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Amazon.co.jp ・本 (352ページ) / ISBN・EAN: 9784022517227
作品紹介・あらすじ
国交正常化以来、経済を中心に結びつきを深めてきた米中両大国。だが、トランプ大統領が仕掛けた通商紛争の元、貿易や先端技術など佐安座間な分野でデカップリングが進行した。さらに新型コロナウイルスが対立に拍車をかけ、いまや「新冷戦」とも呼ばれる状況に陥りつつある。双方はどのような局面で対立し、いかなる戦略を描いているのか。そして、この争いが日本にもたらす影響とは――朝日新聞の好評連載「米中争覇」(2018年12月~2020年5月)および「コロナ危機の世界 リーダーの不在」(2020年4月)をまとめ、大幅に加筆。(目次)第1章 パンデミック第2章 熱戦の予兆第3章 技術覇権第4章 ひきつける力第5章 戦略の衝突資料編 米ソ冷戦 歴史からの教訓/声明・演説集
感想・レビュー・書評
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東2法経図・6F開架:319.5A/A82b//K
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2018年末〜20年連載の書籍化。本書で取り上げられたコロナ禍、華為、香港危機はほんのここ数年の問題だ。INFや宇宙開発、千人計画、台湾といった中長期的な問題でも、対立の種として近年急激に激化しているように思う。中国の台頭のうち不法と言えるものはそれほど多くはない。先進国の中でもグリーンランドやアラスカにとっては中国の投資は重要で、欧州は宇宙開発で米のみならず中国とも関係作りを進める。インドやASEANは双方と微妙な距離を取る。
現在の米中関係が、必ずしもトランプ大統領に属人的な要因ではない、ともある。本書では気まぐれな「トランプ外交」と、政策エリートの「アメリカ外交」を区別するが、両者のベクトルは中国については重なり合い、米中対決は構造的・長期的になりつつあると指摘する。
他方、通商紛争や食糧安全保障、また国のソフトパワーといった点での中国の弱さも本書は指摘する。米のリベラリズムはまだ他国から魅力的なのだろう(ただそのリベラリズム故に、グーグルが社員の反発により米国防総省との契約延長を諦めた例も言及されているが)。
そのため、本書の結論部では、中国が米の空白を埋めるというよりも、「Gゼロ」時代到来の可能性を指摘している。
朝日新聞取材班の作品
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