絶望死 労働者階級の命を奪う「病」

  • 朝日新聞出版
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本棚登録 : 70
感想 : 5
  • Amazon.co.jp ・本 (392ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784022517524

作品紹介・あらすじ

米国で急増する「絶望死」。労働者階級を死に追いやる正体とは何か? 全米50州各地で、職を失い貧困にあえぎ生きる望みをなくした人々の実態を、ピュリッツァー賞を2度受賞した著者がリポート。格差と分断が深まる米国の窮状に迫る。

感想・レビュー・書評

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  • 「絶望死」ニコラス・D・クリストフほか著 村田綾子訳|日刊ゲンダイDIGITAL
    https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/book/293811

    話題の本:『絶望死 労働者階級の命を奪う「病」』 ニコラス・D・クリストフ、シェリル・ウーダン著 朝日新聞出版 2200円 | 週刊エコノミスト Online
    https://weekly-economist.mainichi.jp/articles/20210511/se1/00m/020/081000d

    ニコラス・D・クリストフ&シェリル・ウーダン『絶望死』(朝日新聞出版)、田中克彦『ことばは国家を超える 日本語、ウラル・アルタイ語、ツラン主義』(筑摩書房) - 鹿島 茂による読書日記 | 好きな書評家、読ませる書評。ALL REVIEWS
    https://allreviews.jp/column/5546/

    朝日新聞出版 最新刊行物:書籍:絶望死
    https://publications.asahi.com/ecs/detail/?item_id=22783

  • ちまたで最近聞く「親ガチャ」という言葉を思い出しました。(好きな言葉ではありませんが)
    自分も子供の頃は「どうしてこの人が親なのか」とか「何でこんな家に産まれたのか」などとよく考えたものでした。(しかしここに出てくる子供たちやかつて子供だった人よりは自分は数倍も恵まれていました)
    確かにどういう家に産まれたのかや、産まれ順、裕福であるかどうかにかなり左右される育ちによりその人の人生の大部分が決まってしまうというのはあると思います。
    どういう人やチャンスに廻り合い、それを活かしていけるか、個人ではどうにもできない事情も大きいとも思います。
    最終章で語られるアンというジャーナリストがある出会いにより人生を大きく変えるきっかけを得たエピソードは、自分にも似た体験がありとても心を揺さぶられました。
    同じ章に「運任せ、つまり誕生の宝くじだった」という言葉がありますが、誕生の事情の如何に関わらず生きたい人生を選べる社会であればいいのにとつくづく思います。日本であれアメリカであれ、そういう社会には程遠く今のところ実現できると思える希望を抱くには至りませんでした。
    アメリカの医療事情も衝撃でした。

  • アメリカにおける、貧困という社会問題を、著者の育った町の同級生の友人家族の崩壊を例に、考えてゆくという構成となっている。分かりやすい視点であり、翻訳も良いので、よくわかる。問題点は、多くのリベラルの著者と共通していて、新しさはないのだが、説得力に富む文章となっている。

  • 東2法経図・6F開架:361.85A/Kr5z//K

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