芸人人語 旧統一教会・ジャニーズ・「ピカソ芸」大ひんしゅく編

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  • 朝日新聞出版 (2024年5月20日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (336ページ) / ISBN・EAN: 9784022519788

作品紹介・あらすじ

安倍元首相銃撃事件、旧統一協会と政治の関係、ジャニーズと性加害問題、泥沼のロシア・ウクライナ戦争、ハマスとイスラエルの衝突……話題となった出来事から人間の未熟さ・弱さを見つめ、世の中の深層をさらにえぐった論考集。待望の第3弾!

みんなの感想まとめ

社会の複雑な問題に対し、芸人ならではの視点で真摯に向き合った論考集です。安倍元首相の銃撃事件や旧統一協会、ジャニーズの性加害問題など、時事ネタを通じて人間の未熟さや弱さを鋭く掘り下げています。著者は、...

感想・レビュー・書評

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  • まさに、日曜日の朝にやっている「サンデー・ジャポン」が本になったよう。政治や世の中のできごとに真摯に向かっているのだが、太田さん自身の自分の言葉に酔ってしまい、うだうだと何が言いたいのかが、だんだんぼけていく。
    でも自分の発言がバッシングされることが、注目度が高く舞台の、高座のセンターマイクを独占していると思い、それが満足につながっているような論調。

    でも、世の中の動き、論調を斜めから見ること、それ自体は芸人の性ですな。

  • 私は太田光さん結構好きで、内容次第で
    サンデージャポンを録って見ています。

    面白いし、「太田さんだからこんなこと言っても
    皆が受け入れてくれるんだなぁ」と思っていました。
    でも意外に、怒らせちゃったり叩かれたりするみたい。

    この本は「一冊の本」2022年9月号~2024年4月号まで
    だから旧統一教会、ジャニーズ、ウクライナ戦争、
    イスラエル、日大など。

    そんななか、二つの自死についてここに書きます。
    ひとりは「セクシー田中さん」作者芦原妃名子さん。
    私は「砂時計」聖地巡礼したほど好きだったけど
    この漫画は全く知らず。

    太田さんは「私は自ら命を絶った人の死の、
    その「理由」を短い言葉で「解説」することは
    乱暴な暴力だと思う。
    『なぜ死を選んだのか』を説明することは
    『なぜ生きるのか』を説明できないように難しい」
    と言ったうえで、
    「セクシー田中さん」「砂時計」も読んで
    「生きる理由」を教えられている、と言います。
    そしてその理由には、「これが正統」だと言い切れる
    正解の形は見えない、と。

    もう一人は岡真史さん。
    昨年7月お父さんが亡くなったと新聞で見ました。
    91歳で老衰。
    12歳で自死した岡真史さんの詩集を読んだことがあったので
    「お父さん、まだ生きていたんだ」と思いました。

    太田さんはそのお父さんとお母さんに会ったそうです
    10年ぐらい前。
    そのときのことがわりと楽しそうに描かれていました。
    そんなふうに「ふっきれる」「悟る」ときがくるものなのかな。

  • ナンダカナぁ…。の口癖の中にある違和感を全て言語化していて気持ちが良かった。
    「正義」というものに対しての多角的な視点からの意見を述べていて、この世の複雑に絡み合った問題を踏まえつつ、芸人としての茶化しを入れつつ、真面目に意見を述べてるいたなという印象。

    本人も自覚ありのようだったが、風呂敷のように広がりすぎるお話は、何を軸に話されていたのかを忘れてしまうような時もあり、言葉を選びながら書いているからこそ少し勿体ないなと感じたり。それでもあらゆることに興味関心があって、話が派生したり飛んでしまうことは、私自身もあるあるなのでそこまで強く非難はできない。

    思っていたよりも内情を把握した上で意見を述べてることが多く、考えさせられる内容ばかりだった。

    #2026 #5

  • 一日一章ずつ読み重ねて読了。
    ひとつの事象から、めちゃくちゃ深い思考にさまよったり大きく脱線したり、相変わらずの世界観とパワーだけど、ものすごく深いところまで読んで考えてるあたりは尊敬とこんな思考をしてみたいという羨望。
    こんなに言葉を連ねても勘違いされたり批判されたり。(まあ無邪気に批判する人はこんな小難しい本読んでないかも)
    大変だけどやめないんだろうこのめんどくさい生き方を。それもまたかっこいいのだけど。

  • やっぱり太田さんの文章や考え方、伝え方が好きだと再認識した。

  • こんなに丁寧に言葉を重ねても誤解はされるのね。

  • 初めて読んだ。
    なるほど。
    太田さんのトークと同じで、どっかいってしまって
    分からない部分もあったのだけど
    (性格上、乱されるの苦手なのでトークはあまり好まないのですが)
    トークより戻ったり何度も見られるので
    少しは思考を辿れたのだろうか。

    切り取りでもないご本人の文章なので
    軸がブレてないのもわかるし、主張も分かる。
    人それぞれ考えがあるので、100パー賛成ではもちろんないけど
    タイムリーに都知事選の最中、
    示唆を得られた部分も沢山あり
    自分は到達しない深い思考が栄養になった気がする。

    選挙、ガザ問題、ウクライナ問題、安倍首相の暗殺
    その時は大きなことだと思っていても
    喉元過ぎれば暑さを忘れるので
    今読めたことは良かった。

  • 有り F/オ/24 棚:28〜29

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著者プロフィール

一九六五年埼玉県生まれ。八八年に田中裕二と「爆笑問題」を結成。二〇一〇年初めての小説『マボロシの鳥』を上梓。そのほかの著書に『違和感』『芸人人語』『笑って人類!』などがある。

「2023年 『文明の子』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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