ロイヤルホストで夜まで語りたい

  • 朝日新聞出版
4.25
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本棚登録 : 2665
感想 : 30
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  • Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784022520234

作品紹介・あらすじ

【執筆者(50音順、敬称略)】青木さやか/朝井リョウ/朝比奈秋/稲田俊輔/上坂あゆ美/宇垣美里/織守きょうや/温又柔/古賀及子/高橋ユキ/似鳥鶏/能町みね子/平野紗季子/ブレイディみかこ/宮島未奈/村瀬秀信/柚木麻子

感想・レビュー・書評

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  • 皆さまのロイホ愛が凄すぎて、外食歴の浅い私でさえ行きたくなるほど…。
    誰もが熱く語る。
    作家さんが多いのは、やはり仕事で利用するからなのか…。
    ファミリーか会社員の昼食には、ファミレスへ行くことが多いというめちゃくちゃ浅いイメージしかなく、バイトが作っても同じ味で尚且つチンできるように大量に作られているんだとお馬鹿な考えをしていた自分に失礼しましたと言いたい。
    ロイホは違うんですね。
    食べてもないのにメニューの凄さを感じることができるなんて、それほどにロイヤルなわけなんですね。
    コスモドリアとパラダイストロピカルアイスティーは外せないというか、デザートの季節のブリュレパフェもじゃないですかー。
    いや、オニオングラタンスープは必要でしょとか…
    あぁ、きりがないわ。
    ああだこうだと迷うよりロイヤルホストへ行こう。



  • 私はエッセイをあまり読まないんだが、書店でロイヤルホストという文字に気づいて、購入してしまった。私は大学4年間、ロイヤルホストでアルバイトリーダーをしていた。職種は多岐に渡り、新人教育、シフト割り、レジ締めから他店へのヘルプまで。ロイヤルホストには自慢じゃないが一家言持っていると自負している。大学のゼミの面接でも、ロイホのことを喋りまくって受かったぐらいだ。
    「さてさてどんなこと書いているのかな〜」と読み出すと、やはり筆者すべてが私より年下だったが、納得したり、同意したり、それは違うよと意見したり…。私がバイトしていた時はみなさんが絶賛した「トロピカルアイスティー」も「食いしんぼうのシェフサラダ」もメニューにはなく、アンガスも期間限定のフェア品だった。変わらないのは帝国ホテルと同じだという「パンケーキ」と「オニオングラタンスープ」。
    年齢も職業も違う人々がこんなにロイホを愛し、思いでを持っていることに、単なる元一バイトのくせに嬉しくなった。久しぶりにロイホ行きたくなってきた!

  • ロイヤルホストで夜まで語りたい|web TRIPPER
    https://webtripper.jp/m/me2ef5330a653

    朝日新聞出版 最新刊行物:書籍:ロイヤルホストで夜まで語りたい
    https://publications.asahi.com/product/25175.html

    猫は「ロイヤルホストと朝まで語りたい」、、、

  • 思わず足を運びたくなる、ロイヤルホスト愛に満ち溢れたエッセイアンソロジー
    そこは特別な思い出と味を提供し続けてくれる素敵な場所。平野紗季子さんの書き出しにぐっと心を掴まれたなぁ...近々この本を片手にロイホに行ってきます

  • 日曜日のロイホでホットファジーサンデーを頬張りながら読み耽ったお気に入りの本。作家さんのロイホエピソードに心があたたまる一作。なんと言っても間のパラティーがたまらない。高橋さんの文章がよきスパイスになっていた(ᐡ т  ̫ т ᐡ)

  • 文人や芸能人にここまで愛されているのねロイヤルホスト。ロイホ好きの文人たちが語るロイホ、実に味わい深いアンソロジーでした。

  • 17名のロイヤルホスト愛溢れるエッセイを楽しめます。へぇーそうなんだー!と思わず言ってしまう、ロイホトリビアもたくさん。

    私自身も夫婦で食事をするときに選ぶのはいつもロイヤルホスト。子どものことを語り尽くす時もあれば、お互い違うことをして全く話さない時もある。どちらであってもロイホは居心地がいい。(今度BGMにも注目してみようと思う。)

    そういえば、一番下の子どもを妊娠した時、上の子たちに報告した場所もロイホだったな……と1話分私もエッセイが書けそう。

    あー、ロイホ行きたくなった

  • 感想
    夢を語った大学時代。お金はないからジュースで粘る。白い目で見られながら。そんな時間をもう一度。あの頃より少し豪華なメニューとともに。

  • 更新のたびに楽しく読んでいたロイヤルホストに関するWeb連載エッセイを1冊にして刊行したエッセイアンソロジー
    17名の執筆者とハリセンボンのお二人(Youtubeでロイヤルホストのモーニングを食べる動画を出していた)とロイヤルホストが好きな藤井隆の特別鼎談も収録されている豪華な1冊である
    何を隠そう私もロイヤルホストが大好きな人間である。徒歩で行ける範囲にあること、座席同士の空間が広いこと、BGMが落ち着いていて居心地がいいところ
    くつろぐもよし、本を読むのもよし、何かしら作業をするのにもよしなすばらしい店である
    執筆陣のそれぞれの思い出に愉快な気分になったりじーんとしたり、お気に入りのメニューにはわかる~となったり今はないメニューには食べてみたかったなあ~と思いを馳せていた
    何より執筆陣の皆さまは当然のことながら文章がうまい。読んでいたら絶対にロイヤルホストに行きたくなるので可能なことならロイヤルホストでこの本を読んだほうがいい。私のように

    こういう誰かの「好きだー!」「愛してるー!」と愛情と情熱がほとばしった文章はいい。それ自体が栄養みたいに読んでいるこちらも楽しくて元気が出てくる。やっぱり愛のない言葉なんて響かないのだと思う

    すべての執筆陣が最高の文章を寄せてくれたことは言うまでもないのだが、なかでも朝井リョウ氏の文章はすごかった。前半はめちゃめちゃに笑った。正しくは笑いを抑えるのに必死だった。本当におもしろかった。そこからの友人からと友人のご両親のエピソードで締めくくるのはあまりにも完成度が高い。あのスタートからこのエンドなのか…?とおののいた

    ドリアやオムライスといった親しみやすさと季節のブリュレパフェのようなちょっとした高級感があってまさにロイヤルホストのようなエッセイだった。いい文章を咀嚼した。書いてくれてありがとう、朝井リョウ…

    ああ、書いていたらまたロイヤルホストへ行きたい。行って何を食べようか悩みたい…
    ああ、ロイヤルホスト…

  • 小説というよりはエッセイ。小説家やタレントの皆さんがロイヤルホストでいつも頼むもの、どんなときに過ごすのか。

    「いつも頼むもの」という聞き方、面白いなーと思いました。ここに頻出だったメニューは頼んでみたくなる。

    成瀬シリーズの著者の方がいらっしゃったので彼女の文章が読みたくて買いましたが、プライベートの側面を垣間見得て面白かったです

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