいものだ!

    題名 『うめももさくら』お母さんの名前は、もも なのだろうか?
    表紙のさくら満開の木の下で手を繋ぎ合っている姿が、いつまで続いて欲しいと思う。

    子育てに奮闘中でも、子供もあっと言う間に、手から離れてしまう。
    今、ぎゅーっと、抱きしめられる時なのだから、親から愛情薄かった分、男性よりも、子供を大事にして欲しい気になった!

    読み終えた日、買い物帰りに、小学校前を通ったら、卒業式だった。

    子供の成長する姿を撮影している父母達を見て、自分の子供達もこんなんで、親の方が感激していた事を思い出した!
    孫が卒業する時は、又感慨無量だろうなぁ!と、思っている。

    今日は彼岸だけど、春の嵐!
    桜の開花、都心も、もう少し!

    この本の表紙 満開の桜!
    話し手は、「さくらちゃん」かもなんて思いながら、子育てしていた事思い出していた。

  • 一人で子ども二人を育てることの、なんと大変なことか…もっといい仕事ないの⁇とかなり感情移入しながら読みました。

  • ふたりの子どもを育てる母親のドタバタな日常のお話で、関西弁の会話が心地よかった。

  • 一人称で描かれる物語は
    主人公とともに旅をする。
    それに比べ三人称の物語は客観的。
    主人公を冷静に見つめる自分がいる。
    必ずしもそうとは限らないけれど・・・
    さて、この物語の人称は「ママ」。
    ママは三人称でありながら、
    語り部の視点を感じさせもする。
    二人称的三人称とでもいうべきもの。
    ママだから、語り部は
    二人の娘のうちのどちらかのはずだけれど、
    その辺はまったく語られない。

    ママがパパと出会う馴れ初めから語られる。
    紛れもないママの物語なのだけれど、
    ママの名前は明かされない。
    語り部の娘が生まれる前の話を
    なぜ娘が語れるのか・・・
    ママとその母親との関係も語られる。
    語り部からすると祖母にあたるのだけれど、
    「ママのお母さん」と表現される。
    あくまで主役はママなのだ。

    当てにならないパパに愛想をつかし、
    ママは仕事に家事に子育てに孤軍奮闘する。
    生活はぎりぎりで、厳しく苦しい。
    ママの根っからの明るさが、
    物語を湿った感じにしない。
    でもママの頑張りもいい加減に限界が近い。
    どうなってしまうのだろう。
    読み終えてもハラハラが止まらない。

  • 家事、育児、仕事、お金。
    シングルマザーには、悩みや苦労が多い。

    頑張れ、働くお母さん

  • なんとやるせないんだろう。
    一生懸命、毎日を走っているのに生活は楽にならないし、全然余裕もない。たぶん、こういう家庭が実はたくさんあるんじゃないかと思う。

    愛してくれなかったお母さんは、「熊」だから仕方がないと、逃げるしかない。
    テントに戻っていった佐々木くんはスナフキンであり、鶴だから仕方がない。たまに助けに来てくれる、その距離感が丁度良いのだろう。
    二人の娘、さくらとうめを育てて、逃げるわけにも行かず、仕事に理不尽を感じても辞めるわけにもいかず、ただ毎日を必死に過ごすだけで精一杯な「ママ」。
    でも、暗くなりきらないのは、ママの大雑把な関西弁や、うめちゃんやさくらとの無邪気なやりとりがあるからだろう。
    ママは、自分で何かを選ぶこともできず、必死でやってきて、でも生活は苦しい。それでも、生まれ変わっても子どもたちのままでありたいと、お母さん(ママの母)に言い切った強さは、眩しい。

  • 運送会社の事務として働くママは、同僚の池ちゃんと帰りにおでん屋へ寄るのが最近の楽しみ。
    そこで出会った佐々木君と仲良くなり、「さくら」と「もも」が産まれる。
    しかし、ある事情で夫婦生活はあっけなく破綻し、離婚。
    子どもたちは順調に育っていく一方で、手取り十数万円の給料は変わらず、家賃、保育料、そして借金の返済をすると、手元に現金は残らない。
    様々な事情を抱えながらも笑いの絶えない同僚たちやタフな娘たちの明るさに救われてはいるのだが、ママは誰にも「助けて」とは言えず…。
    ギリギリの日々を全力で生きる、すべての「ママ」におくる物語。
    (アマゾンより引用)

    誰目線の話?
    一人称がママだから、何か分かりづらい

  • けっこうヘビー

  • 2020.09.03

  • シングルマザーであるママの視点で進んでいくが最後までママの名前が明かされない(ももだと思ったけど)。このママは特定のひとりではなくあのママでもありあなたでもあるんですよ、ということだろうと思った。

  • 前半はたいして面白くもなく、よくある風な設定かと思ったが、後半が面白くあっと言う間に読んだ。ママはちょっと頑張り過ぎ!だけど頑張らないと生活が不安定化するから、仕方ないか。
    どうしたら良いのか?

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著者プロフィール

一九七六年、兵庫県生まれ。神戸市在住。森田雄三創作塾にて創作を学ぶ。二〇一七年、『きょうの日は、さようなら』で作家デビュー。

「2018年 『哲司、あんたのような人間を世の中ではクズと呼ぶんやで』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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