パイプのけむり

著者 :
  • 朝日新聞社出版局
4.25
  • (2)
  • (1)
  • (1)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 6
感想 : 3
  • Amazon.co.jp ・本 (318ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784022548719

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 図書館で。
    半世紀以上前の東京オリンピックの事で今と同じような事を言っている人が居る(笑)オリンピックという魔法の言葉で何でも叶えちゃえって…成長無いな、日本。

    長生きすると煩わしい人や年上が居なくなって良いという言葉は確かに目から鱗だなぁ。なるほど、あやかりたい。でも朝から生にんにく齧るってのは…はた迷惑な話だな…と思いましたがこの本が半世紀以上前に書かれたとは思えない感じです。

  • 文章の美しい偏屈じいさん、と思って読んでいたら、四十代始めのころのものだった。
    いくつかあげると、
    音楽家らしい、海外演奏旅行時に歯痛になって歯医者に駆け込んだら、十八本も一気に抜かれて入れ歯になったが、それがために歯並びがよくなり、英語の発音がよくなった。
    信号が赤だの青だのと教えてくれるんだけど、その説明が細かすぎる。テレビジョンでは餅の食い方を教えている。日本人はそんなものも教えてもらわなければいけなくなった。
    なんでもかんでも略すのは美しくない。横文字にするな。
    市電が都電になり(東京市のころ?)、省鉄が国鉄になり。(文部省とか、そういう省の管轄で、省電だったらしい)言葉がすぐに変わってしまって、同じものの名前を何十年も言い表せなくて不便だとか。その前は院電だったらしい。
    おじいさんが大好きだったけど、團琢磨が暗殺されたときの思い出話と、「あぶってかも」という魚の思い出で、團琢磨を思い出したときの話がとても胸に迫る悲しみだった。
    女友達が焼いてくれた「あぶってかも」という魚をむしって食べながら、思い出してたまらなくて、涙をこぼして俯きながら、ずっと魚をむしり続けるんだよ……

  • 流石に画像が見つかりませんでした。<家にあるのは新装じゃない当時の文庫。これは小学校の頃、読めない漢字を親に聞き聞きしながら(たまに読んで貰いながら)楽しんだ思い出の本なので本棚に入れました。エッセイなんですが、中には色々な雑学が詰まっていて、時には教科書代わりにもなっていました。(笑)作者の團氏は先頃(数年前)中国にて亡くなられたんだそうです。全巻読んで見たいと思う今日この頃。

全3件中 1 - 3件を表示

團伊玖磨の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×