鴻上尚史のおっとどっこいほがらか人生相談 息苦しい「世間」を楽に生きる処方箋

  • 朝日新聞出版 (2023年11月7日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (272ページ) / ISBN・EAN: 9784022519405

作品紹介・あらすじ

「一歩前に進めるようになりました」「人生相談が嫌いだった私も相談したくなった!」「いただいた言葉を何度も読み返しています」などなど、鴻上尚史さんの安定の回答力が大好評。AERA dot.、PR誌「一冊の本」連載の書籍化第5弾!

みんなの感想まとめ

人生の悩みに寄り添い、柔らかな言葉で導いてくれるこの書籍は、読者に深い共感をもたらします。多様な相談内容に対する鴻上尚史の回答は、心に響くものばかりで、特に「人生は0か100ではなく、67点や78点で...

感想・レビュー・書評

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  • 作家、演出家の鴻上尚史氏が
    34の相談に答えるシリーズ五冊目

    相談13では
    「選択的夫婦別姓」が実現していないことが不思議でしようがないのです
    と6ページにわたり詳細に書かれている

    日本人が「波風が立たない結論」を
    選びがちで
    変わることを嫌い、同じことを続けていくことが一番重要だとおもってしまう感覚「世間」や「所与性」

    この相談の回答には
    何度も頷き、膝パーカッション!

    相談14より抜粋
    相手の発言をちゃんと受け止める親は毒親にならないのです。

    相談22より抜粋
    「考えることと悩むこと」は確実に分けるのです。
    考えることは研究し実践すること

    悩むことは
    ウダウダすることです

    悩まず、考えれば、やるべき事が見えてきます。

    「悩んでなんとかなることと、ならないことを区別する」

    うん、うん!首がもげるくらいうなづいた
    どの相談にも丁寧に向き合って答えていて、言葉の選び方や考え方がとても参考になった(≧∀≦)

    また読み返したくなる一冊


  • 久しぶりに鴻上さんの人生相談の本をチョイス。
    相変わらずの鴻上節、読む手が止まらずあっという間に読了!
    なんでだろう、不思議と味わって読みたくなる魅力がある本である。

    本当に世の中には色んな相談事が渦巻いているなぁ、と読み終わってしみじみ。
    専業主婦に戻りたいが、それはわがままなのか
    30歳で死のうと思っている
    自分のことが好きになれない

    みんなきっと口に出さないだけで、こんなことを考えているんだな、とこの本を読んでいると思ってしまう。
    それに対する鴻上さんの答えはやっぱり全部やわらかくて、あたたかくて、相談者に寄り添っている。
    だから皆彼に相談したくなるのだろう。
    特に毒親についての対応はキッパリしていて読んでいて気持ちが良い。
    多様性はしんどい、という考え方にも毎回納得してしまう。

    まだまだ続くこのシリーズ、次巻にも期待!

  • 作家・演出家の鴻上尚史さんが、色んな人生のお悩みに答えるシリーズ。
    色んなアドバイスをされているが、中でも、「人生は0か100かではなく、67点とか78点とかで生きていくもの」という考え方が印象的。
    「どうすればいいですか」という質問には、難しいものがたくさんあって、答えが出せないと思うとき、「0か100ではなく、折り合いがつけられるところを探す」という柔軟な考え方はとても大事だなーという気がした。
    それにしても、「結婚するべきか」というお悩みが(間接的にも)とても多かったのが少し意外。令和になっても人の悩みの根本というのは、そう簡単には変わらないらしい。

  • 好きだー鴻上さんのスタンスが好きだ。未来の悩みはその時になってから考えればいい。肩の力が抜ける。ありがたい、、

  • 心と行動を分ける

  • こんなに丁寧で 寄り添って 一緒に考えてくれる人生相談は初めてです。考えるヒントが沢山ありました。もう5冊も出ているのにビックリ、でも納得です。

  • 2024年4冊目『鴻上尚史の おっとどっこい ほがらか人生相談 息苦しい「世間」を楽に生きる処方箋』鴻上尚史 読了。

    今年も鴻上さんにはお世話になります。鴻上さんのスタンスや考え方というものは生きていく上で本当に参考になるものばかりなんだよなあ。



    「67点で会話する」というのは、「何も言わないで黙っている」が0点で、「全部ぶ つちゃけて言う」が100点で、その間、1点分だけ言うということです。

    「そんなことをいちいち考えて、会話なんかできない。0か100の間を見つけるのはとても大変なことだ」と思いましたか?

    確かに、これは大変なことです。でも、これが大人になるということです。大人に なることは、しんどいのです。」

    何点ぐらいで会話しよう、何点ぐらいでつきあおうと試行錯誤している過程で、うまくできなくて、傷付けられたり搾取されたりすることがあるかもしれません。 でも、失敗したり成功したりしながら、対話を続けていけば、人間関係は間違いな く豊かになります。これが、しんどさを引き受けるご褒美です。素敵な人と出会えた り、楽しい経験をする可能性が広がるのです。 大丈夫。自分のことを「私は間違っていますか? 間違っていますよね?」と書け るコタツみかんさんは、とても聡明な人だと思います。毎日、ピリピリして疲れるぐらいなら、0点と100点の間を見つける旅に出てみませんか?

    人生は、そんなに分かりやすく0と100に分けられるものではない、と僕は思っています。 八方美人さん。友人をまったく傷つけず、あなた自身もまったく傷つかない生き方 を100として、90点とか35点の生き方はないかと探ってみませんか。 そのために必要なのは勇気と知恵です。 大きな勇気は必要ありません。最初はしんどいかもしれませんが、何度も繰り返せば、やがて、小さな勇気で会話ができるようになるでしょう。 知恵は主に「どんな言葉をどんな時に使うか」で現されます。

    そうやって、粘り強く、しぶとく、賢く、よりましな生き方を探ってみませんか。 この努力は、きっと、八方美人さんをそれなりに幸福にすると思います。 僕ができるアドバイスはこんなことです。

    #読書記録2024

  • 0と100の間を探しに行く旅!
    この言葉がいい感じ。

    なんか、本の好きな言葉を見つけに行こうかな?という気にもなりました。

  • 陰謀論の話と、小説の賞をとった友人を祝えない話が読んでいて気づきが多かったです。
    何かを信じている人の考えを変えることってとても大変ですし、必死に取り組んでいる仕事こそ周りとぶつかる事が多いなと感じることはありましたが、なんとなく「そういうもの」ぐらいにしか思っていませんでした。
    だから、そんな人間の心理を的確に文章にして相談者にアドバイスできる鴻上さんは本当に素晴らしいと思います。

  • 8割くらいまでしか読んでませんが、女性の相談が多いです

  • 自分がちゃんと考えて、自分で決めれば、どんな結果で引き受ける気持ちになれる。
    「嘆く意味のあること」を嘆くことは、前向きの生活をするということ。
    常に考えることは、「周りの反応」ではなく「自分の納得」。
    大人とは0点と100点の間、例えば67点とか83点とか35点とかで人間と会話し、そしてつきあうことができる人のこと。
    などなど、深く考えさせられる示唆がたくさん。
    そして、著者の愛情と優しさがたくさん詰まっています!

  • こうがみさんにならだれでも相談したくなりますな。優しいなぁ。

  • 女子栄養大学図書館OPAC▼https://opac.eiyo.ac.jp/detail?bbid=2000067841

  • 今回も面白かった。また次が出たら読みたい。

  • 人生相談シリーズ5作目だそうです。
    どんな相談にも上から目線ではなく、そっと寄り添ってくれる回答に鴻上さんの人柄が滲みでています。こんな人間になりたい。

  • 変わらず、人生相談ではこちらが1番。
    的確で寄り添っていて、精神論ではなく現実的な提案がある。

    今回、予後の悪い病気にかかられた方の相談が衝撃的で感度的だった。(それも表現が上手くないのですが)

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著者プロフィール

鴻上尚史(こうかみ しょうじ)
作家・演出家。愛媛県生まれ。早稲田大学法学部出身。
1981 年に劇団「第三舞台」を結成し、以降、数多くの作・演出を手がける。
これまで紀伊國屋演劇賞、岸田國士戯曲賞、読売文学賞など受賞。舞台公演の他には、エッセイスト、小説家、テレビ番組司会、ラジオ・パーソナリティ、映画監督など幅広く活動。また、俳優育成のためのワークショップや講義も精力的に行うほか、表現、演技、演出などに関する書籍を多数発表している。桐朋学園芸術短期大学名誉教授。 昭和音楽大学客員教授。四国学院大学客員教授。

「2025年 『サヨナラソング 帰ってきた鶴』 で使われていた紹介文から引用しています。」

鴻上尚史の作品

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